カードローンの利用を考えている人のなかには「審査に通るかどうか不安」「できるだけ審査に通りやすいところを選びたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。特に初めて利用する場合や、過去に審査に落ちた経験があると、「審査が甘いカードローンはないのか」と探している人もいるはずです。
結論からお伝えすると、どのカードローンにも必ず審査はあり、貸金業法や銀行法に基づいて融資がおこなわれるため、「審査が甘いカードローン」は存在しません。ただし、審査通過率が比較的高いカードローンや、電話による在籍確認を原則おこなっていないカードローンなど、審査に対するハードルが低く感じやすい商品もあります。
本記事では、「審査が甘い」と言われるカードローンの実態や注意点をはじめ、審査で見られるポイント、審査に落ちやすい人の特徴や、やってはいけないNG行動や通過率を高めるためのコツをわかりやすく解説します。審査に通らなかった場合に検討できる資金調達の方法もご紹介するので、お金を用意する必要があって困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
| アコム | できるだけ審査通過率を高めたい人 |
|---|---|
| レイク | 利息負担をできるだけ減らしたい人 |
| プロミス | 20歳未満(18・19歳)でお金を借りたい人 |
- 審査が甘いカードローンは存在せず、契約前には必ず各社基準で審査がおこなわれる
- 「誰でも借りられる」「審査がない」と謳っている場合は闇金の可能性が高い
- 審査に通りにくい人の特徴や通りやすくするコツを押さえることで、審査に通る可能性を高められる
- 審査が不安な人におすすめのカードローン3社
- アコム
- レイク
- プロミス
- 審査の甘いカードローンは存在しない
- カードローンの利用には必ず返済能力を確認する審査が必要
- カードローンの審査基準は公表されていない
- 「審査が甘い」と謳っている業者には近づかないこと!
- 闇金とは?
- 闇金からお金を借りるリスク
- 闇金とサラ金の違い
- カードローンの審査で見られる3つのポイント
- 属性情報
- 信用情報
- 借入状況
- カードローンの審査に通りやすくなるコツ
- 申込条件の詳細を確認する
- 必要以上に借入希望額を上げない
- 収入や生活を安定させる
- 最低でも6ヶ月は空けて審査に申込む
- カードローンの審査に通りにくい人の特徴
- 借入希望額が多すぎる
- 短期間に複数のカードローンの審査に申込んでいる
- 収入が安定していない
- 過去に支払い遅延を起こしたことがある
- これまでにクレジットカードやカードローンを利用したことがまったくない
- 審査に通りたいからといって虚偽の申告をするのはNG
- 虚偽申告がバレると今後その業者の審査には通らない可能性が高い
- バレずに借りられたとしても、将来バレる可能性がある
- 故意ではない申告間違いも虚偽申告と見なされる可能性大
- カードローンの審査に通らなかったときにお金を用意する方法
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- 質入れをする
- 不要な物をフリマサイトで売却する
- 単発バイトをする
- 公的融資制度を利用する
- 家族や知人に借りる
- 審査が甘いカードローンに関するよくある質問
- 学生や主婦(主夫)でも借りられるカードローンはある?
- カードローンの審査には在籍確認は必須?
- 審査前に借入れが可能かチェックすることはできる?
- まとめ:審査が甘いカードローンは存在しない!コツを押さえて通過率を高めよう
審査が不安な人におすすめのカードローン3社
審査に不安を感じている場合は、特徴を理解したうえでカードローンを選ぶことが重要です。もちろん、どのカードローンでも必ず審査があり、通過が保証されるわけではありませんが、条件や傾向を踏まえることで検討しやすくなります。
今回は、審査に不安がある人でも比較的検討しやすいカードローンを3つピックアップしました。
| アコム | できるだけ審査通過率を高めたい人 |
|---|---|
| レイク | 利息負担をできるだけ減らしたい人 |
| プロミス | 20歳未満(18・19歳)でお金を借りたい人 |
それぞれのカードローンについて、詳しく解説します。
アコム
| 借入スピード | 融資スピード | 最短20分(※1) | ◯ |
|---|---|---|---|
| Web完結 | 可能 | ◎ | |
| 口座開設 | 不要 | ◎ | |
| 金利と借入額 | 無利息期間 | 初回契約翌日から30日 | ○ |
| 上限金利 | 年17.9% | △ | |
| 借入上限額 | 800万円 | ◯ | |
| バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出(※2) | ◎ |
| 郵送物 | 原則なし | ◎ |
(※1)申込状況によっては長引く可能性あり
(※2)原則、電話での確認はせずに書面や申告内容での確認を実施
アコムは、利用者数195万人を超える消費者金融系カードローンです(※1)。利用者のうち29歳以下の割合は56.1%となっており、若年層の利用が多いのも特徴の一つとなっています(※2)。三菱UFJフィナンシャル・グループのアコム株式会社が提供しており、知名度の高さも安心感につながっているといえるでしょう。
2025年4月~9月の審査通過率(成約率)は39.3%と公表されており、数あるカードローンのなかでも比較的高い水準となっています(※3)。初めてカードローンを利用する人や、審査に不安を感じている人でも検討しやすい商品です。
在籍確認は原則として書類によっておこなわれているので、勤務先への電話連絡に不安を感じている人にも向いているでしょう。アコムに申込んだ人のうち99.5%は、電話以外の方法で在籍確認が完了しているとされています(※4)。
アコムの口コミやメリットは、以下のページで詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
(※1)カードローン会員は何万人いるのか教えてください。|アコム
(※2)審査に通るか不安です・・・|アコム
(※3)DATABOOK Monthly Report|アコム株式会社
(※4)在籍確認とは?消費者金融の在籍確認は勤務先に電話がかかってくる?知っておきたいポイントを解説!|お金の学び場「LOAN myac」
レイク
| 借入スピード | 融資スピード | 最短15分 | ◯ |
|---|---|---|---|
| Web完結 | 可能 | ◎ | |
| 口座開設 | 不要 | ◎ | |
| 金利と借入額 | 無利息期間 | 365日間 | ◎ |
| 上限金利 | 年18.0% | △ | |
| 借入上限額 | 500万円 | △ | |
| バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
| 郵送物 | 原則なし | ◎ |
SBI新生銀行グループのレイクは、審査が最短15秒、融資が最短15分と、スピーディーさが魅力のカードローンです。すぐにお金が必要なときの強い味方となってくれるでしょう。
初回利用で無利息期間を設定しているカードローンは多くありますが、レイクはそのなかでも365日間と、長い無利息期間が設定されているのが大きな特徴です。契約額が大きく、返済に時間がかかる場合でも、利息負担を軽減して利用できます。ただし、365日間の無利息期間の適用には、一定の条件を満たす必要があります。
Web完結を選べば原則郵送物はなく、在籍確認も原則書類審査なので、周囲の人にバレずに利用したい人にも適した商品です。
以下のページでは、レイクの審査難易度やメリットについてわかりやすく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
プロミス
| 借入スピード | 融資スピード | 最短3分 | ◎ |
|---|---|---|---|
| Web完結 | 可能 | ◎ | |
| 口座開設 | 不要 | ◎ | |
| 金利と借入額 | 無利息期間 | 最大30日間(※) | ◯ |
| 上限金利 | 年18.0% | △ | |
| 借入上限額 | 800万円 | △ | |
| バレにくさ | 在籍確認方法 | 書類提出 | ◎ |
| 郵送物 | 原則なし | ◎ |
(※)メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
18・19歳でカードローンを利用したいなら、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社のプロミスを検討するとよいでしょう。
多くのカードローンは申込条件が20歳以上となっていますが、プロミスは18歳以上(高校生を除く)となっています。ただし、利用の際には収入証明書類の提出が必要です。
審査が最短3分、借入れも最短3分なので、急ぎでお金が必要な人にも選択肢の一つとなるでしょう。Web完結に対応しており、在籍確認も原則として書類でおこなわれるため、周囲に知られずに利用したい人にも向いています。
また、プロミスアプリを利用すればVポイントを貯めることができ、たまったポイントを返済に充てることも可能です。
プロミスの口コミや審査に通りやすい人の特徴は、以下のページでご紹介しています。ぜひ併せて参考にしてみてください。
審査の甘いカードローンは存在しない
結論からいえば、「審査が甘いカードローン」は存在しません。どのカードローンでも、必ず一定の審査がおこなわれています。
まずは、審査が甘いカードローンが存在しない背景を見ていきましょう。
カードローンの利用には必ず返済能力を確認する審査が必要
消費者金融系カードローンは、貸金業法という法律に基づいて融資をおこなっています。貸金業法第13条では、申込者の収入や信用情報、現在の借入状況などを確認し、返済能力があるかどうかを審査することが義務付けられています(※)。
これは、利用者が返済できなくなるリスクを抑え、過度な借入れによって自己破産してしまう事態を防ぐためのものです。そのため、誰でも無条件で審査に通るような、「甘い審査基準」を設けている金融機関はありません。
なお、銀行カードローンは貸金業法ではなく銀行法に基づいて融資がおこなわれますが、こちらも返済能力を確認するルールが定められています。適用される法律は異なるものの、利用者の返済状況や信用力を確認したうえで融資がおこなわれることは共通しており、誰でも簡単に借りられるわけではありません。
カードローンの審査基準は公表されていない
カードローンの審査基準は、各金融機関が独自に定めています。カードローンは大きく消費者金融系と銀行系に分けられますが、いずれの場合も、具体的な評価項目や判断基準の詳細は公表されていません。
一般的に「消費者金融系のほうが審査に通りやすい」と言われることもありますが、審査基準が非公開である以上、必ずしも一概にそうとは言い切れません。また、申込者の年収だけでなく、借入状況や信用情報などの条件によって結果は大きく異なるので、同じ年収の人が同じ金融機関に申込んでも、人によって審査結果は変わります。
審査基準が非公表なので、基準をもとにして「自分が通りやすいカードローン」を選ぶことはできません。ただし、審査で見られやすいポイントを把握し、必要書類の準備や申告内容を整えておくことで、審査に通る可能性を高めることは可能です。
「審査が甘い」と謳っている業者には近づかないこと!
「審査が甘い」「誰でも借りられる」「審査なし」「収入がなくてもOK」といった表現を前面に出している業者には注意が必要です。貸金業法第16条では、利用者に誤解を与えるような表示や、事実と異なる表現を用いた勧誘を禁止しています(※)。正規の金融機関であれば、こうした表現を使って勧誘することはありません。
そのため、こうしたキャッチコピーで融資をおこなっている業者は、貸金業法を守っていない、いわゆる「闇金」の可能性が高いです。安易に利用すると、後々大きなトラブルにつながる恐れがあるので、注意が必要です。
闇金とは?
闇金とは、貸金業の登録をおこなわずに融資をしたり、法律で定められた上限を超える金利を請求したりする違法な業者のことです。
本来、貸金業を営むには、財務局長や都道府県知事の登録を受ける必要があります。闇金の場合、この登録を受けておらず、法律に基づいた運営をおこなっていません。正規の業者かどうかは、金融庁のホームページで確認が可能です。
出資法では上限金利が年20%までと定められており、これを超える金利で貸付けをおこなっている場合は、闇金の可能性が高いと考えられます(※)。闇金は貸金業法を守っていないので、審査をまったくおこなわずにお金を貸したり、「審査が甘い」「誰でも借りられる」といった言葉で利用者を誘ったりするケースが少なくありません。
(※)出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律|e-GOV 法令検索
闇金からお金を借りるリスク
闇金に手を出してしまうと、さまざまなリスクにさらされることになります。
闇金からお金を借りて返済が滞ると、脅迫的な言動や執拗な取り立て、嫌がらせを受ける可能性が高いです。闇金の利息は、10日で1割(いわゆるトイチ)や、10日で5割(トゴ)など、法外に設定されています。トイチは年利が365%、トゴになると1,825%にもなり、短期間で返済額が膨れ上がるため、返済できなくなるケースがあとを絶ちません。
返済が滞ると、被害は本人だけにとどまらず、家族や勤務先にまで連絡がおよぶなど、日常生活に深刻な影響を与えることもあります。
また、たとえきちんと返済できたとしても、個人情報を悪用されたり、別の違法行為に巻き込まれたりする可能性も高いです。一度情報を渡してしまうと、その後も長期的に被害が続いてしまうかもしれません。
「簡単に借りられるから」と安易な気持ちで闇金に一度でも手を出してしまうと、簡単には抜け出せなくなるので、非常に危険です。
闇金とサラ金の違い
サラ金とは「サラリーマン金融」の略称で、いわゆる消費者金融のことを指します。かつてはサラ金という呼び方にマイナスなイメージを持つ人も多くいましたが、現在の消費者金融は法律に基づいて適切に運営されている正規の金融機関です。
消費者金融には、金利や取り立て方法についても厳しいルールが設けられています。違法な高金利を請求したり、強引な取り立てをおこなったりすることは認められていません。
名前の響きは似ていますが、正規の金融機関であるサラ金と闇金は、仕組みも安全性もまったく別物です。
カードローンの審査で見られる3つのポイント
前述のとおり、カードローンの審査基準の詳細は公表されていませんが、一般的には大きく分けて3つのポイントが見られているとされています。これらは、多くの金融機関に共通して重視されやすい要素で、審査結果を左右する重要な判断材料です。
どのようなポイントが重視されているのかを理解しておくことで、事前に対策を立てやすくなります。ここからは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
属性情報
属性情報とは、申込者本人の収入や雇用形態、勤務先、勤続年数、住まいの状況、家族構成などの情報のことです。申込時には申込者本人がこれらの情報を入力する必要があり、金融機関はそれをもとに「十分に返済能力があるか」どうかを判断します。
審査では、年収の多さだけが重視されるわけではありません。借入希望額が年収に対して無理のない水準かどうか、継続的な収入があるかといった「安定性」も重要なポイントです。勤務先や勤続年数なども、収入の継続性を判断する材料として見られます。
そのため、収入がそれほど高くなくても、継続して安定した収入があれば、審査に通る可能性は十分にあります。
信用情報
信用情報とは、信用情報機関が管理している申込者の金融取引の履歴情報のことです。
信用情報機関は、過去の借入れやクレジットカードの利用状況、支払いの遅延や延滞の有無、債務整理や自己破産の履歴などの情報を保有しています。これらは個人の「お金に関する信用度」を示す重要なデータです。
金融機関は信用情報を照会し、申込者に返済能力があるかどうかを判断する材料の一つとします。これまで遅延を起こしたことがない人や、借入れの件数・金額が少ない人は、有利に働くケースが多いです。
一方、過去に長期の延滞があったり、借入件数や残高が多かったりする人は、審査に影響する可能性が高くなります。信用情報は一定期間記録されるので、日頃から支払い管理を徹底することが大切です。
借入状況
借入状況とは、他社からの借入情報のことです。
貸金業法では「総量規制」というルールが定められています。これは、原則として年収の3分の1を超える貸付けを禁止するものです(※)。消費者金融系カードローンはこの規制の対象となります。
例えば、年収300万円の場合、借入れできる合計額は100万円です。他社からすでに50万円を借りている場合、新たにカードローンを契約しても、そのカードローンでは50万円しか借りられません。借入希望額が総量規制を超えていると、その時点で審査に通らない可能性が高くなります。
こうした借入情報は、信用情報機関から得た情報をもとに判断され、審査に反映される要素の一つとなります。
カードローンの審査に通りやすくなるコツ
カードローンの審査は、申込み方の工夫やちょっとした準備で結果が変わることがあります。
ここからは、審査通過率を高めるための4つのコツを見ていきましょう。
申込条件の詳細を確認する
カードローンの申込条件は、金融機関ごとに細かく定められています。条件を満たしていない場合、書類に不備がなく、年収に問題がなかったとしても、そもそも審査の対象にならないため、審査に通ることはありません。
一般的には、「満20歳以上~満69歳以下」、「安定した収入がある」、「日本国内に居住している」といった条件が設定されているケースが多いです。
もちろん金融機関によって条件は異なるので、申込む前に公式サイトなどで条件をしっかり確認し、すべて満たしていることを確認したうえで申込みをおこないましょう。事前確認を徹底することが、無駄な審査落ちを防ぐポイントです。
必要以上に借入希望額を上げない
借入希望額を高く設定しすぎると、それだけで審査のハードルが上がってしまいます。特に、年収に対して総量規制ギリギリの金額を希望すると、返済能力に不安があると判断されてしまう可能性が高いです。
審査に通る可能性を少しでも高めるために、借入希望額は本当に必要な金額で設定するようにしましょう。必要があれば、あとから借入限度額を引き上げられるケースもあるので、最初から高額にしないことが大切です。
収入や生活を安定させる
審査では継続して返済できるかどうかが重要視されるので、収入の「多さ」よりも「安定性」が見られている傾向にあります。
そのため、毎月一定の収入があれば、金額がそれほど高くなくても、審査に通る可能性があります。アルバイトやパートの場合でも、長期的に同じ職場で働いていたり、毎月安定した収入があったりすれば、審査に通りやすくなるでしょう。
また、勤続年数も審査で見られているポイントの一つです。現在の職場での勤続期間はもちろん、過去に在籍していた企業での勤続年数が長ければ、評価につながることもあります。入社したばかりの場合は、可能であれば6ヶ月以上、少なくとも3ヶ月以上経ってから申込むことをおすすめします。
なお、引っ越しを頻繁にしている場合、生活の安定性が低いと見なされてしまう可能性があります。その場合は、補足欄に事情を記載するなどして、生活が安定していることをアピールする工夫をするとよいでしょう。
最低でも6ヶ月は空けて審査に申込む
カードローンやクレジットカードへの申込履歴は、信用情報として6ヶ月間記録されます。短期間に何度も申込むと、金融機関から「資金繰りに困っているのではないか」と判断され、審査で不利になる可能性が高くなります。
直近でカードローンやクレジットカードの審査に落ちた場合は、次の申込みまで最低でも6ヶ月は間隔を空けたほうが無難です。その間に収入や借入状況を見直すことで、状況が改善されるケースもあります。
なお、過去に返済の遅延などがある場合、その情報は通常契約終了から5年間残ることにも注意が必要です。
カードローンの審査に通りにくい人の特徴
カードローンの審査に落ちてしまう理由は人それぞれですが、実際には多くのケースでいくつか共通した傾向が見られます。これらの特徴に当てはまっていると、返済能力に不安があると判断されやすいです。
ここからは、申込み前にぜひ確認しておきたい、審査に通りにくい人の代表的な特徴を見ていきましょう。
借入希望額が多すぎる
先に挙げたように、消費者金融系カードローンは総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超える金額は原則として借りることができません。
すでにほかの消費者金融系カードローンを利用している場合は、そのカードローンの借入可能額と、今回新規で申込むカードローンの借入希望額が、年収の3分の1以内になるようにしましょう。
また、総量規制の範囲内で希望額を出している場合でも、年収や収支状況に対して借入希望額が高すぎると、返済能力に不安があると判断される恐れがあります。
審査に通りやすくするには、本当に必要な金額を借入希望額に設定することが重要です。
短期間に複数のカードローンの審査に申込んでいる
カードローンの審査で照会される信用情報には、実際の借入状況だけでなく、過去の申込履歴も記録されます。
そのため、短期間のうちに複数のカードローンやクレジットカードへ立て続けに申込んでいると、「資金繰りに困っているのではないか」と受け取られてしまう可能性が高いです。実際はそうではないとしても、返済能力が疑われやすいので、審査に落ちやすくなってしまいます。
一つのカードローンの審査に落ちると、焦ってすぐに次を申込んでしまいがちです。しかし、そうすることでどんどん審査に通りにくくなる悪循環に陥りやすいので、注意してください。
収入が安定していない
すでに解説したとおり、カードローンの審査では、年収の金額そのものより、収入が安定しているかが重視される傾向にあります。日雇いのアルバイトで生計を立てている場合や、月ごとの収入の変動が大きい場合は、収入が不安定と判断されやすいです。
例えば、個人事業主の場合、会社員のように毎月一定の収入があるわけではありません。そのため、いくら高収入だとしても、安定性が低いと見なされやすく、審査が慎重になることがあります。
ただし、正社員以外の雇用形態だとしても、カードローンの審査に通らないわけではありません。このような場合は、申込時に収入の安定性や継続性が確認できる資料を添付することで、プラスの評価になる可能性もあります。
過去に支払い遅延を起こしたことがある
過去にカードローンの返済やクレジットカードの支払いを延滞するなど、支払い遅延を起こしたことがある人は、カードローンの審査に通りにくい傾向があります。
特に61日以上、または3ヶ月以上にわたる長期の延滞を起こしている場合、金融事故の一つとして記録が残ってしまいます。この記録が信用情報に残っている数年間は、カードローンの審査に通るのは難しいでしょう。
また、短期の遅延であっても記録に残ることには変わりがありません。返済日をうっかり忘れただけでも審査には影響する恐れがあるため、注意が必要です。
遅延の対象は、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠に限りません。クレジットカードのショッピング利用や携帯電話の分割払い、奨学金の返済なども、支払いが遅れると信用情報に反映されます。
これまでにクレジットカードやカードローンを利用したことがまったくない
今までクレジットカードやカードローンを一切利用したことがなく、信用情報にまったく記録がない場合、「スーパーホワイト」と呼ばれます。
一見すると問題がないように思えますが、信用情報がまったく存在しないと、金融機関は過去の返済実績を確認できません。「返済能力がどの程度あるのか」の判断がしづらくなるので、審査がより慎重になることがあります。
また、状況によっては、「過去に支払い遅延を起こした結果、長期間利用していないのではないか」「債務整理をおこない、情報が消えたのではないか」といった見方をされるケースもあります。一概にはいえませんが、30代以降で信用情報が一切ない場合は、このようなケースを警戒される可能性もあるでしょう。
審査に通りたいからといって虚偽の申告をするのはNG
カードローンの審査に申込む際、「何とか通りたい」と思うのは自然なことです。そのため、年収や勤務状況などを実際より良く見せようと考えてしまう人もいるかもしれません。
年収や勤務先といった属性情報は自己申告となるため、形式上は虚偽の申告もできてしまいます。しかし、虚偽の内容を申告した場合、嘘がバレてしまう可能性はかなり高いです。
例えば、実際とは異なる年収を入力して申込んだ場合、収入証明書を確認すれば本当かどうかはすぐにわかります。また、金融機関は、過去の利用データや統計的な傾向をもとに審査をおこなっています。申込者が入力した情報が、一般的な水準や統計とかけ離れている場合、不自然な内容として自動的にチェックされ、慎重な調査がおこなわれるケースが多いです。
他社からの借入金額についても自己申告が必要ですが、この情報は信用情報機関への照会によって正確な内容を把握できます。申告内容と信用情報に差があれば、虚偽申告と判断されやすいです。
たとえ一部の情報であっても、嘘が判明すると、その時点で審査に通らなくなる可能性が高くなります。審査を受ける際は、正確な情報を申告することが大切です。
虚偽申告がバレると今後その業者の審査には通らない可能性が高い
審査の段階で虚偽申告が発覚した場合、高確率でその審査はおこなわれないので、カードローンは利用できません。それだけでなく、虚偽申告をした事実がカードローン会社、あるいは同じグループ内の会社のデータとして残ることもあります。そのため、将来同じ会社やグループ会社の審査に申込んだとしても、通りにくくなるケースが多いでしょう。
なお、虚偽申告をした事実そのものが信用情報に記録されるわけではありませんが、審査に落ちたという結果は履歴として残ります。そのため、一定期間はほかのカードローンだけでなく、クレジットカードやその他のローンの審査にも通りにくくなる可能性が高くなってしまいます。
バレずに借りられたとしても、将来バレる可能性がある
仮に申込時点では虚偽申告が見抜かれず、借入れができたとしても、契約途中で嘘がバレてしまうケースは珍しくありません。
万が一、契約後に虚偽申告があとから発覚すると、契約が無効となり、借入れている金額を一括で返済するよう求められる可能性もあります。この場合、分割返済は認められないので、突然大きな負担を背負うことになってしまうでしょう。
また、契約が強制的に解約となるので、その情報が信用情報に「金融事故」として記録される恐れがあります。悪質だと判断された場合は、詐欺罪や有印私文書偽造罪で刑事罰を科されるリスクもあります。
故意ではない申告間違いも虚偽申告と見なされる可能性大
申込みの際に、うっかり入力内容を間違えてしまったとしても、金融機関側から見れば、それが故意かどうかは判断できません。そのため、故意ではないミスも、虚偽申告と見なされてしまう可能性が高いです。
申込みをする際は、情報を慎重に入力し、送信前に内容をしっかり確認しましょう。年収や勤務先は、収入証明書や会社の公式サイトに掲載されている情報などと照らし合わせながら入力すると、ミスを防ぎやすくなります。
また、他社からの借入状況を正確に把握できていない場合は、事前に信用情報を照会して確認しておくのも一つの方法です。
カードローンの審査に通らなかったときにお金を用意する方法
カードローンの審査に通らなかったとしても、すぐに資金調達の手段がなくなるわけではありません。状況によっては、カードローン以外の方法でお金を用意できる可能性もあります。
ここからは、万が一カードローンが利用できなかった場合に検討できる、代表的な代替方法を見ていきましょう。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードを持っていて、すでにキャッシング枠が付いている場合は、新たな審査を受けることなく、すぐに借入れができます。カードローンの審査に通らなかった場合でも、比較的早期に現金を用意できる手段の一つです。ATMや振込みで現金を用意できるため、急ぎの場合は利用を検討するとよいでしょう。
ただし、利用できるのは、あらかじめ決められた利用限度額の範囲内となります。また、クレジットカードのキャッシングも借入れである以上、利息が発生し、返済が必要になるのはカードローンと同じです。無理のない返済計画を立てたうえで利用するようにしてください。
なお、クレジットカードにキャッシング枠が設定されていない場合は、あらためて審査を受ける必要があります。審査に通れば利用できますが、落ちてしまうとキャッシング枠は付与されないので、注意が必要です。
質入れをする
質屋を利用すれば、物品を預ける代わりにお金を借りることができます。審査は不要で、信用情報にも影響しないため、カードローンが利用できなかった場合の選択肢の一つとなるでしょう。
一般的にブランド品や腕時計、パソコン、カメラのレンズなど、一定の価値があるものが質入れの対象になります。
ただし、期日までに元金と利息を返済できない場合、預けた物は「質流れ」となってしまいます。返済義務自体はなくなりますが、品物が手元に戻らなくなってしまうので注意が必要です。
質入れする品が思い入れのあるものの場合は、本当に期日までに返済できるのか、慎重に判断したうえで利用するようにしましょう。
不要な物をフリマサイトで売却する
自宅にある不要な物を売却してお金を確保することも、資金を用意する方法の一つです。不要品売却は、借入れではないので、利息や返済を心配する必要がありません。
不要品のなかでも、ブランド品や腕時計などは比較的高値で売れやすい傾向にあります。フリマサイトなら、自分で販売価格を設定できるので、相場を見ながら希望に近い金額で売却できることもメリットです。不要な物を処分して、家をスッキリさせながら、お金を用意できるので、一石二鳥といえるでしょう。
ただし、出品してもすぐに売れるとは限りません。購入希望者が現れるまで時間がかかることもあるため、急ぎで現金が必要な場合には注意が必要です。
早く売却するには、リサイクルショップで売却する方法もあります。ただし、ブランド品や貴金属など以外は、高値で買い取ってもらえない可能性が高いです。
単発バイトをする
近年は、1日単位や数時間単位で働ける単発バイトも増えており、空いた時間を活用して収入を得やすくなっています。単発バイトであれば、働いた分だけ確実に収入が得られるので、借入れ以外の方法でお金を用意したい場合の有効な選択肢の一つになるでしょう。
ただし、会社員の場合は副業が禁止されているケースもあるため、事前に就業規則を確認しておくことが大切です。また、副業による収入が年間20万円を超えると確定申告が必要になります(※)。思わぬトラブルを避けるためにも、ルールや手続きを把握したうえで取り組むようにしましょう。
(※)No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁
公的融資制度を利用する
公的な融資制度として、「総合支援資金」や「緊急小口資金」などが用意されています。一定の要件を満たす必要はありますが、条件に当てはまれば少ない負担でお金を借りられる可能性があるため、検討してみるとよいでしょう。利用を希望する場合は、まず自治体の窓口で相談してみてください。
ただし、制度ごとに利用目的や上限額が決められており、申込みから実際にお金を受け取るまでに時間がかかるケースが多い傾向にあります。急ぎで資金が必要な場合は間に合わないこともあるので、早めに相談・手続きを進めることが大切です。
家族や知人に借りる
家族や知人など、身近な人からお金を借りる場合は、審査がなく、利息も発生しません。個人間のやり取りになるため、返済期間なども融通してもらえる可能性があります。どうしてもお金が必要な場合は、信頼できる身近な人に相談できないか検討してみるのも一つの方法です。
ただし、お金の貸し借りは人間関係のトラブルに発展しやすく、最悪の場合は、縁が切れてしまうこともあります。また、お金を借りようとしていることが周囲に知られるだけで、不信感を持たれてしまう恐れもあるでしょう。お願いするかどうかは、慎重に検討する必要があります。
お金を貸してもらえる場合、借用書を用意し、返済計画をしっかり伝えたうえで、その約束を必ず守ることが大切です。
審査が甘いカードローンに関するよくある質問
「審査が不安」「自分の条件でも借りられるのかわからない」と感じている人は多いでしょう。最後に、審査に関してよくある質問をご紹介します。
学生や主婦(主夫)でも借りられるカードローンはある?
年齢条件を満たしており、アルバイトやパートなどで安定した収入がある場合、学生や主婦(主夫)でもカードローンを利用できる可能性があります。まずは、各社の申込条件を確認してみましょう。
年齢に関する申込条件は、20歳以上としているケースが多いです。ただし、プロミスは18歳以上(高校生を除く)から利用できるのが特徴で、若年層でも検討しやすいカードローンといえます。
また、一部のカードローンでは、配偶者に安定した収入があり、かつ配偶者の同意が得られれば、専業主婦(主夫)でも申込みできる場合があります。ただし、利用できるかどうかは金融機関ごとの条件や審査結果によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。この場合、必ず配偶者の同意が必須となるため、配偶者に知られずに借りることは不可能です。
カードローンの審査には在籍確認は必須?
在籍確認は、申告した勤務先で実際に働いているかどうかを確認するための手続きです。申込内容の真偽を確かめる目的でおこなわれるため、原則として在籍確認そのものを一切おこなわない金融機関はありません。
ただし、すべてのケースで勤務先に電話がかかってくるわけではなく、書類の提出のみで在籍確認が完了するカードローンも多くあります。例えば、アコムの場合、カードローンに申込んだ人のうち99.5%は、電話以外の方法で在籍確認が実施されています。
また、電話確認が必要な場合でも、事前に申込者の同意を得たり、カードローンの会社名を名乗らないようにしたりするなど、配慮して対応してくれるケースも少なくありません。時間帯や電話をかける担当者の性別などについて、要望を聞いてもらえることもあります。
電話連絡に不安がある場合は、事前に在籍確認の方法を確認しておくと安心です。
審査前に借入れが可能かチェックすることはできる?
金融機関のなかには、「借入診断」や「簡易診断」といったサービスを提供しているところもあります。これを利用して、年収や他社借入状況などを入力すれば、正式な申込みをおこなう前に、借入れできる可能性があるかを簡単に確認することが可能です。入力にかかる時間も短いので、気軽に試すことができるでしょう。
ただし、こういった診断は、あくまで簡易的なものです。「借りられる可能性がある」と表示された場合でも、必ず審査に通るとは限りません。あくまで申込み前に可能性を確認するための参考情報として、活用するとよいでしょう。
まとめ:審査が甘いカードローンは存在しない!コツを押さえて通過率を高めよう
カードローンの利用を検討する際、「できるだけ審査が甘いところを選びたい」と考える人は少なくありません。しかし解説してきたとおり、貸金業法や銀行法に基づき、すべてのカードローンで返済能力を確認する審査が必ずおこなわれます。審査基準は金融機関ごとに異なるものの、無条件で通るような「審査が甘いカードローン」は存在しません。もし無条件で借りられると言われた場合は、闇金の可能性が高いので注意してください。
審査通過の可能性を高めるには、まず自分が申込条件を満たしているかを確認し、本当に必要な金額だけを借入希望額として設定することが重要です。審査に通りたいからといって、虚偽の申告をすると、高確率で発覚する上、さまざまなリスクを背負うことになります。必ず正確な情報を申告してください。
今回紹介したアコム・レイク・プロミスは、審査に不安がある人でも比較的検討しやすいカードローンです。それぞれの特徴を理解したうえで比較し、しっかり準備を整え、自分の条件に合ったカードローンを選びましょう。


