「総量規制」という言葉を知っていますか? 総量規制とは、貸金業法によって定められている規制で、貸金業者の貸付金額を制限しています。
レイクを検討中のあなたは、「レイクは総量規制の対象?それとも対象外?」という疑問を抱いているのではないでしょうか。
本記事では、「総量規制とは?」、「レイクは総量規制の対象か?」、「増額審査にも総量規制が関係する?」など、レイクの総量規制に関するあらゆる疑問にお答えします。
- 「総量規制」は原則として個人の年収の3分の1を超える貸付をおこなってはいけないというルール
- レイクのカードローンは増額審査も含めて総量規制の対象だが、おまとめローンは対象外
- 専業主婦や学生でも総量規制の制約がある
レイクで借入れる前に知りたい!「総量規制」とは
レイクは、総量規制の対象となります。2018年4月に新生銀行の新生銀行カードローンレイクから生まれ変わり、それ以前は総量規制の対象外でしたが、レイクになり、総量規制の対象になりました。
カードローンをあまり利用したことがない方には聞きなれない「総量規制」という言葉。これは、貸金業者が個人にお金の貸し出しをする際に、原則として個人の年収に対し3分の1以上の貸付をしてはいけないという、貸金業法で定められた制度のことです。
こちらでは、「なぜこのような制度ができたのか?」「総量規制の対象となる業者や商品は?」などについて詳しく解説をしていきます。
「総量規制」は借入限度額の審査と深い関係を持つ
貸金業法では、貸金業者は原則として個人の年収の3分の1を超える貸付をおこなってはいけないと定められています。たとえば、あなたの年収が300万だったとすると、貸金業者から100万円以上の借入をすることができないということです。
ここでいう年収とは、以下のことを指します。
- 給与収入
- 年金
- 不動産収入
- 事業所得
宝くじやギャンブルで一時的に手に入った収入は年収には含まれません。
また、保険金の受取りや、退職金、投資による収入などについても年収には該当しないためご注意ください。
年収については、申込みの際に自己申告で入力する形となりますが、必要に応じて収入証明書を提出することもあります。
総量規制は何のためにある?
それでは、なぜ総量規制が制定されたのでしょうか? 総量規制が制定された背景について解説していきます。
まず、総量規制は過剰な貸付から消費者を守るために貸金業者を規制する制度として定められました。
この制度が作られる前は、貸金業者の過剰な貸付が問題視されていて、多重債務者の自己破産やトラブルが相次いだそうです。
この事態を改善するため平成18年に貸金業法が改正され、貸付可能額に規制がかかるようになりました。つまり、総量規制はお金を借りる人の味方だということです。安心して貸金業者からお金を借りるための制度なのです。
総量規制の対象になる業者は?
総量規制には、対象となる業者とならない業者があります。
総量規制の対象となる業者は、消費者金融やクレジットカード会社など、貸金業法のもとで貸付をおこなう貸金業者となります。
貸金業者の例としては、消費者金融のアコムやプロミス、アイフルなどが有名です。
また、セゾンカードやオリコカードなどのクレジットカード会社も貸金業者となるため、総量規制の対象となります。
貸金業者かどうかを見分けるためには、各金融機関のホームページで貸金業者の登録番号が明記されているかを確認すれば分かります。
貸金業者は、ホームページに登録番号を記載する義務があるからです。
総量規制の対象外の業者は?
銀行でもカードローン商品を扱っていますが、銀行は貸金業者に該当しません。よって、銀行カードローンは総量規制の対象外となります。
例としては、銀行のカードローンや信用金庫、信用組合、農協などからの借入は、総量規制の対象外です。
また、上記でクレジットカード会社での借入は総量規制の対象とお話ししましたが、クレジットカードのショッピング枠の利用は対象外となります。
そして、貸金業者であっても自動車ローンや住宅ローンは総量規制の対象外となるのでご留意ください。
ただし、総量規制の対象外だからと言っていくらでも借入が出来るかというと、そういうわけではありません。
借入には審査が必要で、限度額は個人の返済能力によって査定されます。その結果、借入をすることができないこともあります。
総量規制には他社での借入も含まれる
複数の貸金業者から借入をしている場合は、すべての借入額の合計が年収の3分の1を超えているか否かで判断されます。
総量規制によって100万円までしか借入ができないと仮定した際、ひとつの貸金業者で50万円の借入をしている場合は、ほかの貸金業者で借入ができる限度額は50万円までとなります。
個人の借入額の総額は、信用情報機関で確認することができ、貸金業者はカードローンの審査をおこなう際、信用情報機関の情報をかならずチェックします。そのため、他社での借入額をごまかすことはできません。
レイクのカードローンは総量規制の対象になる!
さて、レイクを検討中の方が気になるのは、「結局、レイクは総量規制の対象になるの?」という点ですよね。
結論から申し上げると、レイクは貸金業者であり、総量規制の対象となります。
しかし、「レイクは総量規制の対象外」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのようなイメージは、実はレイクの前身である新生銀行カードローンレイクと関係があるのです。
レイクと新生銀行カードローンレイクの違い
レイクは新生フィナンシャル株式会社が展開するカードローン商品で、2018年4月に新生銀行の新生銀行カードローンレイクから生まれ変わりました。消費者金融のカードローンになったレイクですが、大きく変わった点は、総量規制の対象となったというところです。
貸金業者は、貸金業法で定められた総量規制に従う必要があります。そのため、新生銀行カードローンレイクは総量規制の対象外でしたが、消費者金融であるレイクは総量規制の対象となります。
新生銀行カードローンレイクが総量規制の対象外だったからといって、「レイクも総量規制の対象外?」と勘違いしないように気をつけましょう。
(※)2019年11月28日以降、新生銀行カードローン レイクは新生銀行カードローン エルへ、2023年1月4日以降、新生銀行カードローン エルはSBI新生銀行カードローン エルにサービス名称を変更しております(2023年3月時点)。
レイクの審査はかならず総量規制の影響を受ける
レイクは総量規制の対象となるため、審査でかならず総量規制の影響を受けます。
もしあなたの年収が300万円で、他社の貸金業者から100万円の借入をしている際は、総量規制により年収の3分の1以上の貸付ができないため、レイクで借入をすることはできません。
そのため、レイクの審査を受けたい方は、借入限度額と既存の借入額の合計が年収の3分の1を超えないように気を付けましょう。
レイクの審査におけるチェックポイントとは
レイクの審査では、年収・収入・勤務先・信用情報・他社借入の有無など、さまざまなポイントがチェックされます。いずれかに問題があると、審査通過が難しくなります。
借入額が年収の3分の1を超えていなくても、他社借入件数・金額が多すぎる人は審査に通ることが難しくなります。
これは、レイクに限ったことではありません。
また、総量規制に抵触しないからといって、かならず審査に通るというわけではありません。
返済比率や今までの支払い履歴などを鑑みて、「この人はきちんと借りたお金を返済することができるか?」という点が詳しく審査されます。
専業主婦や学生の借入にも総量規制の制約がある
専業主婦や学生も、レイクのような貸金業者を利用したいなら総量規制を意識しなくてはいけません。
まず、専業主婦の方はレイクを利用することができません。なぜなら、レイクでは配偶者貸付をおこなっていないからです。
配偶者貸付をおこなう貸金業者は、本人と配偶者の年収の合計の3分の1まで貸付をすることができます。
利用者である専業主婦に収入がない場合でも、配偶者に収入があれば借入が可能です。
次に、学生の方はパート・アルバイトでも安定した収入を得ていれば、レイクを利用することができます。
ただし、総量規制によって、原則として年収の3分の1までしか借入れることができません。収入が少ない学生の方は、高額な限度額が設定されにくいということです。
レイクの増額審査も総量規制の対象
レイクで限度額の増額をする際にも総量規制が適用されるため、年収の3分の1以上に増額することはできません。
ただし、昇進や昇給で年収が上がったということであれば、その年収に見合った限度額に増額できることがあります。
もちろん他社での借入も影響するので、年収が上がっていても他社借入が増えている場合には、増額審査に通過するのは難しくなると考えられます。
レイクの増額についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
レイクの総量規制に関するよくある質問
ここでは、レイクの総量規制に関するもっと詳しい内容をQ&A形式でご紹介します。
- おまとめローンは総量規制の対象外。レイクでもおまとめできる?
- 他社で年収の3分の1以上借りている。返済すればレイクの審査に通る?
下記で順番に解説していきます。
おまとめローンは総量規制の対象外。レイクでもおまとめできる?
「おまとめローンなら、消費者金融でも総量規制の対象外」という情報を耳にしたことはありますか?
おまとめローンとは、複数の借入を1つの金融機関で借り換えて1本化することです。毎月バラバラだった支払いが一回にまとまるという利点のほか、支払う利息を抑えられる可能性があります。
さて、貸金業者でも、貸金業法に基づくおまとめローンは総量規制の対象外となります。なぜなら、このローンは利用者に一方的有利な借り換えとなるからです。
「レイクでもおまとめローンを利用すれば、総量規制の対象外になるのかな?」と思った方もいらっしゃるでしょう。しかし、レイクでは現在、おまとめローンの商品を展開していません。
貸金業法に基づくおまとめローンを利用したい方は、下記のような消費者金融をご検討ください。3社とも消費者金融ですが、総量規制を超えた借り換えが可能です。
他社で年収の3分の1以上借りている。返済すればレイクの審査に通る?
原則として、年収の3分の1までしか借入できないレイク。他社ですでに年収の3分の1以上を借入れている方は、レイクを利用することができません。
「それでもレイクを利用したい!」という方のなかには、「他社で返済すればレイクを利用できる?」という疑問を抱いている人もいるでしょう。
たしかに、他社で返済をして借入額が年収の3分の1以下になれば、レイクの審査を通過できる可能性が生じます。
例えば、年収が300万円で他社から100万円を借入れている方が20万円を返済すれば、レイクで20万円借入できる可能性があるということです。
しかし、むやみに借入先を増やすことは、あまりおすすめできません。なぜなら、返済管理が複雑になったり、借入総額が分かりにくくなったりするからです。
20万円を返済できたなら、既存の借入先で20万円借入れるほうが賢明です。もしくは、既存の借入を完済してから、レイクを利用してはいかがでしょうか。
レイクの総量規制まとめ
本記事を読んで、レイクの総量規制についてご理解いただけましたでしょうか?
借入額をどんどん増やしたい方にとっては、わずらわしい制度かもしれませんが、貸金業者の顧客を過剰な貸付から守るために制定されている制度だということを、まずご理解いただきたいと思います。
レイクで借入が出来るか不安な方はまず、公式ホームページの「簡単お借入診断」で、融資の可能性を簡易診断してみましょう。
または、レイクのフリーダイヤル(0120-09-09-09)で相談してみてもいいでしょう。

•上限金利を年利29.2%から年利20%へと引き下げる。
•政府の指定した信用情報機関が利用者の債務状況を一元管理する。
•審査時に源泉徴収などの提出を義務付け、個人年収の1/3を超える貸し付けを原則禁止する(総量規制)。
借りる側からみて貸金業法(総量規制)は、「年収の1/3までしか借りられない」という制約ではなく、過剰な債務から借り手を守る制度であるということを理解しましょう。