- Q
Suicaの利用履歴はどこまでさかのぼれますか?
- A
26週間以内かつ最大100件までです。
モバイルSuicaのアプリ・会員メニューサイト、駅の券売機のいずれも同じ制限があり、26週間を超えた履歴はモバイルSuicaサポートセンターでも確認できません。それ以前の履歴は「個人情報の開示請求」で受付日から1年前まで開示を求められますが、対象は記名式のSuicaに限られます。
Suicaで何にいくら使ったのか、あとから確かめたくなることがあります。Suicaの利用履歴は、モバイルSuicaならアプリと会員メニューサイトで、カードタイプならJR東日本アプリや駅の券売機で確認できます。ただし確認できるのは26週間以内かつ最大100件までで、店舗名や商品明細は残りません。履歴の確認方法と印字・出力の手順、家計簿に使うときの限界までまとめて解説します。
- Suicaの利用履歴は26週間以内かつ最大100件までしか確認できない
- カードタイプはJR東日本アプリにタップすれば残高と履歴を確認できる
- 電子マネーで買い物した履歴は店舗名が残らず「物販」と表示される
- 定期券区間内だけの乗り降りは履歴に残らない
- 定期券やグリーン券の購入・払い戻し履歴は過去1年分を会員メニューサイトで確認できる
Suicaで使った金額を知るには?
ICカードやモバイル決済は現金のやりとりがないため、実際に使った金額がわかりにくくなりがちです。
Suicaの場合、履歴はどのように確認するのでしょうか。モバイルSuica・Apple PayのSuica・カードタイプのSuicaで方法が分かれるため、順に見ていきましょう。
モバイルSuicaで確認する
モバイルSuicaでは、アプリと会員メニューサイトの2通りで利用履歴を確認できます。アプリの場合は、モバイルSuicaアプリを起動してログインし、トップページで確認したいSuicaを選んで「SF利用履歴」をタップします。会員メニューから確認する場合は「会員メニュー」→「Suica管理」→「SF利用履歴」の順に進みましょう。
パソコンから見るときは会員メニューサイトにログインし、確認したいSuicaを選んで「SF(電子マネー)利用履歴」を押します。表示対象期間を入力して検索すると一覧が表示されます。
表示される範囲は、アプリが「当日」利用分まで、会員メニューサイトが「前日」利用分までです。いずれも26週間以内かつ最大100件までで、26週間を超えた履歴はモバイルSuicaサポートセンターでも確認できません。
なお、機種変更などでSuica ID番号が変わると、変更前の利用履歴が確認できなくなる場合があります。
・アプリ名:モバイルSuica -電子マネーでキャッシュレス、定期券も買えて、電車や新幹線にも乗れる-
・価格:無料
・Google Pay:ダウンロード
定期券の履歴も確認可能
定期券やSuicaグリーン券の購入・払い戻し履歴は、SF(電子マネー)利用履歴とは別に確認します。会員メニューサイトにログインし、「ご利用明細書(領収書)/払戻計算書」を押して期間を指定すると、過去1年間の購入・払い戻し履歴が表示されます。
「ご利用明細書(領収書)」には日付・金額・券種・区間・有効期間が記載されます。「払戻計算書」には日付・券種・払い戻し金額・手数料金額・払い戻し先が記載されます。画面コピーで印字も可能です。
両方の明細書はインボイス(適格請求書)制度に対応しており、適格請求書発行事業者番号と適用税率が記載されます。通勤費の精算に使う場合はこちらを使いましょう。ただし対応しているのは会員メニューサイトの明細書のみで、アプリで表示される履歴は非対応です。
iPhoneやApple Watchで確認する
Apple PayのSuicaを使っている場合は、Suicaアプリケーションとウォレット(Wallet)アプリから履歴を確認できます。Suicaアプリケーションでは、起動してログインし、Suica一覧画面で「SF履歴」ボタンをタップしましょう。
Suicaアプリケーションと会員メニューサイトで表示されるのは「前日」利用分までです。26週間以内かつ最大100件までとなっています。
当日の利用分を確認したいときはウォレットアプリを使います。JR東日本は、ウォレットが必要になる場面のひとつとして「利用当日の履歴確認(Suicaアプリケーションや会員メニューサイトでは前日分まで表示)」を挙げています。普段は起動しないアプリですが、その日の利用をすぐ確かめたいときに役立ちます。
履歴は残しておける?
Suicaの履歴は一定期間を過ぎると確認できなくなります。26週間を超えると会員メニューサイトからも券売機からも表示できないため、残しておきたい場合は期限内に印字・保存しておく必要があります。
パソコンで履歴を印字できる
パソコンがあれば、会員メニューサイトから履歴を印刷できます。1ヶ月ごとの利用額をはっきりさせたいときなど、定期的に出力しておくと便利です。
SF(電子マネー)利用履歴の画面で表示対象期間を入力して検索し、「選択した履歴を印刷」から印刷します。印字できるのは26週間以内かつ、指定日からさかのぼって最大100件までです。
そのほか、「ご利用明細書(領収書)」や「払戻計算書」の画面でも印字が可能です。こちらは過去1年間が対象で、画面コピーによって残せます。
駅でも印字可能
Suicaの履歴は駅でも印字できます。交通系ICマークのついた自動券売機・チャージ専用機・多機能券売機で、履歴の表示と印字が可能です。
表示は直近の利用分最大20件まで、印字は直近の利用分最大100件までです。ただし1日の利用が21回以上の場合や、改札機にしっかりタッチできていない場合など、一部印字できないことがあります。26週間を超えた履歴の印字・表示もできません。
モバイルSuicaやApple PayのSuicaも、一部の駅に設置されたモバイルSuica対応のトレー型券売機・チャージ専用機で印字できます。
印字されない過去の履歴をどうしても確認したい場合は「個人情報の開示請求」という手段があります。開示対象期間は受付日から1年前までです。ただし対象となるのは記名式のSuicaに限られ、無記名式は個人情報に該当しないため対象外です。手数料や手間もかかるため、定期的な確認をおすすめします。
なお、定期券区間内だけの入出場記録は履歴印字に反映されず、個人情報の開示請求でも確認できません。
Suicaでの支出管理をもっと便利に
履歴をスマホで確認できれば、駅に行く手間もパソコンから印刷する手間も省けます。ただしSuicaの履歴には限界もあります。何が残り、何が残らないのかを押さえたうえで、家計簿アプリと組み合わせるのが現実的です。
カードタイプはJR東日本アプリで読み取れる
カードタイプのSuicaは、モバイルSuicaと違って端末側にデータがありません。以前は駅で印字するのが基本でしたが、現在はJR東日本アプリにカードをタップするだけで、残高と履歴を確認できます。JR東日本自身が案内している方法のため、まずはこちらを試すとよいでしょう。
そのうえで、履歴をCSVなどのデータとして書き出したい場合は、ICカード読み取り系のアプリを利用する手もあります。利用できるのはICカード読み取り機能である「NFC」に対応した端末のみで、CSV出力が有料のアプリもあります。
CSVとは、情報をカンマ区切りで保存したデータファイルです。表計算ソフトで開くと表形式で表示され、そのまま家計簿の一部として使えます。
ただし、どの方法でも記録できる内容には限りがあります。JR東日本は、利用日と決済金額は確認できるものの、電子マネーを使った店舗名や商品明細は確認できないと明記しています。交通利用以外の決済は全て「物販」と表示されるため、内訳はレシートで補う必要があります。
履歴の種別欄には、SFで乗車した「入」、出場した「出」、定期券区間外と区間内相互間を乗車した「定」、バス利用の「バス」、チャージの「現金」「オート」、券売機での乗車券購入の「購」、窓口精算の「精」、電子マネー決済の「物販」などが表示されます。読み方がわかると家計簿づけがぐっと楽になります。
なお、鉄道利用時は駅名が、バス利用時はバス事業者名が表示されます。バス利用特典サービスの利用分は残額履歴に表示・印字されません。
マネーフォワードMEでまとめて管理
Suica以外の支出も管理したいときは、「マネーフォワードME」などの支出管理アプリが役立ちます。モバイルSuica・クレジットカード・銀行口座などを一つのアカウントに紐付けて管理できるアプリです。
連携は、アプリの口座追加メニューから「電子マネー・プリペイド」→「モバイルSuica」と進んで行います。JR東日本はログイン用IDを「JRE ID」へ移行しており、モバイルSuicaのログイン方法を切り替えている場合は連携先の選択も変わります。連携がうまくいかないときは、アプリ側の公式サポートで最新の対応状況を確認しましょう。
なお、家計簿アプリに取り込めるのも「利用日と金額」までです。店舗名までは残らないため、内訳を細かく管理したい場合はレシートの保管と併用しましょう。
・アプリ名:マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)
・価格:無料
・Apple Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
Suicaの利用履歴に関するよくある質問(Q&A)
Suicaの履歴確認で迷いやすい点をまとめました。
まとめ|Suicaの履歴は26週間以内に確認・保存する
Suicaの履歴は、モバイルSuicaならアプリと会員メニューサイトから、カードタイプならJR東日本アプリや駅の券売機から確認できます。カードタイプでも公式アプリで読み取れるようになったため、駅に行かずに残高と履歴を確かめられます。
共通する制限は、確認できるのが26週間以内かつ最大100件までという点です。それを超えると個人情報の開示請求しか手段がなく、対象は記名式に限られます。残しておきたい履歴は期限内に印字・保存しておきましょう。
また、電子マネーで買った店舗名や商品明細は記録されず「物販」と表示されるだけです。定期券区間内だけの乗り降りも履歴に残りません。Suicaの履歴だけで家計を全て把握するのは難しいため、家計簿アプリやレシートと組み合わせるのが確実です。
ポイントサイトで貯まったポイントはドットマネー経由で様々な電子マネーに交換できます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。