- Q
メルペイスマート払いはなくなったのですか?
- A
名称が変わりました。メルペイの公式お知らせに「「メルペイスマート払い / メルペイのあと払い」は「メルペイのクレジット」に名称変更いたしました」と記載されています(2026年5月12日付)。
サービス自体は続いており、月々の買い物代金を翌月にまとめて支払える仕組みです。
メルペイはコード決済だけでなく、スマホをかざすだけで支払える「iD決済」にも対応しています。設定しておけばアプリを立ち上げずに会計が済み、コード決済に対応していないお店でも支払えます。この記事では、iD決済を使えるようにするまでの手順と、本人確認・銀行口座・チャージの関係を整理します。なお「メルペイスマート払い」は2026年5月12日に「メルペイのクレジット」へ名称が変わっています。
- 「メルペイスマート払い/メルペイのあと払い」は「メルペイのクレジット」に名称変更済み
- iD決済の設定は「おさいふ>設定・振込申請>iD決済の設定」から行う
- お支払い用銀行口座の登録には、先に「アプリでかんたん本人確認」が必要
- 本人確認書類にパスポートは使えない(運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなど)
- チャージ元は「お支払い用銀行口座」「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」の3つ
メルペイやiDについて知ろう
「メルペイ」や「アイディー(iD)」は、現金なしで支払いができるキャッシュレス決済手段の一つです。現在、多くの人が利用していますが、それぞれにどのような特徴があるのでしょうか?
メルペイとは
メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」に搭載された「スマホ決済サービス」です。iD決済や「メルペイコード決済」に対応した店舗で利用でき、キャッシュレスで簡単に支払いが完了します。
決済方法は「お支払い用銀行口座」を登録し、アプリに金額をチャージする方法が主流です。ただし、メルカリ利用者で「アプリでかんたん本人確認」が済んでいる人は、メルカリの売上がそのまま「メルペイ残高」として使えます。公式にも「「アプリでかんたん本人確認」を行うと、「売上金」の表示が「残高」に変わり、有効期限がなくなります。」と記載されています。
当月分の購入代金を翌月にまとめて清算する仕組みもあり、口座や手元に現金がなくても支払いができます。この仕組みは長く「メルペイスマート払い」と呼ばれていましたが、2026年5月12日に「メルペイのクレジット」へ名称が変わりました。メルペイの公式お知らせにも「「メルペイスマート払い / メルペイのあと払い」は「メルペイのクレジット」に名称変更いたしました」と記載されています。
公式ガイドによると、メルペイのクレジットは「メルカリでのお買い物」や「メルペイが使えるお店・Webサービス」での月々のお買い物の代金を翌月にまとめて支払いできるサービスで、「事前にお金をチャージしなくても、クレジットでお買い物ができ、翌月末までのお好きなタイミングで、柔軟に支払うことができます」とされています。
なお、メルペイのポイント還元には条件があります。公式ガイドは「※ポイント還元対象はメルペイのクレジットご利用分のみです。メルペイ残高・ポイントご利用はポイント還元対象外です」としています。残高やポイントで払った分は還元されない点を押さえておきましょう。
メルペイ - メルカリアプリでかんたんスマホ決済・QRコード決済
iDとは
「iD」は「NTTドコモ」が提供する電子マネー決済サービスです。公式サイトは、iDを「お持ちのカードや決済サービスをスマートフォンやカードで端末にかざすだけで利用ができる電子マネー」と説明しており、「クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードなどさまざまなタイプのカードに対応」しているとしています。会計時は、iDを搭載したクレジットカードやiD専用カード、iDを搭載している「おサイフケータイ」対応のスマホをレジのリーダーにかざします。
使えるお店も多く、iD公式サイトによると「「iD」が使える場所は、日本全国約264万台以上」です。「支払いはかざすだけ」で「面倒なアプリの立ち上げも不要」という手軽さが特徴です。
iD払い自体には、ポイント還元システムはありません。
「100円ごとに1ポイント」など、カード利用でポイント還元の仕組みのあるカードなら「カード利用に対応するポイント」が還元されます。 クレジットカードと連携するポストペイ型全般と、一部のデビットカードやプリペイドカードが当てはまるでしょう。
メルペイを利用するメリット
メルカリの売上金が残高として利用できるメルペイは「メルカリ利用者のためのもの」と思われがちです。しかし、メルカリを利用していない人にとっても、たくさんのメリットがあります。
メルカリの売上やポイントが便利に使える
メルペイのメリットは「メルカリの売上金」や「ポイント」が支払いに使えることです。
本人確認済みの場合は、メルカリの売上がそのまま「メルペイ残高」になります。本人確認をしていない場合は、売上金でポイントを購入し「ポイント払い」をする流れです。
メルペイが登場する以前の売上金は、メルカリ内で利用するか銀行口座への振込申請を行うのが通常でした。メルペイの登場によって、メルカリでの売上金を現金化せず「コード決済」や「iD決済」など電子マネーとして直接使えるようになったのです。
また、友達招待やキャンペーンで獲得した「ポイント」はメルカリの中で期限内で消費する方法が主流でしたが、iD決済やメルペイのクレジットに使えるようになったことで用途が広がっています。公式ガイドでも、支払いには「ポイント・メルペイ残高・メルペイのクレジットを組み合わせてお支払いいただけます」とされています。
お得なクーポンが使える
メルペイは、定期的にお得なクーポンを配布しています。対象店舗で提示すると値引きが受けられる「値引クーポン」と、買い物をした翌日にポイント還元を受けられる「還元クーポン」の2種類です。公式ガイドも店舗用のポイント還元クーポンを「対象のお店でお支払いをした翌日に、ポイント還元を受けられるクーポンです。」と説明しています。
さらに、いずれも「抽選式」タイプがあり、クーポン選択画面で抽選ができます。「当たり」「はずれ」が表示され、当たると使える仕組みです。
値引きクーポンは、細かく3タイプあります。
・1時間制限ありの1回限りで、レジでめくって提示するもの
・発券機のある店舗で、コード付きレシートを発行するもの
・アプリ内の操作で有効期限内であれば何度でも使えるもの
還元クーポンは、アプリ内でクーポンを適用してから店舗で商品を購入すると、翌日にクーポン記載のポイント数が還元されるものです。
なお、店舗で使えるクーポン以外に「ネット決済で使えるクーポン」も発行されています。ネットショップでの決済時に「クーポンを使う」を選択し、メルペイで決済しましょう。公式ガイドによると「お支払いの30日後または31日後にポイントの付与がおこなわれます。」とされており、正確な日数はクーポンの記載で確認しましょう。
簡単にiD決済やコード決済が可能
メルペイの利点は、iD決済とコード決済の両方に対応していることです。キャッシュレス決済が普及してきたとはいえ、利用できる手段や対応アプリは店舗によって大きく異なります。
メルペイのコード決済ができないお店でもiD決済の選択肢が残っているため、レジで慌てる心配がありません。サインレスでスピーディーに支払いが済み、スマホを財布代わりにできるところも便利です。
支払い方法によってはポイント還元も受けられます。前述のとおり還元の対象は「メルペイのクレジット」利用分に限られますが、メルカリでは「メルペイサンデー」などのポイント還元キャンペーンを不定期に行っています。
まずはメルペイに登録しよう
メルペイは、メルカリに出品する予定がない人でも利用ができます。スマホ決済を利用するための登録の流れを確認しましょう。順番としては、アカウント登録・本人確認・銀行口座の登録という流れになります。
アプリダウンロードとアカウント登録
メルペイは、フリマアプリのメルカリ内に搭載されたスマホ決済機能です。まずは「App Store」や「Google Play」で、メルカリのアプリをダウンロード(無料)をしましょう。
アカウント登録では、「Facebook」「Googleアカウント」「Appleアカウント」「メールアドレス」の四つから登録方法が選べます。
各サービスのアカウントによる登録は、会員情報をそのまま引き継いで表示してくれるため手間がかかりません。変更点がある部分のみ、修正しましょう。 メールアドレスによる登録では、メールアドレス・ニックネーム・性別などを入力した後に携帯電話のSMSによる「認証」が必要です。
「電話番号の確認」に電話番号を入力し「送る」をタップすると、携帯電話に4桁の番号が届きます。4桁の認証番号を入力し「認証して完了」をタップすれば、登録は完了です。
・アプリ名:メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
「アプリでかんたん本人確認」をする
各種支払いサービスの利用には、本人確認が必須です。お支払い用銀行口座の登録も本人確認が前提で、公式には「口座の登録には、事前に「アプリでかんたん本人確認」が必要です」と記載されています。先に本人確認を済ませておきましょう。
「かんたん」という名称ではあるものの、使える機能が制限されることはありません。 認証されれば、問題なくサービスを利用できます。公式によれば、完了すると「資金移動口座が開設され、送金機能や金融関連サービスなど、より便利で多様なサービスをご利用いただけます」とされています。
申請はメルカリアプリから行い、画面上の説明に従って自分の顔と本人確認書類をスマホで撮影します。
本人確認書類は国籍によって異なります。公式ガイドの記載は次のとおりです。
- 日本国籍の人:「運転免許証/運転経歴証明書」「マイナンバーカード」「iPhoneのAppleウォレットに追加したマイナンバーカード」
- 外国籍の人:「在留カード」「特別永住者証明書」(「外国籍のお客さまはマイナンバーカード・運転免許証はご利用いただけません」)
- いずれも「有効期限が60日以上残っている必要があります」
- 「※学生証、通知カードはご利用いただけません」
パスポートは現行の公式一覧に載っていないため、使える書類として数えないようにしましょう。免許を持っていない学生や社会人は、マイナンバーカードを用意するのが確実です。
身分証明書の表・裏などを撮影後「本人情報入力画面」で名前や住所などを入力し、最後に4桁のパスコードを設定すれば申請できます。
お支払い用銀行口座の登録
本人確認が済んだら、メルペイに金額をチャージするための「お支払い用銀行口座」を登録します。「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」から現金による入金も可能ですが、銀行口座を登録しておくと残高が少なくなったときにすぐにチャージができて便利です。
この口座は、売上金を振り込む「振込申請」用の口座とは別のものとして案内されています。登録すると、メルペイ残高へのチャージやメルペイのクレジットの自動引落しに使えるようになります。
登録の導線は、公式ガイドによるとアプリ内の「おさいふ>メルペイ設定>支払い方法>銀行口座の管理」です。銀行を選択後、画面の案内に従って必要情報を入力しましょう。
「銀行サイトへ」を押すと、銀行口座のサイトに移動します。所定の登録手続きを行い、最後にメルカリの「パスコード入力画面」で4桁のパスワードを設定すれば完了です。
チャージを利用するなら本人確認の有無にかかわらず必須
メルペイでは、20年9月より本人確認の強化を行っています。公式にも「2020年9月より本人確認の強化を行なっております」と記載があり、メルペイチャージを利用する人は、以前口座設定の際に本人確認をしていても「アプリでかんたん本人確認」が必須です。
公式が示している審査期間は「平均:1~2日」「最大:5日程度」で、「※お申し込み状況によっては、5日以上お時間をいただく場合があります」という注記もあります。早めに手続きを済ませておきましょう。
審査中は、メルペイのクレジットの自動引き落とし精算や、メルカリ商品購入の際の口座登録・チャージなどが利用できないケースもあります。
メルペイ残高および売上金を現金として出金する場合、アプリでかんたん本人確認の有無によって手続き方法が異なります。公式ガイドは「アプリでかんたん本人確認またはお支払い用銀行口座の登録が完了している場合、Webサイトで振込申請を行うことはできません。振込申請をご希望の場合は、アプリから手続きを行ってください。」としています。
iDとの連携とチャージ
メルペイでiD決済をするには、事前にメルペイのiDを端末に追加しておきます。支払い時はレジで「iDで」と伝え、リーダーにスマホを近づけて決済しましょう。
iD決済の設定
設定をする前に、スマホがiD決済に対応している端末かどうかを確認しましょう。公式ガイドに書かれている条件は次のとおりです。
- iOS:「日本国内で販売されたiPhone 7以上、Apple Watch Series 2以上の端末で対応しています。」
- Android:「メルカリの動作環境を満たしたおサイフケータイ対応のスマートフォンでご利用になれます。」
- Androidは「13歳未満のGoogleアカウントではご利用いただけません」
設定の入口は、公式ガイドによると「おさいふ>設定・振込申請>iD決済の設定>メルペイのiDを端末に追加」です。画面の案内に従い、設定を完了させましょう。
iPhoneとApple Watchの両方で使いたい場合は順番に注意が必要です。公式は「iPhoneとApple Watch両方の端末でiD決済をご利用される場合は、先にApple Watchで設定した後、iPhoneで設定してください」としています。またiOS端末では、設定後に「Mastercard®タッチ決済加盟店でメルペイの利用が可能となります」とも案内されています。
なお、設定したまま長く使わないとリセットされることがあります。公式には「設定後、一定期間iD決済のご利用がない場合、メルペイ電子マネー特約に基づき、設定のリセットを実施します」とあります。リセットされてもメルペイ残高やほかの決済機能には影響しないため、再度設定すれば使えます。
エラーが出る場合
iD決済の設定時にエラーが出て、設定ができない場合は「Wi-Fi環境が安定しているか」や「端末がiD対応機種であるか」を確認しましょう。
iOS端末の場合は、Wi-FiをオフにしてからWalletアプリ内で使用していないカードを削除し、再登録を行うのが有効です。
Android端末の場合は「省電力モード」になっていたり「おサイフケータイアプリ」の設定が無効になっていたりしないかをチェックしましょう。
「Suica」などのICカードを端末のカバーに収納していると、干渉による不具合が生じる場合もあります。また、設定途中にほかの操作をするとエラーが発生するため、アプリを再起動して設定を最初からやり直しましょう。
チャージやポイント購入の方法
iD払いをする際のメルペイ残高のチャージ方法について、公式ガイドは「チャージとは、「お支払い用銀行口座」または「ローソン銀行ATM」「セブン銀行ATM」からメルペイ残高にお金を入れることを指します。」としています。手数料については「手数料は無料です。」と記載があります。
一方で「クレジットカードや他決済サービスからのチャージには対応していません。」とされている点には注意しましょう。
メルペイの「チャージ(入金)」から「チャージ方法」をタップすると、登録済みの「お支払い用銀行口座」またはATMのどちらかが選択できます。画面の案内に従い、メルペイ残高へのチャージを完了させましょう。
銀行口座を登録しておらず、かつ本人確認が未完了の場合は、売上金でポイントを購入してiDの支払いに充てる方法も可能です。ただし本人確認を済ませると売上金が「残高」になり、公式は「メルペイ残高からポイントを購入することはできません。」としています。残高はそのまま支払いに使えるため、ポイントを買う必要がなくなるという整理です。
ポイントを購入するには、アプリ内の「ポイント購入」から、「購入手続きへ」→「売上金の使用」→「売上金でポイントを購入」と進みます。
お店での使い方と探し方
メルペイとiDを連携させると、全国のさまざまな店舗でスピーディーに支払いができるようになります。対象店舗の探し方と、店舗での使い方をおさらいしましょう。
iD決済のやり方
会計時は、レジで店員に「iDで支払います」と伝えます。メルペイのバーコード決済でない限りは「メルペイで」といわないように注意しましょう。
iPhoneを利用する場合、スマホで「指紋認証(Touch ID)」または「顔認証(Face ID)」が必要です。認証後、加盟店のレジに設置されているリーダーにスマホをかざします。
Androidのおサイフケータイの場合は、そのままリーダーにスマホをかざしましょう。支払いが問題なく行われると「タントン」という音が鳴ります。 なお、一部店舗やサービスによっては、一部プリペイド型やデビット型によるiD払いに対応していない場合があります。
使える店はiD加盟店から探すと便利
iDで支払いをする際は、店舗のレジ前などに「iD」のロゴがあるかを確認しましょう。
iDが使えるお店は、iDのWebサイトの「使えるお店をさがす」で検索できます。 iD公式サイトでは、コンビニエンスストア・スーパー・モール・百貨店・グルメ・レストラン・ファストフード・カフェといったカテゴリーから加盟店を探せます。
出先で使えるお店を知りたいときも、この検索ページから確認するのが確実です。
メルペイのiD決済に関してのよくある質問(Q&A)
メルペイのiD決済を設定するときに迷いやすいポイントをまとめました。
まとめ|メルペイのiD決済は本人確認から設定すればスムーズ
メルペイはコード払いやiD払いなど、複数のキャッシュレス手段に対応しています。「アプリでかんたん本人確認」を済ませればメルカリの売上がそのままメルペイ残高になり、お支払い用銀行口座を登録すればいつでもチャージができて便利です。
「メルペイのコード払いはアプリを起動するのが面倒」という人は、iD決済を試してみましょう。設定は「おさいふ>設定・振込申請>iD決済の設定>メルペイのiDを端末に追加」から行います。iPhoneではFace IDかTouch IDで認証してかざし、Androidのおサイフケータイならかざすだけで支払いが完了します。
iD公式サイトによると「iD」が使える場所は日本全国約264万台以上です。行きたいお店で使えるかどうかは、iDの「使えるお店をさがす」で確認しておくと安心です。