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PASMOはタッチで新幹線に乗れる。スマホで予約し改札機通過も
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PASMOはタッチで新幹線に乗れる。スマホで予約し改札機通過も

2026.08.07
by ドットマガジン編集部

「PASMOで新幹線に乗れるの?」と迷ったまま、みどりの窓口に並んでいませんか。PASMOは自動改札機にタッチするだけで新幹線の普通車自由席に乗れる「タッチでGo!新幹線」の対象カードで、無料の利用開始登録を済ませればきっぷは要りません。ネット予約サービスにPASMOを紐づける方法なら、当日はPASMOの残高がなくても改札を通過できます。この記事では対象区間・登録方法・予約サービスごとの使い分けを、JR各社の公式情報をもとに整理します。

この記事でわかること
  • PASMOで新幹線に乗る2つの方法(タッチでGo!新幹線/ネット予約への紐づけ)
  • タッチでGo!新幹線の対象区間と、乗れる座席の条件
  • 利用開始登録ができる場所と、モバイルPASMOでの注意点
  • 新幹線eチケット・スマートEX・e5489・エクスプレス予約の使い分け
  • PASMOの乗車でポイントは貯まるのか

PASMOで新幹線に乗る方法は2つ

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首都圏エリアの移動にかかせない交通系ICカードといえば「PASMO(パスモ)」です。メインは「電車」「バス」「電子マネー」の利用ですが、PASMOは新幹線の乗車にも使えます。

きっぷを買うのではなく、残高や予約に紐づけて乗る

PASMOで新幹線を利用する方法は、大きく2つに分かれます。1つはチャージ残高から自動精算される「タッチでGo!新幹線」、もう1つはネット予約サービスにPASMOを紐づけ、クレジットカードで決済したきっぷの代わりに改札を通過する方法です。

どちらも紙のきっぷを受け取らずに乗車できます。「交通系ICカード全国相互利用サービス」により、PASMOはSuicaエリアの改札機でも使えるためです。相互利用の対象はPASMO・Suica・Kitaca・ICOCA・PiTaPa・TOICA・manaca・はやかけん・nimoca・SUGOCAの10種類です。

一方、券売機できっぷを買う場合の支払い方法について、JR東日本は指定席券売機を「お支払いは現金のほか、クレジットカードがご利用いただけます」と案内しています。チャージ残額での乗車券・特急券の購入は、Suicaを対象に「自動券売機(緑色)」「多機能券売機(黒色)」「指定席券売機(紫色)」で可能と案内されています(改札内の指定席券売機では乗車券は購入できません)。PASMOの残高で新幹線のきっぷが買えるかは公式に明記がないため、以下の2つの方法を押さえておくほうが確実です。

PASMO:全国相互利用サービス

そのまま改札へ、タッチでGo!新幹線

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急いでいるときは、券売機に並んできっぷを購入する時間が惜しく感じられるでしょう。「タッチでGo!新幹線」を使えば、事前のきっぷの購入なしで新幹線に乗れます。駅ではスピーディな移動が叶います。

チャージ残高でチケットレス乗車

タッチでGo!新幹線は、交通系ICカードの残高で新幹線に乗車できるサービスです。JR東日本は「モバイルSuicaやSuica等の交通系ICカード(他社モバイルサービス含む)でご利用いただけます」と案内しており、対象カードとしてモバイルSuica・Suica・PASMO・Kitaca・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけんを挙げています。新幹線の利用時は、自動改札機にタッチするだけで自動的に精算が行われます。

タッチでGo!新幹線が使えるのは、以下の区間の新幹線停車駅相互間です。

≪対応エリア≫

東北新幹線(東京〜盛岡間・盛岡〜新青森間)
秋田新幹線(盛岡〜秋田間・こまち号)
山形新幹線(福島〜新庄間・つばさ号)
上越新幹線(東京〜新潟間・東京〜ガーラ湯沢間)
北陸新幹線(東京〜上越妙高間)

盛岡駅をまたぐ区間や、福島駅で異なる新幹線同士を乗り継ぐ場合は利用できません。

座席は原則として普通車自由席のみです。ただし仙台〜盛岡間では、同区間の途中駅に停車する「はやぶさ号」「はやて号」「こまち号」の空いている指定席も利用できます。盛岡〜新青森間・盛岡〜秋田間・福島〜新庄間では、全車指定席の新幹線の空いている指定席を利用する形になります。グリーン車は対象外です。

乗り換えで在来線を利用する場合も、交通系ICカードの残高から支払いができるため精算の必要がありません。

タッチでGo!新幹線(JR東日本)

利用開始登録は券売機かアプリで

タッチでGo!新幹線を利用するには、初回に限り無料の「利用開始登録」が必要です。

カードタイプのPASMOなどの交通系ICカードは、JR東日本Suicaエリア内の駅、または新幹線停車駅の「自動券売機」「チャージ専用機」「多機能券売機」で登録します。券売機にICカードを挿入し、チャージ金額選択画面の右下にある「タッチでGo!新幹線」ボタンを押して、画面の案内に従いましょう。

モバイルSuicaはアプリから登録できます。iPhoneはSuicaアプリの「チケット購入 Suica管理」→「その他の設定」→「タッチでGo!新幹線」、AndroidはモバイルSuicaアプリの「会員メニュー」→「Suica管理」→「その他の設定」→「タッチでGo!新幹線」と進みます。

新幹線の乗車時は、PASMOを自動改札機にタッチするだけです。新幹線のきっぷをすでに購入済みで、かつ在来線から新幹線に乗り継ぐ場合は、先に新幹線のきっぷを投入してからPASMOをタッチしましょう。JR東日本は「新幹線のきっぷを投入せず、先にICカードを新幹線改札機にタッチされた場合は、『タッチでGo!新幹線』をご利用になるものとして取り扱います」と案内しています。投入を忘れると残高から料金が引かれてしまうため注意が必要です。

PASMOを紐づけして使う方法

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新幹線のネット予約時にPASMOのカード情報を登録しておくと、当日はPASMO1枚で新幹線に乗車できます。きっぷの代金はクレジットカード決済のため、PASMOの残高を気にする必要がありません。「新幹線eチケットサービス」「スマートEX」「e5489」に登録して利用する手順を解説します。

新幹線eチケットで予約する場合

「新幹線eチケットサービス」は、ネット上で新幹線のきっぷが予約できるサービスです。予約・決済後は券売機や窓口できっぷを受け取る必要がなく、あらかじめ登録した交通系ICカードで改札を通過できます。対象は東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線の全区間です。

利用するには「えきねっと」での会員登録が必要です。ログイン後にマイページから、乗車時に使用する交通系ICカードの情報を登録しましょう。ICカード情報は最大6枚分まで保存できます。

登録できるカードは、モバイルSuica・Suica・Kitaca・ICOCA・PASMO・TOICA・manaca・PiTaPa・nimoca・SUGOCA・はやかけんに加え、Apple PayのSuica、他社アプリで発行されたSuica、モノレールSuica、りんかいSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCA、地域連携ICカード、障がい者用Suica、障がい者用PASMOです。なおJR東日本は「Suicaエリアでご利用いただけない交通系ICカード(特別割引を適用しているICカード等)は、新幹線eチケットサービスでご利用いただけません」と案内しています。

予約したきっぷの代金はクレジットカード決済となり、交通系ICカードの残額からは差し引かれません。当日は交通系ICカードを自動改札機にタッチして乗車します。

えきねっと(JR東日本):新幹線eチケットサービス

スマートEXで予約する場合

「スマートEX」は、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービスです。年会費無料で登録でき、乗車日の21日前までの予約で割引になる「EX早特21」、7日前までの「EX早特7」、3日前までの「EX早特3」、前日までの「EX早特1」といった早期予約割引が用意されています。

メインメニューの「お客様情報の変更・退会」画面から手持ちの交通系ICカードを登録しておくと、当日はカード1枚で新幹線に乗車できます。PASMO・モバイルPASMOも登録の対象です。なおJR東海は「交通系ICカードの登録は任意です」としており、未登録の場合は事前に指定席券売機等できっぷを受け取って乗車する形になります。

新幹線の改札機を通過する際は、「EXご利用票(座席のご案内)」が出力されます。名前のとおり座席を案内する控えで、予約した席を確認するのに使います。この紙の発行は2027年2月(予定)を目途に終了し、以後は「EXアプリ」上で予約座席を確認できるサービスに切り替わる予定です。在来線から乗り継ぐ場合は、在来線区間の運賃のみが交通系ICカードから減額されます。

スマートEXとは | スマートEX

e5489で予約する場合

JR西日本のインターネット列車予約サービス「e5489(いいごよやく)」では、山陽・九州・西九州・北陸新幹線や主な特急列車の予約ができます。

このうち北陸新幹線では、交通系ICカードを自動改札機にタッチして乗車する「新幹線eチケットサービス」が利用できます。登録できるのはKitaca・PASMO・Suica・manaca・TOICA・PiTaPa・ICOCA・はやかけん・nimoca・SUGOCAの10種類と、モバイルICOCA・Apple PayのICOCAです。

カード情報の登録は、e5489のトップページまたは会員メニューの「ICカード情報の登録・変更」から行いましょう。きっぷの予約・購入時は、「新幹線eチケットサービス」の表示があるものを選びます。

予約の最終確認画面で登録済みのICカードを選択し、クレジットカードで決済する形です。予約内容は予約完了の案内メールで確認しましょう。新幹線駅から乗車する際は、登録済みの交通系ICカードを自動改札機にタッチします。なおJR西日本は「有効期限を過ぎているなどの無効なICカードや特別割引を適用しているICカードも登録や乗車設定ができますが、実際にご乗車にはなれませんのでご注意ください」と案内しています。

e5489トップメニュー 列車 予約・空席照会 | e5489 JR西日本

便利でお得な使い方は?

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JR東日本のSuicaは、新幹線の利用で「JRE POINT」が貯まります。PASMOを利用した場合、ポイントは獲得できるのでしょうか?「モバイルPASMO」が使える新幹線予約サービスもチェックしておきましょう。

モバイルPASMOは使える?

スマホでPASMOを使う方法は端末によって呼び名が異なり、Androidは「モバイルPASMO」、iPhoneは「Apple PayのPASMO」です。モバイルPASMOアプリではクレジットカードを設定でき、駅に足を運ばなくてもスマホ上で残高チャージが行えます。通勤定期券(鉄道)の新規購入やPASMOオートチャージサービスの申し込みにも対応しており、発行手数料・年会費はかかりません。

鉄道やバスでは読み取り部にスマホをタッチするだけで乗車ができるため、手ぶらでの外出も可能です。新幹線の乗車において、モバイルPASMOはどこまで使えるのでしょうか。

タッチでGo!新幹線:利用可能(ただし登録はアプリからできない)
新幹線eチケットサービス:利用可能
スマートEX:利用可能

タッチでGo!新幹線は、JR東日本が対象を「交通系ICカード(他社モバイルサービス含む)」と案内しているため、モバイルPASMOでも利用できます。ただし利用開始登録の方法には制約があり、公式には「モバイルPASMOからは利用登録できません。チャージ専用機をご利用ください」と案内されています。アプリ上では登録できないため、駅のチャージ専用機で手続きする必要があります。

ほかに、「JR東海エクスプレス・カード」や「J-WESTカード エクスプレス」などのカード会員を対象とした会員制予約サービス「エクスプレス予約」でも、PASMO・モバイルPASMOを登録できます。登録はメインメニューの「お客様情報の変更・初期化」→「交通系ICカード情報変更」から行います。なお小児用の交通系ICカードは、会員本人のカードとして登録できません。

アプリ名:モバイルPASMO
価格:無料
Google Play:ダウンロード

乗車でポイントは貯まる?

タッチでGo!新幹線を利用すると、JRE POINTに登録済みのSuicaであればポイントが付与されます。JR東日本の案内では、モバイルSuicaが2%(50円につき1ポイント)、Suicaカードが0.5%(200円につき1ポイント)です。

一方、PASMOではJRE POINTが貯まりません。PASMOには統一されたポイントプログラムがなく、利用する交通事業者によって付与されるポイントが変わります(いずれも会員登録が必要)。


東京メトロ:メトロポイントクラブ(メトポ)
都営交通:ToKoPo(基本ポイント・土休日ボーナスポイント・乗り継ぎボーナスポイント)

どちらも記名式PASMOでの乗車が対象です。ToKoPoは「記名PASMO及びPASMO定期券」が対象で、入会費・年会費は無料です。

残高を用意する手間を減らしたいなら、対応するクレジットカードで「PASMOオートチャージサービス」を設定する方法があります。残額が設定金額以下のときに改札機のタッチで自動入金される仕組みで、初期設定は「残額が2,000円以下のときに3,000円がチャージ」です。判定金額は1,000〜10,000円の範囲で変更できます。

ただし新幹線の利用では注意点があります。オートチャージが使えるのはPASMOエリアと、首都圏・仙台・新潟・青森・盛岡・秋田の各Suicaエリアで、連絡改札口や新幹線自動改札機は対象外です。タッチでGo!新幹線を使うなら、新幹線改札機に向かう前に残高を確認しておきましょう。

PASMOオートチャージサービス | PASMO

PASMOと新幹線に関するよくある質問(Q&A)

Q

PASMOで東海道新幹線に乗れますか?

A

タッチでGo!新幹線はJR東日本の区間が対象のため、東海道新幹線では利用できません。東海道新幹線でPASMOを使う場合は、ネット予約サービスの「スマートEX」または「エクスプレス予約」にPASMOを登録し、予約したきっぷの代わりに改札機へタッチする形になります。きっぷ代はクレジットカード決済です。

Q

タッチでGo!新幹線で指定席には乗れますか?

A

原則は普通車自由席のみです。ただし仙台〜盛岡間は「はやぶさ号」「はやて号」「こまち号」の空いている指定席が使え、盛岡〜新青森間・盛岡〜秋田間・福島〜新庄間では全車指定席の新幹線の空いている指定席を利用します。いずれもグリーン車は対象外です。

Q

モバイルPASMOでタッチでGo!新幹線は使えますか?

A

利用はできますが、利用開始登録をアプリから行えません。JR東日本は「モバイルPASMOからは利用登録できません。チャージ専用機をご利用ください」と案内しているため、駅のチャージ専用機で登録を済ませる必要があります。登録後は自動改札機へのタッチで乗車できます。

Q

PASMOの残高が足りないと改札を通れませんか?

A

タッチでGo!新幹線は残高から精算するため、運賃と自由席特急料金の合計に足りないと改札を通れません。新幹線の自動改札機はオートチャージの対象外なので、事前のチャージが必要です。ネット予約に紐づける方法ならクレジットカード決済のため、残高がなくても乗車できます。

まとめ|PASMOはタッチでGo!新幹線とネット予約の紐づけで使える

PASMOは首都圏の交通系ICカードですが、残高を使って新幹線に乗車できます。チケットレスで乗車できる「タッチでGo!新幹線」に利用開始登録をすれば、移動がよりスムーズになるでしょう。対象は東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線で、座席は原則として普通車自由席です。

「新幹線eチケットサービス」「スマートEX」「e5489」「エクスプレス予約」では、PASMOやモバイルPASMOの紐づけが可能です。予約時にクレジットカードで決済するため、当日はPASMOの残高がなくても慌てずに済みます。東海道新幹線を使うならこちらの方法になります。

現在のところ、PASMOでの新幹線乗車ではJRE POINTが貯まりません。東京メトロのメトポや都営交通のToKoPoなど、乗車する事業者のポイントプログラムに登録しておくのが現実的な貯め方です。新幹線の自動改札機はオートチャージの対象外なので、残高の確認だけは忘れないようにしましょう。

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