- Q
楽天Edyオンラインとオンライン決済は同じものですか?
- A
別のものです。楽天Edyオンラインは、おサイフケータイの残高をサーバー上に一時的に預けるためのサービスで、ネットショップでの支払いに使うものではありません。
機種変更のときに旧端末の残高を預けて新端末で受け取る用途や、銀行口座からチャージする際の経由として使います。公式は「楽天Edyオンラインはおサイフケータイ向けのサービスとなります。Edyカードとの連携はできません」と明記しています。
「楽天Edyオンライン」は、おサイフケータイの残高を一時的に預けるためのサービスで、ネットショップの決済に使うものではありません。名前が似ているため、オンライン決済と混同されがちです。この記事では、楽天Edyオンラインでできること、おサイフケータイとの連携方法、そしてネットショッピングで楽天Edyを使う手順を、公式情報にもとづいて分けて解説します。
- 楽天Edyオンラインはおサイフケータイ専用で、Edyカードとは連携できない
- 機種変更時に残高を一時的に預ける用途と、銀行口座チャージの経由に使う
- ネット決済で単独で使えるのはおサイフケータイ(Android)だけ
- パソコンでEdyカードを使うEdy Viewerは新規に設定できない状態にある
- 1台・1枚にチャージできる上限は50,000円、1回の発行は25,000円が限度
楽天Edyとは
楽天Edyは、「楽天Edy株式会社」が発行する電子マネーです。カードやスマホをかざすだけで決済ができます。店頭での決済に加えて、ネットショップでの決済にも対応しているのが特徴です。
公式によると、楽天Edyが使えるお店は全国135万カ所以上(2023年12月1日時点)です。
ポイントを貯めて使える
楽天サービスで貯めた楽天ポイントは、1ポイント=楽天Edy1円分としてチャージできます。また、楽天Edyの利用でもポイントが貯まります。
楽天Edyでは「ポイント設定」を済ませることで、貯めるポイント・マイルを1つ選べます。公式が挙げている選択肢は、楽天ポイント・ANAのマイル・ヨドバシゴールドポイント・エディオンポイント・ドットマネーです。ただし、Edy機能付き楽天カードは楽天ポイントが自動的に貯まります。
ポイントは「200円(税込)につき1ポイント」です。楽天ポイントカード機能が付いたEdyなら、加盟店で提示することで提示分のポイントも受け取れます。なお公式は「楽天ポイントカードは加盟店によって、ポイントの付与率が異なります」と注記しています。
提示分を受け取るときは、先に店頭スタッフに楽天ポイントカード番号を読み取ってもらい、そのあとで楽天Edyで支払う流れになります。
楽天Edyは、楽天グループのプリペイド型電子マネーです:楽天Edy
楽天Edyの種類は五つ
公式のチャージ方法一覧では、楽天EdyはEdy-楽天ポイントカード(Edyカード・グッズ)・Edy機能付き楽天カード・おサイフケータイ・楽天Edyアプリ+Edyカード・iPhone+Edyカードの5種類に分けられています。
このうち、店頭でかざして支払えるのはEdyカード類とおサイフケータイです。EdyカードにはICチップが入っており、店舗の端末にかざして決済します。おサイフケータイは、スマホに搭載されたFeliCaをかざして決済します。
一方で、アプリを使う「楽天Edyアプリ+Edyカード」「iPhone+Edyカード」は、チャージや残高・履歴の確認をするためのものです。公式も「Edyカードにチャージできる機能ですので、スマートフォンでの支払いはできません。チャージしたEdyカードでお支払いください」と注記しています。
Edyは事前に入金しておくプリペイド型で、1枚のEdyカード(1枚のEdy機能付き楽天カード/1台のおサイフケータイ)にチャージできる上限は50,000円です。残高の範囲で支払う仕組みで、1回に発行されるEdyの額は約款上25,000円相当が限度とされています。
なお、楽天Edyアプリは新規ダウンロードが停止されています。公式は「楽天Edyアプリは新規ダウンロードを停止いたしました。機種変更時は楽天ペイアプリの楽天Edy機能をご利用ください」と案内しています。あわせて「iOS版の楽天Edyアプリは2026年8月末日を目処にご利用いただけなくなる予定です」とも告知されています。Android版の楽天Edyアプリは引き続き使えるとされています。
楽天Edyオンラインとはどんなサービス?
楽天Edyオンラインは、公式の定義では「楽天Edyのうち、当社所定のサーバーに記録されることをもってアカウントで保有されるもの」です。サーバー上にある楽天Edyの一時預かり所と考えるとわかりやすいでしょう。
名前は似ていますが、ネットショップでの「オンライン決済」に使うサービスではありません。また公式は「楽天Edyオンラインはおサイフケータイ向けのサービスとなります。Edyカードとの連携はできません」と明記しています。
機種変更時の残高移動に使える
おサイフケータイの楽天Edyは、機種変更の際に旧端末から新端末への残高移行が必要です。
公式は「機種変更前のおサイフケータイの残高を一時的に楽天Edyオンラインに預けることができます。預けた残高を機種変更後のおサイフケータイで受け取ることができます」と案内しています。旧端末で預ける手続きをしてから、新端末で受け取る流れです。
預けた残高を受け取れる期間は「30日間」です。残高を使い切ってから機種変更する必要がないため、手間を減らせます。
ただし、受け取れるのは新端末もおサイフケータイの場合に限られます。おサイフケータイ非対応の端末やiPhoneへは移行できません。その場合は残高を使い切るか、Edyカードへの引き継ぎ手続きを行いましょう。
なお、楽天会員を退会するとその時点の楽天Edyオンラインの残高は補償されません。退会前に、連携済みのおサイフケータイへ残高を移しておく必要があります。スマホが故障して預け入れの操作ができない場合は、Edy番号を添えて楽天Edyの窓口へ問い合わせます。
銀行口座からのチャージ
おサイフケータイの場合、あらかじめ金融機関に口座振替を申し込むことで、銀行口座からの自動引き落としでチャージできます。公式によると手数料は無料で、月額10万円までという上限があります。
対応金融機関は都市銀行・ゆうちょ銀行・地方銀行など多数あり、公式サイトに一覧が掲載されています。銀行口座を登録しておくと、店舗でチャージする手間が省けます。オートチャージにも対応しています。
なお、公式のチャージ方法一覧で銀行口座チャージが○になっているのはおサイフケータイだけです。Edyカード類やiPhone+Edyカードでは利用できません。
おサイフケータイとの連携方法と使い方
楽天EdyオンラインとおサイフケータイのEdyは、「楽天ID」を通じて連携します。一度連携すると、残高の移行や銀行口座からのチャージができるようになります。
まずは登録しよう
楽天Edyオンラインは、おサイフケータイに楽天Edyを登録し、連携すると使えるようになります。まずはおサイフケータイ対応の端末で楽天Edyを設定しましょう。
アプリの「詳細を見る」から、おサイフケータイと楽天Edyオンラインの連携ができます。連携には楽天会員IDとパスワードが必要です。公式は「楽天Edyオンラインは、楽天市場で利用する楽天IDと同じものを利用したサービス」と説明しています。
なお、1台のおサイフケータイに連携できる楽天会員IDは「1つのみ」です。楽天IDを使い分けていても、1台に2つのIDを連携することはできません。ただし公式は「1つの楽天会員IDに、複数のおサイフケータイを連携する事は可能です」としています。
アプリを削除しても楽天Edyオンライン自体は引き続き利用できますが、おサイフケータイとの連携は解除される点に注意しましょう。
チャージ残高を無料で移動
おサイフケータイと楽天Edyオンラインの間では、相互に残高を移動できます。アプリで楽天Edyオンラインと連携したうえで、手続きを行いましょう。
アプリの「詳細を見る」から連携を行い、楽天IDとパスワードでログインします。移動したい金額を入力して手続きを進めます。
楽天Edyオンラインに残高があるときは「おサイフケータイ残高」に向かう矢印を、おサイフケータイから預けたい場合は「オンライン残高」に向かう矢印を選びます。残高移動完了の画面が表示されれば手続きは完了です。
銀行口座からのチャージ方法
銀行口座からおサイフケータイにチャージするには、まずアプリで本人確認を行います。そのうえで、チャージ設定から対象の金融機関を選んで登録します。
金融機関ごとに手続きの画面は異なりますが、書類の提出は不要で、オンライン上で引き落とし口座として設定できます。
公式によると、銀行口座からのチャージは申し込みから利用できるようになるまで、最短で申し込み日翌日の15時までかかります。一部の金融機関では、さらに3日程度かかる場合があるとされています。登録が完了してチャージが使えるようになると、メールで知らせが届きます。
オンライン決済方法
楽天Edyは、ネットショップの決済にも使えます。ただし、単独で使えるのはおサイフケータイ(Android)だけです。公式の機能比較表でも、ネットショッピングはおサイフケータイのみが○で、Edyカードは「パソコンと楽天Edyリーダーが必要」とされています。
パソコンで決済する場合
パソコンでEdyカードを使ってネット決済をするには、「楽天Edyリーダー」または「FeliCaポート/パソリ」と、専用ソフトウェア「Edy Viewer」が必要でした。
しかし現在、これから新たにEdy Viewerを設定することは事実上できません。公式は「楽天Edyから提供していたEdy Viewer対応のNFCポートソフトウェア(Ver5.6.9および6.0.4)の提供は終了しております」「ソニー様ご提供の最新のNFCポートソフトウェアを使用しても、Edy Viewerを動作することはできませんのでご注意ください」と案内しています。NFCポートソフトウェアの新規ダウンロードも2023年6月29日に終了しています。
また公式は「Edy ViewerはWindowsアップデートにより予告なくサービス変更または終了となる場合がございます」とも告知し、代わりにiOS版楽天ペイアプリのEdy機能や楽天Edyアプリの利用を案内しています。パソコンで使うためにカードリーダーを買い足すのは避けたほうがよいでしょう。
スマホで決済する場合
スマホでは、おサイフケータイを使ってネット決済を行います。「楽天Edyオンライン」に残高を移す必要はありません。おサイフケータイの残高がそのままネット決済に使われます。
手順は、楽天Edy支払いに対応したネットショップの注文画面で支払い方法に楽天Edyを選び、表示された支払い画面で決済するだけです。パソコンサイトや一部のスマホサイトでは、メールアドレスを入力すると決済開始メールが届き、記載のURLから手続きを進める形になります。
公式の加盟店一覧(ネットショップ)には、アマゾン・アメーバ・GREE・Joshin web・DMM.com・KBS Download Mall・ラインが掲載されています。Amazon.co.jpも「電子マネー払いには、楽天Edy(Edyカード、Edyアプリインストール済みのおサイフケータイに対応)」と公式に案内しており、あわせて「複数の電子マネー、他のお支払い方法との併用はできません」としています。
また、Android端末向けの「Google Play」のアプリやデジタルコンテンツの購入にも楽天Edyを使えます。あらかじめGoogle ウォレットに楽天Edyを追加し、Play ストアの「お支払いと定期購入」→「お支払い方法」から「電子マネーカードを追加」で楽天Edyを登録しておきましょう。
なお、おサイフケータイを経由するため、iPhoneやおサイフケータイ非対応のスマホでは決済できません。公式も「iPhoneとEdyカードを利用しての、ネットショップでのお支払いはできません」と明記しています。
アプリ名:楽天ペイ
価格:無料
Google Play:ダウンロード
楽天Edyオンラインに関するよくある質問(Q&A)
名前が似ていて混同しやすい点をまとめました。
まとめ|楽天Edyオンラインは「残高の預け先」
楽天Edyオンラインは、おサイフケータイの残高を一時的に預けるためのサービスです。機種変更時の残高移行や、銀行口座からのチャージの経由に使います。Edyカードとは連携できません。
一方、ネットショップでの決済に単独で使えるのはおサイフケータイ(Android)だけです。パソコンでEdyカードを使うEdy Viewerは、対応ソフトウェアの提供が終了しており、これから設定するのは現実的ではありません。
これから楽天Edyを始めるなら、公式が案内するとおり楽天ペイアプリを使うのが確実です。
楽天Edyはポイントサイトで貯まったポイントをドットマネー経由で交換することでお得に貯めることができます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。