- Q
洗濯したSuicaの再発行にお金はかかりますか?
- A
障害による再発行であれば、費用はかかりません。JR東日本は「障害の際の再発行手数料、および新しいカードの預り金(デポジット)は不要です」と案内しています。
ただし、なくした場合の紛失再発行は扱いが異なり、再発行手数料520円と新しいカードの預り金(デポジット)500円がかかります。
洗濯機を回したあとで、ポケットにSuicaを入れたままだったと気づくことがあります。濡れてしまったSuicaは、もう使えないのでしょうか。結論からいうと、変形や破損がなければそのまま使えることが多く、まずは水分を拭き取って動作を確かめるのが先です。読み取りができなくなった場合は、JR東日本の「障害再発行」で新しいカードを受け取れます。洗濯直後の対処法と避けたい乾かし方、再発行の手続きを公式情報にもとづいて解説します。
- 洗濯したSuicaはまず乾いたタオルで水分を拭き取り、変形がないか確認する
- ドライヤーの熱風や衣類乾燥機は変形・故障の原因になるため使わない
- 読み取れなくなったSuicaは「障害再発行」の対象で、再発行手数料とデポジットは不要
- 障害再発行の申し出先はSuica・PASMOエリア内の主な駅などのみどりの窓口やバス営業所
- 裏面右下の「JE」で始まる17桁のカード番号が判読できないと再発行はできない
Suicaを洗濯機で洗ったときの対処法
急いでいるときや疲れているときには、ポケットにSuicaを入れたまま洗濯機に入れてしまうこともあるでしょう。そのようなときの正しい対処法を紹介します。
濡れただけなら使えることが多い
Suicaカードは、ICチップとアンテナをプラスチックのカードで挟み込んだ構造になっています。ICチップやアンテナは繊細な部品ですが、プラスチックが保護する役目を果たしているため、水にぬれただけであればそのまま使えるケースは少なくありません。
ただし、JR東日本は洗濯してしまったSuicaの扱いについて公式に案内していません。「洗っても大丈夫」と保証されているわけではないため、濡れたあとは必ず動作を確かめましょう。読み取りができなくなった場合は、後述する「障害再発行」の対象になります。
慌てずタオルでトントンしよう
衣類と一緒にSuicaを洗濯機にかけたときには、まずカード表面に付着した水分を「タオル」で拭き取りましょう。目立った傷がなければそのまま使えることがほとんどです。
タオルで拭くときには、ごしごし力を入れると傷つく可能性があります。傷つけることがないよう、乾いたタオルで優しくトントンと水分を吸い取りましょう。
脱水で変形している可能性も
水に強い性質のSuicaカードですが、脱水の過程で変形することがあります。特に脱水が強めに行われる洗濯機の場合には注意が必要です。
変形の仕方によっては、内部のICチップやアンテナが破損し、使えなくなることもあるでしょう。JR東日本も、Suicaをズボンのポケットに直接入れるなどするとSuicaが折れたりゆがんだりして、券売機や精算機に入れたときに詰まることがあると案内しています。水分を拭き取ったら、反りやゆがみがないかを平らな場所に置いて確かめておくと安心です。
やってはいけない乾かし方
目視で確認し変形といった異常が見られない場合には、乾かして使えることがほとんどです。しかし、乾かし方によってはSuicaが使えなくなることもあるため注意しましょう。
ドライヤーで乾かす
水に強いプラスチック素材のSuicaカードですが、熱には弱く温度によっては変形し故障する可能性があります。そのため「ドライヤー」で乾かす方法は避けましょう。
水濡れした小物類をスピーディーに乾かすためにドライヤーを利用することもあります。しかし、熱に弱い素材を利用しているものは、ドライヤーの使用に向いていないため注意が必要です。自然乾燥させるか、乾いたタオルで水分を吸い取るだけにとどめましょう。
うっかり乾燥機にかける
熱に弱いSuicaカードは、衣類乾燥機にかけてしまわないよう注意しましょう。乾燥機の内部は高温になるため、カードが変形したり、内部のICチップが損傷したりするおそれがあります。
洗濯機で洗うだけならそのまま使い続けられる可能性が高いですが、乾燥機にかけてしまった場合には使えなくなるケースも多いでしょう。洗濯物を乾燥機に移す前に、ポケットの中身をもう一度確かめる習慣をつけておくと安心です。
変形していなければ使ってみよう
洗濯してしまったSuicaカードでも、変形しておらず見た目に問題がない状態であれば、まずは使ってみましょう。問題なく使い続けられるケースが大半です。
コンビニなどで確認しよう
変形がないことを確認し、水気を拭き取ったSuicaカードが使えるか確認するには、「コンビニ」といった交通系ICカードに対応している店舗で利用しましょう。買い物をするときにSuicaで支払うのです。
タッチして正常に支払いが済めば、そのまま使い続けられるでしょう。うまく読み込めず支払えない場合は破損の可能性がありますが、単にチャージ残額が足りないだけということもあるため、残額もあわせて確認してみてください。万が一使えない場合でも、現金やほかの電子マネーで決済できます。
駅の改札で使う方法でも確認できますが、その方法では通勤といった急いでいるタイミングで足止めされることもあります。電車をスムーズに使うためには、事前にコンビニで確認しておくのがよいでしょう。
使えない場合は再発行手続きを
読み取りができなくなったSuicaは「障害カード」として、再発行の手続きができます。JR東日本は、Suicaの読み取りができなくなるなどカードに障害が発生した場合の申し出先を、Suica・PASMOエリア内の主な駅およびJR東日本の新幹線停車駅のみどりの窓口やバス営業所と案内しています。なお、Suica一部対応駅では再発行を取り扱っていません。
手続きでは、裏面右下の「JE」で始まる17桁のカード番号にもとづいて、まず障害カードの利用停止を行います。再発行カードの受け取りは翌日以降で、元のカードの発行会社の窓口でのみ受け取れます。
障害の際の再発行手数料と、新しいカードの預り金(デポジット)はどちらも不要です。ただし、裏面のカード番号が判読できない場合は、いかなる場合であっても再発行はできません。また「ICカード乗車券取扱規則」第17条では、障害の原因が利用者の故意または重大な過失であると認められる場合を除いて再発行を行うと定められており、請求日翌日の窓口営業開始時間までに使用停止措置を行ったうえで、14日以内に再発行するとされています。
なくした場合の「紛失再発行」とは扱いが違う
洗濯による故障で使う「障害再発行」と、カードをなくしたときの「紛失再発行」は、費用も対象も異なります。混同しないよう整理しておきましょう。
紛失再発行の対象は「My Suica(記名式)」と「Suica定期券」で、受け取りの際に再発行手数料520円と、新しいカードの預り金(デポジット)500円を支払います。無記名の「Suicaカード」「Suicaイオカード」は、紛失再発行の取り扱いがありません。
つまり、洗濯で読み取れなくなった場合は費用がかからず、なくした場合は費用がかかるということです。どちらの手続きでも、裏面のカード番号を控えておくとカードの特定がスムーズになります。
洗濯したSuicaに関するよくある質問(Q&A)
洗濯してしまったSuicaについて、迷いやすい点をまとめました。
まとめ|洗ったSuicaは拭いて確認し、使えなければ障害再発行
Suicaカードを誤って洗濯したとしても、まずは慌てずタオルで優しく水分を拭き取りましょう。プラスチックがICチップやアンテナを守る構造のSuicaカードは、水にぬれただけならそのまま使えることが少なくありません。
見た目に変形や破損がなければ、そのまま使えることが多いでしょう。ただし、熱には弱いため、ドライヤーの使用や乾燥機は避けてください。誤って使用すると、変形し故障する可能性があるからです。
洗濯したSuicaカードが使えるか確認するには、コンビニでの買い物に使用する方法がよいでしょう。無事決済できれば、問題なく使えます。読み取れない場合は、Suica・PASMOエリア内の主な駅などのみどりの窓口やバス営業所で障害再発行を申し出ましょう。手数料とデポジットは不要ですが、裏面のカード番号が判読できないと再発行できないため、番号は控えておくと安心です。
ポイントサイトで貯まったポイントはドットマネー経由で様々な電子マネーに交換できます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。