ゴールドカードを持つには、どのくらいの年収が必要なのか気になっていませんか。結論からいうと、年収がいくら必要かという基準はカード会社が公開しておらず、招待(インビテーション)が届く条件も同様に公開されていません。確認できるのは、公式サイトに記載された申し込み対象・年会費・特典までです。この記事では、公開されている条件の読み方と、20代向けを含むゴールドカードの申し込み対象や年会費の違いを整理します。
- 年収がいくら必要かという基準はカード会社が公開しておらず、招待(インビテーション)が届く条件も公開されていない
- 確認できるのは公式サイトに記載された申し込み対象・年会費・必要書類までで、発行会社の系統(流通系・信販系など)から判断することもできない
- 年齢の条件は一般カードと異なり、JCBゴールドは「20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。本業が学生の方はお申し込みになれません」と記載されている
- 年会費は1万円前後が主流。JCBゴールドは1万1000円(税込)でオンライン入会は初年度無料、エポスゴールドカードは年間利用額50万円以上で翌年以降永年無料になる
- 20代向けの「JCB GOLD EXTAGE」は年会費3300円(税込・初年度無料)で、申し込み対象は「20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方」
- ゴールドカードはどんなカードか
- ゴールドカードのランク
- 発行会社の系統でサービスが変わる
- ゴールドカードの申し込み条件
- 年齢の条件を確認する
- 本人に安定した収入があること
- 年会費を支払い続ける余裕がある
- 申し込みの前に確認しておきたいこと
- クレジットヒストリーとは
- 年間利用額で変わる年会費と特典
- おすすめのゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」
- 年会費と家族カード
- 毎日が豊かになる特典をチェック
- おすすめのゴールドカード「エポスゴールドカード」
- 年間50万円以上利用で年会費無料
- ポイントの貯めやすさが嬉しい
- おすすめのゴールドカード「JCBゴールド」
- 公開されている申し込み対象と年会費
- ステータス性は十分にある
- 若年層向けゴールドカードの特徴
- 年会費が抑えられている
- 上位カードに自動アップグレードも
- まとめ|ゴールドカードは公開されている条件で選ぶ
ゴールドカードはどんなカードか
ゴールドカードは、一般カードと何が違うのでしょうか。カードランクの中での位置づけと、申し込みの前に確認しておきたい条件を整理します。
ゴールドカードのランク
「ゴールドカード」は、通常「一般カード」の上に位置するランクのカードです。一般カードにはない特典が付帯し、年会費も上がります。
一般カードよりランクの高い上位カードは複数あり、「プラチナカード」「ブラックカード」はゴールドカードよりさらに高いステータスを持つカードです。
ゴールドカードは、一般カードよりもワンランク上のステータスを得たいときに適しています。旅行保険やラウンジサービスなど、上位カードならではの特典を利用したいときは、最初に発行を検討してみましょう。
発行会社の系統でサービスが変わる
同じゴールドカードでも、発行するカード会社の系統によって付帯するサービスの方向性が変わります。
例えば、スーパーや商業施設などを母体に持つ会社は「流通系」と呼ばれます。そのほか、貸金業を営む「消費者金融系」や割賦支払いのサービスを提供する「信販系」もあります。
流通系は自社の店舗での割引やポイントアップ、銀行系は口座や振込に関する優遇、信販系は分割払いやショッピング保険といったように、母体の事業と結び付いた特典が用意されているのが一般的です。
なお、申し込みの可否を決める基準は各社とも公開していません。系統から難易度を推し量ることはできないため、公開されている申し込み対象・年会費・特典で比較しましょう。
ゴールドカードの申し込み条件
ゴールドカードを申し込むには、カード会社が公開している申し込み条件を満たす必要があります。年齢や収入に関する条件が一般カードとは異なるため、事前に確認しておきましょう。
年齢の条件を確認する
ほとんどのゴールドカードには、一般カードと異なる年齢の条件が設けられています。一般カードは18歳以上が基本ですが、ゴールドカードは下限が引き上げられていることがあります。
例えばJCBゴールドの申し込み対象は、公式サイトに「20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。本業が学生の方はお申し込みになれません」と記載されています。「満25歳以上」のように下限がさらに高いカードもあります。
年齢の条件はカードごとに異なります。申し込みの前に、各カードの申し込み対象を必ず確認しましょう。
本人に安定した収入があること
ゴールドカードの多くは、「本人に安定収入があること」が申し込み条件です。一般カードは学生でも申し込めるものがありますが、ゴールドカードは学生を対象外としているカードがあります。
JCBゴールドの申し込み対象にも「本業が学生の方はお申し込みになれません」と明記されています。
一方で、年収がいくら必要かという基準は、カード会社が公開していません。「年収◯◯万円あれば申し込める」という目安は公式には示されていないため、本記事でも具体的な金額は挙げません。
確認できるのは、公式サイトに書かれている申し込み対象・年会費・必要書類までです。ここを読み比べるのが、遠回りに見えて確実な方法です。
年会費を支払い続ける余裕がある
基本的に、ゴールドカードには年会費がかかります。「イオンゴールドカード」のように年会費無料のケースもありますが、1万円前後が主流です。三井住友カードのように、「年間100万円以上の利用」で年会費無料になるケースもあります。
ゴールドカードを発行する前に、年会費を支払ってでもそのカードを維持したいのかよく考えましょう。年会費を払う余裕や価値がない場合は、発行が向いていない可能性もあります。
一般カードは年会費無料のものも多く、カード維持のコストを考える必要はほとんどないでしょう。ゴールドカードの場合は複数のカードを発行するとその分維持費が上がり、特典を生かし切れなくなります。
どちらが向いているのか、考えた上で検討しましょう。
申し込みの前に確認しておきたいこと
年会費のほかに、支払いの記録と年間の利用額も確認しておきましょう。ゴールドカードは年会費の割引や特典の条件が年間利用額と結び付いていることが多く、維持コストの見通しに関わります。
クレジットヒストリーとは
クレジットカードや割賦販売の利用・支払いの記録を「クレヒス(クレジットヒストリー)」と呼びます。
クレヒスは、クレジットカードの利用以外でも記録されます。携帯電話端末を分割で購入した場合の端末代の支払いや、ショッピングローンも対象です。これらの記録は「信用情報機関」に登録されます。
延滞などの情報は一定期間残ります。カードの種類にかかわらず、支払い忘れを避けて記録を正常に保つことが大切です。
年間利用額で変わる年会費と特典
ゴールドカードには、年間利用額に応じてボーナスポイントが付いたり、翌年以降の年会費が無料になったりする仕組みを持つものがあります。
例えばエポスゴールドカードは、年間ご利用額50万円以上で翌年以降永年無料になります。ボーナスポイントは年間50万円の利用で2500ポイント、年間100万円の利用で1万ポイントです。
こうした年会費や特典の条件は、各社が公式サイトで公開しています。一方で、招待(インビテーション)が届く条件を公開しているカード会社はほとんどありません。公開されていない基準を推し量るのではなく、公開されている条件と自分の年間利用額を照らし合わせて選びましょう。
おすすめのゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」
ステータス性を重視するなら、American Express®が発行するゴールドカードを検討しましょう。旅行やダイニングの特典がそろっています。ビジネスでもプライベートでも活用できるカードです。
年会費と家族カード
かつての「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、現在「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード」として案内されています。年会費は3万9600円(税込)です。
家族カードは2枚まで無料で、3枚目以降は1枚につき1万9800円(税込)がかかります。夫婦で上位カードを保有したいときにも役立つでしょう。
毎日が豊かになる特典をチェック
このカードには、上位カード特有の特典が付帯しています。レストランを利用する人にぴったりなのが「ゴールド・ダイニング by 招待日和」です。
国内外約250店舗が対象で、所定のコースメニューの2名様以上のご予約・ご利用で1名様分のコース料金が無料になります。
カードを継続するだけでも特典があります。「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」のホテル予約で使える1万円分のトラベルクレジットがプレゼントされます。
そのほか、ポケットコンシェルジュでの飲食は毎回20%・年間最大1万円、スターバックス カードへのオンライン入金は毎回20%・年間最大5000円のキャッシュバックが受けられます。
カードだけでなく、手持ちのスマートフォンにも補償がつきます。破損・盗難・水濡れによる修理代金を最大5万円まで補償するサービスです。
貯まったポイントはマイルへの移行や商品券との交換ができ、飛行機での移動が多い人にも役立つでしょう。
おすすめのゴールドカード「エポスゴールドカード」
マルイを利用する人は、「エポスゴールドカード」を検討しましょう。年間利用額によっては年会費無料になり、維持費がかかりません。マルイ以外での利用もポイント還元率が上がるプログラムもあり、多様なシーンで活用できるでしょう。
年間50万円以上利用で年会費無料
「エポスゴールドカード」は、招待と申し込みどちらも対応しています。年会費は公式サイトに「当社からご招待:永年無料」「プラチナ・ゴールド会員のご家族からご紹介:永年無料」「上記以外:5,000円(税込)」と記載されています。
申し込みで発行した場合も、年間ご利用額50万円以上で翌年以降永年無料になります。
なお、招待が届く基準はエポスカードも公開していません。公開されているのは、上記の年会費の条件までです。
ポイントの貯めやすさが嬉しい
エポスゴールドカードのポイント還元率は、通常0.5%です。しかし、ポイントを貯めやすいプログラムが用意されています。
「選べるポイントアップショップ」は、対象ショップから好きなものを三つまで登録できるプログラムです。登録したショップでの利用は、公式サイトの表記で「ご利用時のポイントが最大2倍」になります。
また、年間利用額に応じたボーナスポイントもあります。年間50万円の利用で2500ポイント、年間100万円の利用で1万ポイントです。
ポイントは有効期限がなく、マルイ関連のサービスで使えます。マルイを利用しない人でも、「エポスVisaプリペイドカード」を発行するとポイントの利用範囲が広がるでしょう。
プリペイドカードにはエポスポイントがチャージでき、全国のVisa加盟店で使えます。
おすすめのゴールドカード「JCBゴールド」
JCBが自社で発行するJCBオリジナルシリーズには、ゴールドカードがあります。ステータス性とゴールドカードならではの特典を兼ね備えたカードは、年齢が上がってもずっと持ち続けられる1枚です。
公開されている申し込み対象と年会費
JCBゴールドの申し込み対象は、公式サイトに「20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。本業が学生の方はお申し込みになれません」と記載されています。
年会費は1万1000円(税込)で、オンライン入会の場合は初年度無料です。家族カードは1名まで無料で、2人目以降は1名につき1100円(税込)がかかります。
家族会員の対象は「生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方」です。
JCBカードは、カードランクのアップグレードにも対応しています。一般カードから使い始めて、あとからゴールドカードを申し込むこともできます。
ゴールドカードなら、【JCB ORIGINAL SERIES】JCBゴールド
ステータス性は十分にある
JCBゴールドは、上位カードならではの付帯サービスを備えています。最高1億円を補償する海外旅行傷害保険や、国内の主要空港およびハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジを無料で利用できるサービスが付いています。
グルメの優待もあります。1500店舗以上の飲食店で利用できる「JCBスター・ダイニング by OMAKASE」です。
JCBカードは顧客満足度を高めるための取り組みを積極的に行っており、セキュリティ意識も高いカード会社です。上位カードを作りたい会員も、安心感が持てるでしょう。
若年層向けゴールドカードの特徴
ゴールドカードには、20代向けのものもあります。若いうちからゴールドカードを持ちたいと考えるなら、若年層限定のカードを検討しましょう。一般のゴールドカードとの違いや特徴を解説します。
年会費が抑えられている
若年層向けカードは、若い世代への負担を考えて年会費が低く設定されているのが特徴です。
例えば「JCB GOLD EXTAGE」の年会費は3300円(税込)で、初年度は無料です。申し込み対象は公式サイトに「20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方」と記載されています(本業が学生の人は申し込みできません)。
一般のJCBゴールドの年会費は1万1000円(税込)です。20代のうちは、若年層向けのゴールドカードのほうが維持の負担を抑えられます。
上位カードに自動アップグレードも
若年層限定のゴールドカードの中には、一定の時期が来ると一般のゴールドカードに切り替わるものもあります。
「JCB GOLD EXTAGE」は、公式サイトに「JCB GOLD EXTAGEの初回更新時(5年後)、審査のうえ自動的にJCBゴールド(ORIGINAL SERIES)へ切り替えとなります」と記載されています。切り替え後の年会費は本会員1万1000円(税込)です。
20代のうちに持っておきたい人は、こうした切り替えの仕組みがあるカードを選ぶとよいでしょう。
まとめ|ゴールドカードは公開されている条件で選ぶ
ゴールドカードは、一般カードとは年齢や年会費の条件が異なります。JCBゴールドのように「20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」と申し込み対象を公開しているカードもあるため、まずはそこを確認しましょう。
一方で、年収がいくら必要かという基準を公開しているカード会社はほとんどありません。招待が届く条件も同様です。公開されていない基準を推し量るよりも、申し込み対象・年会費・特典という公開されている条件で比べるほうが確実です。
年会費もかかるため、年間の利用額と特典が見合うかどうかで、自分に合った1枚を探しましょう。



