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使わないままのマイルはどうなる?JAL・ANAの有効期限と使い切り方
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使わないままのマイルはどうなる?JAL・ANAの有効期限と使い切り方

2026.08.09
by ドットマガジン編集部

旅行の予定が立たないまま、マイルの期限が近づいて困っていませんか?
マイルは有効期限を過ぎると失効し、あとから復活させることはできません。ただし期限は会社やマイルの種類で違い、期限が近いマイルはポイントや電子クーポンに交換して延命することもできます。
この記事では、JALとANAのマイルの有効期限と、期限切れが近いときの使い道、特典航空券を予約したあとに予定が変わったときの扱いを、両社の公式案内にしぼって整理します。

この記事でわかること
  • JALのマイルは搭乗(利用)日の36ヶ月後の月末まで有効
  • ANAはマイル口座グループによって有効期限が違う
  • 期限が近いマイルはe JALポイントやANA SKY コインに交換できる
  • 特典航空券は両社とも予約変更ができず、取り消して取り直す

使わないマイルは期限が来ると失効する

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マイルには有効期限があり、期限内に特典と交換しなければ無効になります。まずは自分のマイルがいつまで有効なのかを確認しましょう。

JALは搭乗(利用)日の36ヶ月後の月末

JALの有効期限はシンプルです。公式はマイルは搭乗(利用)日の36ヶ月後の月末まで有効と案内しており、「8月1日にJALグループ便にご搭乗された場合の積算マイルは、3年後の8月末まで有効」という例を示しています。

失効するタイミングも決まっています。日本時間の月初(毎月1日)0:00にマイルが失効し、有効期限は日本時間23:59が基準です。海外にお住まいの場合は、居住地域ごとに失効時刻が異なります。

公式は「有効期限内に特典と交換されなかったマイルは無効となります」と明記しています。期限が近いマイルは、JAL Webサイトのログイン後の画面か「マイル実績報告付 JALメールニュース」で確認できます。

JALマイレージバンク - マイルの有効期限

ANAはマイルの種類で期限が変わる

ANAは「両社とも一律36ヶ月」ではありません。公式は、口座に積算された全てのマイルが1~4のグループに分かれ、グループごとに有効期限や利用できる特典・手続きが異なると案内しています。

グループ1(通常マイル):フライトやライフソリューションサービスの利用で積算。商品・サービスを利用した月の36ヶ月後の月末まで
グループ2(期間限定マイル)/グループ3(用途・期間限定マイル)/グループ4(航空関連サービス・期間限定マイル):キャンペーンなどで積算。有効期限はキャンペーンにより異なる

つまり、キャンペーンで受け取ったマイルは36ヶ月もたない可能性があるということです。期限は各キャンペーンのWebサイトで案内されます。

使える特典もグループで違います。特典航空券やANA SKY コインは4グループの全てで使えますが、提携ポイントへの交換に使えるのはグループ1とグループ2だけです。

減算の順番も決まっています。公式は「マイルは有効期限が近いものから順に減算いたします。異なるマイル口座グループで同じ有効期限のマイルがある場合は、グループ4(航空関連サービス・期間限定マイル)からグループ1(通常マイル)の順で減算いたします」としています。

ANAマイレージクラブ - マイル口座グループとは

有効期限が延びる・なくなるケース

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上級会員になると、有効期限の扱いが変わります。当面マイルを使う予定がない人ほど、この差は大きくなります。

JALはステイタスとStar グレードで変わる

JALは、FLY ON プログラムとJALグローバルクラブ(JGC)の両方で有効期限の優遇を設けています。

JMBダイヤモンド・JGCプレミア:対象期間中は全てのマイルの有効期限がなくなり、失効しない
JGC Three Star:期間中に貯めたマイルは60ヶ月まで延長(2025年1月以降に貯まるマイルが対象)
JGC Four Star以上:全ての保有マイルの有効期限が無期限

ただし永久ではありません。公式はJMBダイヤモンド・JGCプレミアから他のサービスに資格変更となった場合や資格が失効した場合は、手持ちの全てのマイルの有効期限がその日の36ヶ月後の月末までになるとしています。

ANAはダイヤモンドとミリオンマイラー

ANAにも同様の仕組みがあります。公式が挙げているのは次の2つです。

ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー期間中は、未使用マイルの有効期限が延長され、マイルが失効しない
ミリオンマイラー(ANAライフタイムマイル100万マイル以上)は、生涯にわたってマイルが失効しない

こちらも資格を失うと元に戻ります。公式は「ダイヤモンドサービス」メンバーでなくなった場合、全ての未使用マイルの有効期限はその時点から36ヶ月後の月末までになるとしています。

上級会員でない場合は、期限が来る前に使い切るしかありません。次の章で使い道を見ていきましょう。

期限切れが近いマイルの使い道

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マイルは特典航空券や座席のアップグレード以外にも使えます。期限が近いときは、有効期限が新しく設定されるポイントや電子クーポンに交換しておくと、使い道をあとから考えられます。

e JALポイントに交換する

「e JALポイント」は、JAL Webサイトでの航空券・ツアー購入代金の一部または全額の支払いに使えるポイントです。1ポイント=1円相当として、本人と二親等以内の親族が利用できます。

公式が示している交換単位は次のとおりです。

1,000マイル=1,000ポイント(1,000円相当)
10,000マイル=15,000ポイント(15,000円相当)

この2つの交換単位を組み合わせて交換でき、1ポイントから支払いに使えます。100マイルからの特典交換は、2025年12月15日をもって終了しました。

なお、国際線特典航空券を手配するときの税金・燃油特別付加運賃の支払いには使えません。

より幅広く使いたいなら「JALクーポン特典」もあります。公式は「10,000マイルで12,000円相当のクーポンに交換できます」としており、JALグループ航空券・ツアー・ホテルの宿泊などの支払いに使えます。

JALマイレージバンク - e JALポイント特典

ANA SKY コインに交換する

「ANA SKY コイン」は、ANAウェブサイトで航空券や旅行商品(国内ツアー・海外ツアー)の支払いに使える電子クーポンです。公式はANA SKY コインの有効期限を交換日より12ヶ月後の末日としているため、期限が近いマイルを交換すれば、そこから1年近く使い道を検討できます。

交換率は一律ではありません。公式は「交換率は、交換マイル数と、ANAマイレージクラブの会員ステイタスやANAカード(クレジット機能付)の種類に応じて変動します」としており、次の表を「マイル交換率の例」として掲載しています。

5,000マイル:ANAマイレージクラブ会員も、ANA CARDも、ANA「ブロンズサービス」メンバーも5,000コイン
10,000マイル:ANAマイレージクラブ会員12,000コイン(1.2倍)/ANA CARD 12,000コイン(1.2倍)/ANA「ブロンズサービス」メンバー13,000コイン(1.3倍)
20,000マイル:ANAマイレージクラブ会員24,000コイン(1.2倍)/ANA CARD 26,000コイン(1.3倍)/ANA「ブロンズサービス」メンバー28,000コイン(1.4倍)

1マイル単位での交換もできますが、交換率が上がるのはまとまったマイル数からです。申し込み後の取り消しや変更はできないため、交換するマイル数は慎重に決めましょう。

ANAマイレージクラブ - ANA SKY コインに交換する

提携ポイントや電子マネーに交換する

当面旅行の予定がないなら、共通ポイントや電子マネーに交換して日常で使う手もあります。ただし「どれも1マイル=1円相当」ではありません。交換先と交換単位で価値が変わります。

JALのパートナー特典では、次のような条件が示されています。

Ponta特典:10,000マイルで10,000Pontaポイント。3,000マイル~は1,000マイル単位で1マイル=0.5Pontaポイント
dポイント特典:10,000マイルでdポイント10,000ポイント
Suica特典:10,000マイルで10,000円相当
Amazonギフトカード特典:10,000マイルで10,000円相当
WAON特典:3,000マイルで1,500WAON、10,000マイルで11,000WAON
楽天ポイント特典:10,000マイルで楽天ポイント8,000ポイント

ANAの提携ポイント交換は、原則として10,000マイル単位です。

電子マネー「楽天Edy」:10,000マイルごとに10,000円分
Vポイント:10,000マイルごとにVポイント10,000ポイント
nanacoポイント:10,000マイルごとにnanacoポイント10,000ポイント
楽天ポイント:10,000マイルごとに楽天ポイント8,000ポイント

ANAは「2026年4月22日交換申請分より特定の提携ポイントへの交換は、合計で1日最大2口(20,000マイル)までになります」と告知しています。また「同一年度内(4月1日~翌年3月31日)での交換口数の累計が2口までの場合と、3口目の場合では、交換レートが変わります」としているため、大量に交換する場合はレートの確認が要ります。

ANAマイレージクラブ - 提携ポイントへの交換

特典航空券の予定が変わったら

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特典航空券を予約したあとに予定が変わることもあります。JAL・ANAとも、現在は特典航空券の予約変更ができません。取り扱いを確認しておきましょう。

JALの場合

JAL国内線特典航空券について、公式は「予約の変更はできません。(搭乗クラスの変更含む)」「搭乗日当日、出発空港において同一区間の別の便に空席がある場合でも便の変更はできません」と明記しています。

JAL国際線特典航空券も同様で、「予約変更は承れません。(ご搭乗のクラスの変更もできません)」とされています。

予定を変えたい場合は、いったん取り消して払い戻し、新たに手配し直す流れになります。公式も「予約の変更をご希望の場合は、取り消し・払い戻しの上、新たにご希望のご旅程でご手配ください」と案内しています。

なお国内線では、クラス Jまたはファーストクラスへの変更のみ、搭乗日当日に同一便へ空席がある場合に限り有料で受け付けています。マイルでの支払いはできません。

ANAの場合

ANA国際線特典航空券は、限定的な変更ができます。公式によると「ご搭乗日ならびに同区間での搭乗便の変更が可能です」で、航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスの変更はできません。往復旅程から片道旅程への変更、およびその逆もできません。

手続きの窓口にも注意が要ります。公式は「ANAウェブサイトの予約詳細画面より変更手続きを承ります」「空港では変更手続きを承れません。ANAウェブサイトまたはお電話にて、お客様ご自身でお手続きをお願いいたします」としています。

期限は、発券前がお預かり期限まで、発券後は「ご予約済の便の出発前かつご搭乗希望便出発の24時間前まで」です。予約済みの便が出発するまでに変更・取り消しをしなかった場合、以降は変更できません。

搭乗日の変更でシーズンが変わる場合は、必要マイル数の差額調整が必要です。増える場合は差額分のマイルを支払い、減る場合は差額分が払い戻されます。差額調整に必要なマイルが口座にないと、予約変更そのものができません。

払い戻しの手数料はいくらかかる?

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取り消して払い戻す場合は手数料がかかります。払い戻せるのは、両社とも「全区間が未使用の場合」に限られます。

JALの場合

JALの未使用特典の払い戻しにかかる取消手数料は次のとおりです。

国内線特典航空券:1,000円
国際線特典航空券・提携社特典航空券:3,100円
未使用のアップグレード特典:無料

条件は「払い戻す特典の全てが未使用かつ特典発行日から一年以内であること」で、予約便第一区間の出発後は払い戻せません。手数料の支払いはクレジットカードで受け付けています。

戻ってくるマイルの有効期限は、特典交換の際に使用したマイルの当初の有効期限です。公式は「払い戻し時点で有効期限が切れているマイルは口座には戻りません」と明記しているため、期限ぎりぎりで交換したマイルは戻らない可能性があります。

Web手続きの期限は、国内線が予約済み第一区間の便出発20分前まで、国際線が予約便出発の3時間前までです。国内線で20分前を過ぎた場合は、JMB会員専用国内線予約で手続きします。

JALマイレージバンク - マイルを特典に換える際のご注意・ご案内

ANAの場合

ANA国際線特典航空券は、全ての区間で未使用の場合に限りマイルが口座に戻ります。手数料は予約・発券の時期で選択肢が変わります。

2025年6月24日以降の予約・発券分:取消手数料(1名につき3,000円・クレジットカード決済)または取消手数料マイル(1名につき3,000マイル)のいずれかを選択
2025年6月23日までの予約・発券分:取消手数料マイル(1名につき3,000マイル)のみ

払い戻しの窓口も選択肢によって違います。取消手数料(クレジットカード決済)を選ぶ場合はANAウェブサイトのみで、公式は「お電話ではお手続きできません」としています。取消手数料マイルを選ぶ場合は、ANAウェブサイトとANA予約・案内センターのどちらでも手続きできます。

いずれも第一区間の予約便が出発する前までに手続きが必要です。空港では手続きできません。

戻ってくるマイルは、特典交換の際と同じ有効期限・マイル口座グループに払い戻されます。JALと同じく、払い戻し時点で有効期限が切れているマイルは戻りません。複数名分をまとめて払い戻す場合も、手数料は人数分かかります。

マイルの有効期限に関するよくある質問(Q&A)

期限が近づいたときに迷いやすい点をまとめました。

Q

失効したマイルは復活できますか?

A

できません。JAL公式は「有効期限内に特典と交換されなかったマイルは無効となります」としています。

特典航空券を払い戻した場合も、払い戻し時点で有効期限が切れているマイルは口座に戻りません。期限が近いマイルは、失効する前にポイントや電子クーポンへ交換しておくのが確実です。

Q

JALとANAで有効期限のルールは同じですか?

A

同じではありません。JALは搭乗(ご利用)日の36ヶ月後の月末までで一本化されています。

ANAはマイル口座グループごとに期限が違い、36ヶ月後の月末となるのはグループ1(通常マイル)だけです。キャンペーンで積算されるグループ2~4は、キャンペーンごとに有効期限が異なります。

Q

特典航空券の日付を変更できますか?

A

JALは国内線・国際線とも予約変更ができません。公式は「予約の変更をご希望の場合は、取り消し・払い戻しの上、新たにご希望のご旅程でご手配ください」と案内しています。

ANA国際線特典航空券は、搭乗日と同区間での搭乗便の変更に限って可能です。航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスの変更はできません。

まとめ|期限が近いマイルはポイントに逃がす

JALのマイルは搭乗(利用)日の36ヶ月後の月末まで、ANAはグループ1(通常マイル)が利用月の36ヶ月後の月末までで、キャンペーンで受け取ったグループ2~4はキャンペーンごとに期限が異なります。上級会員なら期限が延びたりなくなったりしますが、それ以外は期限内に使い切るしかありません。

旅行の予定が立たないなら、e JALポイントやANA SKY コインに交換して期限を先送りするのが現実的です。共通ポイントや電子マネーに交換して日常で使う方法もありますが、交換単位によっては1マイル=1円相当にならない点には注意しましょう。

特典航空券は両社とも予約変更ができず、取り消して取り直す形になります。手数料と、戻ってくるマイルの有効期限を確認してから動きましょう。

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