「ファミマTカードを解約したい」と考えている人に、先にお伝えすることがあります。ファミマTカードの会員サービスは2025年8月31日で終了し、2025年9月1日に「ファミマカード」へ切り替わりました。いま解約の手続きをするのは、手元に届いたファミマカードということになります。
退会はWebでは受け付けておらず、電話の音声応答サービスだけで手続きします。この記事では、退会の手順と受付時間、貯まっているVポイント(旧Tポイント)やVマネーの扱いを、公式情報にもとづいて解説します。
- ファミマTカードの会員サービスは2025年8月31日で終了し、2025年9月1日に「ファミマカード」へ切り替わった
- 退会はWebサイトでは受け付けておらず、ファミマカードサービスデスクの音声応答サービス(受付時間8:30〜21:30)で手続きする
- 退会と同時に、そのカードのVポイントとVマネーは全て失効する
- 貯まっているVポイントは、退会の前にモバイルVカードかファミペイへ移行しておく
- 利用残高が残っていても退会でき、退会後も明細書が発行されて口座から自動振替される
ファミマTカードの解約方法
ファミマTカードは名称も特典の仕組みも変わりました。まずは、いま解約の窓口がどこにあるのかを整理しましょう。
2025年9月にファミマカードへ切り替わった
ファミマTカードは2025年9月1日に「ファミマカード」へリニューアルしました。発行会社はポケットカード株式会社のままで、既存の会員には新しいカードが順次発送されています。
名称の変更はポイント側でも起きています。2024年4月22日にTポイントはVポイントへ変わり、2025年8月31日をもってファミリーマート店頭でのVポイント磁気カード(Tカード)の読み取りは終了しました。そのため、本記事では現行の名称であるファミマカード・Vポイント・Vマネーで解説します。
【解説動画あり】Vポイントの移行方法 | ファミマカード よくあるご質問
退会は電話の音声応答サービスで手続きする
カードの退会は、本人から電話で音声応答サービスを利用する必要があります。Webサイトでの受付は行われていません。
音声応答サービスでの操作手順は次のとおりで、受付時間は8:30〜21:30です。
・【2】「カード会員様」を選択
・【3】「各種変更」を選択
・【9】「カード退会」を選択
・【1】「カード利用無し」を選択
・カード番号を入力
・生年月日を入力
・退会受付完了
カード番号や生年月日の入力に誤りがある場合、または利用残高がある場合は、オペレーター(受付時間9:00〜17:30)へ自動的に転送されます。オペレーターの受付時間外は「営業時間内にお掛け直しください」というアナウンスが流れます。21:30〜翌朝8:30は音声応答サービスでの退会手続きを利用できません。
電話番号は、利用する電話の種類によって異なります。
・携帯電話から:0570-064-230
・携帯電話以外から:0120-230-553
・IP電話および携帯電話各社のかけ放題プラン利用者:06-7635-2699
なお、カードを退会する際の手数料はかかりません。
暗証番号がわからないときの照会方法
退会の手続きでは暗証番号ではなく生年月日を入力しますが、カードの利用や他の手続きで暗証番号が必要になることがあります。セキュリティ保護のため、暗証番号は電話やメールでは案内されません。わからない場合は「暗証番号通知サービス」を利用しましょう。
申し込みは音声応答サービスから24時間受け付けており、プッシュ操作の手順は次のとおりです。
・【2】クレジット会員
・【1】各種照会
・【4】暗証番号通知サービス
・カード番号16桁
・生年月日(西暦8桁)
・登録電話番号
・登録自宅郵便番号
申し込み後、圧着式ハガキで暗証番号が登録住所へ郵送されます。届くまでの目安は約1週間〜10日程度です。登録住所に変更がある場合は、必ず事前に住所変更の手続きをしておきましょう。
解約証明書が欲しい場合は
住宅ローンを組んだり、銀行で借り入れをしたりする際、「カードの解約証明書」の提出を求められる場合があります。
残高証明書や退会証明書などの各種証明書を希望する場合は、電話で問い合わせます。
また、退会の手続きが済んでいるかを確認したいときも電話で照会できます。音声ガイダンスに従い【4】→【2】をプッシュするとオペレーターにつながり、すでにカードを破棄していてカード番号がわからない場合でも、カード番号や暗証番号の入力は不要です。
退会するとVポイントやVマネーはどうなる?
退会の手続きを先に済ませてしまうと、貯めたポイントも電子マネーの残高も戻せません。順番を間違えないように、ポイント側の扱いを確認しておきましょう。
退会と同時にVポイントとVマネーは全て失効する
退会と同時に、対象カードのVポイント・Vマネーは全て失効します。退会の手続きに入る前に、使い切るか移行を済ませておきましょう。
Vマネーはチャージして使うプリペイド型の電子マネーです。有効期限は最終利用から10年間と長い一方、一度チャージしたVマネーは返金できません。残高がある場合は、Vマネーが使えるお店で使い切ってから退会するのが確実です。
なお、Vポイントの有効期限は、ポイントの最終変動日(付与・還元・交換)から1年間です。退会を先延ばしにしている間に有効期限が切れることもあるため、残高は早めに確認しておきましょう。
VポイントはモバイルVカードかファミペイへ移行する
ファミマTカードで貯めたVポイントを引き続き使うには、「モバイルVカード」または「ファミペイ」アプリへの移行が必要です。すでにどちらかに連携済みの場合は、追加の手続きは要りません。
モバイルVカードへ移行する場合は、Vポイントアプリをダウンロードし、「設定を始める」から「番号でログイン」を選び、ファミマTカードのV会員番号(9072または9083で始まる16桁)を入力して電話で本人確認を行います。
ファミペイへ移行する場合は、ファミペイアプリで会員登録をしたうえで、画面下メニューの「ポイント」>「登録する」>「Vポイントカードの登録する」と進み、同じくV会員番号を入力して本人確認を行います。
移行の方法がわからないときは、Vポイントカードサポートセンター(0570-029-294/営業時間9:30〜18:00・年中無休)で確認できます。
退会後はネットサービスも使えなくなる
カードを解約すると、Web明細などのネットサービスは利用できなくなります。Web明細を利用していた人は、以後の利用代金明細書が郵送に切り替わります。
また、カードを退会すると、そのカードに関連する特典も利用できなくなります。ファミリーマートでの割引やポケットカードの優待を使っている場合は、退会後に使えなくなる点を踏まえて判断しましょう。
会員専用ネットサービス | ポケットカード株式会社 ファミマカード
解約の際に注意するべきこと
退会の手続き自体は電話だけで完結しますが、契約内容によっては別の手続きが残ります。支払いの残高や付帯するカード、継続決済の登録を確認しておきましょう。
利用残高が残っていても退会できる
利用残高がある状態で退会しても問題ありません。退会後も利用代金明細書が発行され、口座から自動振替されます。
ただし、支払いが終わるまでは、引き落としに使っている口座を解約しないようにしましょう。Web明細を利用していた人には、明細書が郵送で届きます。
なお、音声応答サービスで退会手続きをする際、利用残高がある場合はオペレーターへ転送されます。残高がある人は、オペレーターの受付時間である9:00〜17:30に電話をかけるとスムーズです。
ETCカードは同時解約になる
ETCカードはクレジットカードに付随したカードのため、クレジットカードを退会するとETCカードも同時に退会となります。ETCカード単独の契約はありません。解約されたのに気付かないと高速道路の料金所でバーが上がらず、足止めを食らうことになります。
今後もETCカードを使いたい人はほかのクレジットカードでETCカードを申し込むか、クレジットカードなしで使える「ETCパーソナルカード」を発行しましょう。
逆に、ETCカードだけを解約したい場合は手順が異なります。ETCカードのみの解約は音声応答サービスでは手続きできないため、カード番号を入力せずにオペレーターにつながるまで待つ必要があります。
公共料金などの支払い方法の変更
公共料金・携帯電話・インターネットなど、カードで継続的に支払っているサービスは、退会しても自動では停止されません。契約者自身が各契約先へ連絡し、支払い方法を変更する必要があります。
公式が挙げている継続料金の例は、携帯電話料金・固定電話料金・電気料金・ガス料金・水道料金・プロバイダ料金・放送料金(NHKなど)・新聞購読料金などです。手続きの方法はサービス会社ごとに異なるため、利用中の会社に確認しましょう。
変更を忘れると料金の引き落としができなくなり、サービス会社から催促の連絡が入ります。知らずしらずのうちに料金の滞納になってしまうため、解約のタイミングで変更も済ませましょう。
解約後の正しいカードの処分方法
「解約手続きは済んでいるから」といって、解約後のクレジットカードをそのままゴミ箱に捨てていませんか?処分したカードから個人情報が盗まれ、悪用されてしまうケースもあります。
ICチップと磁気ストライプにハサミを入れる
退会済みのカードは、カード表面のICチップ(金色)部分や磁気ストライプ部分にハサミを入れて裁断し、自分で破棄します。プラスチック用のシュレッダーがあれば、それを使うのも一つです。
退会手続きのタイミングによっては、手続き完了後に行き違いで新しいカードや案内が届く場合があります。届いたカードもすでに利用できないため、同じように裁断して破棄しましょう。
ICチップや磁気ストライプの部分には個人情報が含まれており、カットせずに捨てると、情報を第3者に不正に抜き取られるおそれもあります。捨てるときは、まとめて捨てずに何回かに分けて処分しましょう。
まとめ|ファミマTカードの解約は電話の音声応答サービスで手続きする
ファミマTカードの会員サービスは2025年8月31日で終了し、2025年9月1日にファミマカードへ切り替わりました。退会の窓口はファミマカードサービスデスクで、Webサイトでは受け付けていません。音声応答サービスの受付時間は8:30〜21:30、オペレーターの受付時間は9:00〜17:30です。
退会すると、そのカードのVポイントとVマネーは全て失効します。Vポイントは「モバイルVカード」かファミペイへ移行し、Vマネーは使い切ってから手続きしましょう。
利用残高が残っていても退会自体はできますが、ETCカードは同時に解約となり、継続決済の支払い先変更は自分で行う必要があります。手続き後は、ICチップと磁気ストライプにハサミを入れてカードを破棄しましょう。