「ファミマTカード」を探している人に、まずお伝えすべきことがあります。ファミマTカードの会員サービスは2025年8月31日で終了し、2025年9月1日に「ファミマカード」へ生まれ変わりました。
同時に特典の仕組みも変わり、ポイントが貯まるカードから、ファミリーマートでの支払いが請求時に割り引かれるカードになりました。この記事では、現行のファミマカードの割引ルールと支払い方法を、公式情報にもとづいて解説します。
- ファミマTカードの会員サービスは2025年8月31日で終了し、2025年9月1日に「ファミマカード」へ切り替わった
- ファミリーマートでの利用は請求時に最大5%割引。ファミペイ連携をしていない場合は3%、タバコ・チケット類・Apple Payでの決済は1%
- ファミリーマート以外のJCB加盟店での利用は請求時に1%割引
- 電子マネーのチャージ・ETCカード・キャッシング・切手や金券類などは特典の対象外
- 自由返済型のリボ専用カードで実質年率は18.00%。手数料をかけないには「ずっと全額支払い」などの設定が必要
- ファミマTカードは2025年9月にファミマカードへ切り替わった
- 会員サービスは2025年8月31日で終了した
- ポイント付与から請求時の割引に変わった
- ファミマカードはファミリーマートで請求時最大5%割引
- ファミペイ連携で3%から最大5%になる
- タバコやチケット類は1%割引になる
- 「ファミペイ翌月払い」とは仕組みが別
- ファミリーマート以外での割引と付帯サービス
- JCB加盟店の利用は請求時1%割引
- ポケットカードの旅行・レンタカー優待が使える
- ファミマカードは支払い方法に注意
- リボ専用カードで実質年率は18.00%
- 全額払いにするには設定が必要
- ファミマカードの申し込み方法と締め日・支払日
- ファミマカードの入会方法と入会特典
- ファミマカードの締め日と引き落とし日
- まとめ|ファミマTカードは終了、ファミマカードは割引で受け取る仕組みに
ファミマTカードは2025年9月にファミマカードへ切り替わった
ファミマTカードは新規入会の受付を終え、会員サービスも終了しています。まずは、いつ・何が変わったのかを整理しましょう。
会員サービスは2025年8月31日で終了した
「ファミマTカード」は、ファミリーマートと「ポケットカード株式会社」が提携して発行していたクレジットカードです。2007年11月に発行が始まりました。
その後、次のスケジュールでファミマカードへの切り替えが進みました。
・2025年1月31日:ファミマTカードの新規入会受付が終了
・2025年8月31日:ファミマTカード(クレジットカード・ポイントカード)の会員サービスが終了
・2025年9月1日:「ファミマカード」へリニューアル。同日から新カードを順次発送
・2025年10月1日:ファミマカードの新規入会受付を開始
既存の会員は、2025年9月1日から特典内容が切り替わりました。新しいカードは2026年1月末頃までに順次届く予定で、新カードが届くまでは旧券面のカードをそのまま使えます。
発行会社はポケットカード株式会社のままで、提携ブランドはJCB、年会費は無料です。申し込みできるのは18歳以上で連絡が可能な方で、高校生は卒業年度の1月からWebのみ受け付けています。
ポイント付与から請求時の割引に変わった
今回のリニューアルで最も大きく変わったのは、おトクの受け取り方です。
・リニューアル前:ファミリーマートでの利用で最大2%のポイント付与
・リニューアル後:ファミリーマートでの利用で請求時に最大5%割引
ファミマカードでは、貯まったポイントを使う手続きが不要になりました。利用代金の請求時に自動で割り引かれるため、ポイントの残高や有効期限を管理する必要がありません。
なお、旧カードで貯めていたポイントについては、名称と扱いが二段階で変わっています。2024年4月22日にTポイントはVポイントへ名称が変更され、2025年8月31日にはファミリーマートでのVポイント磁気カード(Tカード)の読み取りが終了しました。貯まっていたVポイントを引き続き使うには、モバイルVカードまたはファミペイへの移行手続きが必要です。
ファミリーマートでVポイントを貯めること自体は、ファミペイアプリやVポイントアプリを使えば現在も可能です。ただし、これはカードの特典とは別の仕組みになりました。
ファミマカードはファミリーマートで請求時最大5%割引
ファミマカードをファミリーマートで使うと、どのくらい割り引かれるのでしょうか?割引率が変わる条件と、割引の対象にならないものを知っておきましょう。
ファミペイ連携で3%から最大5%になる
ファミマカードをファミリーマートで使うと、利用代金の請求時に最大5%が割り引かれます。
最大5%になるにはファミペイ連携が必要で、連携していない場合の割引率は3%です。連携はファミペイアプリのアカウント設定から「Famima Card連携」を選び、ファミペイ暗証番号を入力して行います。
割引は、ご利用代金の請求時に自動で適用されます。レジで割引されるわけではないため、店頭のレシートには通常の金額が印字される点を覚えておきましょう。
なお、ファミペイへのチャージにファミマカードを使った場合は、この割引の対象外です。代わりに、チャージ金額の0.5%分のファミマポイントが還元されます。
タバコやチケット類は1%割引になる
ファミリーマートでの利用でも、商品や支払方法によって割引率が下がったり、対象から外れたりします。
タバコ、チケット類、ファミマオンラインでの利用分、Apple Payでの決済は1%割引です。タバコをまとめ買いする人は、想定より割引額が小さくなる点に注意しましょう。
さらに、次のものは特典の対象外です。
・電子マネー、WEBマネーのチャージ(Edy・nanaco・au PAYなど)
・ETCカードの利用分
・キャッシング
・切手・金券類
・生命保険料・損害保険料
・サンリブ・マルショク店内での利用
・ポケットカードトラベルセンターでの利用
コンビニでの公共料金の支払いや金券の購入を目的にカードを作ると、期待した割引が受けられません。日常の買い物で使うカードとして考えるのがよいでしょう。
「ファミペイ翌月払い」とは仕組みが別
ファミリーマートの後払いには、ファミマカードとは別に「ファミペイ翌月払い」という選択肢もあります。混同しやすいため、違いを押さえておきましょう。
ファミペイ翌月払いは、事前のチャージが不要で、1ヶ月間に利用したファミペイの支払いを翌月にまとめて支払えるサービスです。通常の買い物に加え、各種公共料金や税金、チケットなどのファミポートサービス、ファミリーマート以外のファミペイ加盟店での支払いにも利用できます。
翌月払いの利用分は、翌月に登録した銀行口座からまとめて引き落とされます(手数料はかかりません)。
一方のファミマカードはクレジットカードで、請求時の割引特典が付くのが特徴です。ファミマカードの割引はファミマカードのクレジット払いを対象とした特典なので、ファミペイアプリ側の支払い方法である翌月払いとは仕組みが分かれています。
どちらを使うかは、割引を受けたいのか、チャージの手間を省きたいのかで選び分けるとよいでしょう。
ファミリーマート以外での割引と付帯サービス
ファミマカードの割引は、ファミリーマートとそれ以外で率が変わります。発行会社であるポケットカードの優待も使えるため、あわせて確認しておきましょう。
JCB加盟店の利用は請求時1%割引
ファミリーマート以外でファミマカードを使うと、JCB加盟店での利用分が請求時に1%割り引かれます。
ファミリーマートでは最大5%割引になるため、割引率を重視するならファミリーマートでの利用を優先しましょう。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5~1%程度が中心です。ファミマカードはファミリーマート以外でも1%が請求時に割り引かれるため、ポイントを使う手間なくおトクを受け取れます。
クレジットカードを利用するときは、「店舗が加盟している国際ブランド」を確認しましょう。国内では多くのショップがJCBに対応していますが、一部非対応の店舗もあります。
ポケットカードの旅行・レンタカー優待が使える
ファミマカードの発行会社は「ポケットカード株式会社」です。保有していると、会社共通の優待サービスが使えます。
一つ目は「ポケットカードトラベルセンター」での割引です。人気の旅行パッケージツアーが、ファミマカードの利用で最大8%割引になります。ただし、ポケットカードトラベルセンターでの利用は、ファミリーマートやJCB加盟店の割引特典の対象外となる点は押さえておきましょう。
二つ目は「レンタカー割引」です。全国の提携レンタカー会社で、5%割引の優待料金でレンタカーを利用できます。
このほか、紛失・盗難保障サービスが付帯します。優待サービスの詳細は、ポケットカードの公式サイトで確認しましょう。
なお、ポケットカードが運営するポイントモール「ポケットモール」については、ファミマTカードでの利用が2025年6月30日18時30分をもって受付終了となりました。ファミマカードはポケットモールの対象カードではありません。
ファミマカードは支払い方法に注意
ファミマカードは一般的なクレジットカードとは異なり、リボ払いを前提とした仕組みのカードです。全額を毎月支払いたい場合には、手続きをしておきましょう。
リボ専用カードで実質年率は18.00%
ファミマカードは、最少支払金額以上であれば月々の支払金額を自由に決められる「自由返済型のリボ専用カード」です。
公式サイトでは、クレジット払いの利用時に指定した支払方法や利用控えの記載内容に関わらず、リボ払いでの支払いになると案内されています。レジで「1回払い」と伝えた場合もリボ払いとして扱われるため、仕組みを理解しておく必要があります。
リボ払いは、月々の支払金額を設定し、設定した金額以上は翌月以降に支払う方式です。月5000円に設定している場合、締め日までに6000円利用すると1000円分の支払いは翌月以降になります。
ショッピングのリボ払いには、実質年率18.00%の手数料がかかります。ただし、初回支払期日に利用残高の全額を一括で支払う場合は手数料がかかりません。
「ミニマム・ペイメント(リボ払い)」の最少支払金額は、ショッピング残高1円~10万円で3000円です。残高が増えると最少支払金額も上がる仕組みで、最少支払金額以上であれば月々の支払金額を自由に変更できます。
全額払いにするには設定が必要
ファミマカードの支払い方法は、「店頭支払いコース」と「口座引落しコース」があります。手数料をかけたくない場合は、コースごとに次の手続きをしましょう。
口座引落しコースの場合は、会員専用ネットサービスで「ずっと全額支払い」に変更します。毎月、利用残高の全額が一括で引き落とされるようになります。原則として、支払月の前月25日頃までに手続きが必要です。電話での変更にも対応しています。
店頭支払いコースの場合は、支払いのたびにファミリーマート店内のマルチコピー機で「全額をお支払い」を選択します。
口座引落しコースでリボ払いを設定している場合は、翌月の支払金額を全額・増額・減額に変更することもできます。翌月分の変更は毎月11日~25日の間に、毎月全額払いへの変更は前月25日までに手続きしましょう。
ファミマカードの申し込み方法と締め日・支払日
ファミマカードに興味があるなら、申し込み方法と入会特典を確認しましょう。発行後に気になる、締め日と支払日についても解説します。
ファミマカードの入会方法と入会特典
ファミマカードは、ファミリーマート店頭のチラシやポスター、ファミペイアプリ、ファミマカードのホームページから申し込めます。新規入会の受付は2025年10月1日から始まっています。
入会特典として、新規入会とクレジット払いの利用で最大3000円相当のファミマポイントがもらえます。カード発行日から発行日の翌々月末日までの利用金額(税込)に応じて、次のように進呈されます。
・1万円以上2万円未満の利用で1000円相当
・2万円以上3万円未満の利用で2000円相当
・3万円以上の利用で3000円相当
ファミマポイントの進呈にはファミペイ連携が必要です。利用金額にはJCB加盟店での利用分も含まれます。ポイントの付与時期は、カード発行日の4ヶ月後の月末頃です。
ショッピングの利用可能枠は、審査のうえ上限230万円です。なお、ポイントサイト経由の申し込みで独自の還元を用意している場合もあります。還元内容は時期によって変わるため、申し込み前に各サイトで確認しましょう。
ファミマカードの締め日と引き落とし日
ファミマカードの締め日は毎月末日、支払日は翌々月1日です。金融機関休業日に当たる場合は、翌営業日が引き落とし日になります。
口座引落しコースは、指定した口座から自動で引き落とされます。ネットからの申し込み後に引き落とし口座を設定しておきましょう。
店頭支払いコースは、翌々月1日の支払期日までにファミリーマート店内のマルチコピー機で手続きし、レジで現金を支払います。1回あたりの上限金額は30万円で、1日3回まで支払えます。
ファミリーマートに行く機会があり、早めの支払いを心がけたい人は店頭支払いコースも検討しましょう。ただし支払いを忘れると手数料がかかるため、口座引落しコースで「ずっと全額支払い」を設定するほうが管理は楽になります。
まとめ|ファミマTカードは終了、ファミマカードは割引で受け取る仕組みに
ファミマTカードは2025年8月31日で会員サービスが終了し、2025年9月1日に「ファミマカード」へ切り替わりました。ファミマTカードという名称のカードは、現在申し込めません。
ファミマカードは年会費無料で、ファミリーマートでの利用が請求時に最大5%割り引かれるカードです。最大5%にはファミペイ連携が必要で、連携しない場合は3%、タバコやチケット類は1%になります。ファミリーマート以外のJCB加盟店では1%割引です。ポイントを貯めて使う手間がない代わりに、割引率は買うものによって変わる点を押さえておきましょう。
支払い方法はリボ専用の仕組みで、実質年率18.00%の手数料がかかります。手数料をかけずに使いたい人は、口座引落しコースで「ずっと全額支払い」に変更するか、店頭支払いのたびに「全額をお支払い」を選ぶ設定を忘れないようにしましょう。