楽天カードが突然使えなくなり、理由が分からず困っていませんか。カードが使えない背景には、紛失・盗難による利用停止のほか、不正検知システムによる利用制限、利用可能枠の超過、支払いの遅延などいくつかの可能性があります。判断の基準はカード会社から公表されていないため、自己判断は禁物です。この記事では、考えられる原因の調べ方と楽天カードへの問い合わせ方法、再発行の手順を整理します。
- 紛失・盗難時は24時間受付の「紛失・盗難専用ダイヤル」で利用停止でき、盗難保険は届け出た日の60日前にさかのぼって損害額が負担される
- 停止したカードはあとで見つかっても利用再開できず、新カードは通常1週間から10日で届く(カード番号・有効期限・Edy番号などは全て変更)
- 楽天ポイントは新カードに自動で引き継がれ、特別な手続きは必要ない
- 自分で申請していないのに使えないときは、不正検知システムによる利用制限・利用可能枠の超過・途上与信・規約違反などが考えられるが、いずれも判断の基準は公表されていない
- 支払いが遅れると遅延損害金がかかり、年率はショッピング利用分が14.6%、キャッシング利用分が20%
楽天カードの安心サポート
楽天カードは、紛失や盗難などのトラブルがあった場合、利用停止申請ができます。不正利用を防ぐためにも、すぐにカードを停止しましょう。利用停止後はカードが使えなくなりますが、新しいカードが発行できます。
盗難や紛失の場合、利用停止ができる
楽天カードは、紛失・盗難時のサポートとして「紛失・盗難専用ダイヤル」を設置しています。24時間、国内・海外から利用停止手続きが可能です。
・国内:0570-06-6910(有料)/上記がつながらない場合は092-474-9256(有料)
・海外:81-92-474-9256(コレクトコール)
以前はフリーダイヤルが案内されていましたが、現在の公式サイトに掲載されている紛失・盗難専用ダイヤルはいずれも有料です。番号は変わることがあるため、発信前に楽天カード公式サイトの問い合わせページで確認しましょう。
カードの紛失や盗難に気付いた時点で、速やかに専用ダイヤルへ連絡しましょう。万が一不正利用があった場合、楽天カードに付帯する盗難保険により、紛失・盗難を届け出た日の60日前にさかのぼって、それ以降の損害額が負担されます。
ただし公式サイトには「お客様からのご連絡が遅れた場合や、カード保管義務に違反していた場合は、お客様にご請求させていただく場合がございます」との注記があります。連絡が遅れるほど不利になるため、気付いたらすぐ電話するのが基本です。
公式サイトの手続きの流れでは、必要に応じて警察へ届け出るよう案内されています。届け出た場合は「警察署名」と「受理番号」を控えておくと、その後のやりとりがスムーズです。
停止後は新カードを再発行する
楽天カードを利用停止すると、カードは無効となります。停止後にカードが発見された場合でも、利用再開はできません。「新カードの再発行手続き」を行いましょう。
新カードは、手続きから通常「1週間から10日」で届きます。ゴールデンウィークや年末年始は、通常より時間がかかる場合があります。カード番号・有効期限・セキュリティコード・楽天ポイントカード番号・Edy番号は全て変更となり、以前のものは使えません。
そのほか、公共料金の引き落としやGoogle Payなどに楽天カードを利用している場合は、原則それぞれカード番号の変更手続きが必要になります。
なお、楽天Edyの残高は紛失・盗難時の補償対象外です。故障などの際は残高移行の対象となりますが、なくしてしまった場合は基本的に諦めることとなります。楽天カードでEdyを利用する場合は、なるべく最低限の残高を維持した方が安心かもしれません。
貯まっている楽天ポイントの引き継ぎは?
楽天カードの利用で貯まる「楽天ポイント」は、紛失・盗難による利用停止後も新カードに自動で引き継がれます。特別な手続きは必要ありません。
クレジットカードの再発行中や紛失・盗難以外での利用停止中は、「楽天PointClub」内の「登録済カードの確認・一時停止・追加・削除」でポイントカード機能の停止も可能です。
ポイントの不正利用やトラブルを防ぎたい場合は、登録済の楽天カードを一時停止すると付帯するポイントカード機能が使えなくなります。一時停止の場合は、後日再開も可能です。
楽天ポイントは「楽天ID」に紐付いており、楽天カード停止中も楽天PointClubからポイントを確認したり、別の楽天ポイントカードを使ってポイントを貯めたりすることはできます。
利用停止申請をしていないのに使えない理由
自分で利用停止の手続きをしていない場合でも、突然カードが使えなくなるケースもあります。利用停止の原因は一つではありません。よくあるパターンを見ていきましょう。
不正利用された可能性がある
楽天カードでは、「不正検知システム」による利用制限がかかることがあります。公式サイトでは、不正検知システムによる利用制限がかかった場合、楽天カードアプリまたは楽天e-NAVIの専用ページでカードの利用有無を回答するよう案内されています。
本人の利用だと回答すれば利用制限は解除され、あらためて購入手続きができます。どのような取引が検知の対象になるかという判定の仕組みは公表されていません。
突然カードが使えなくなり、身に覚えのある買い物だった場合は、まず楽天カードアプリや楽天e-NAVIに案内が届いていないか確認しましょう。心当たりがないときは、楽天カードに問い合わせてみましょう。
利用可能枠を超えている
カードが使えない原因として、「利用可能枠を超える利用」が考えられます。楽天カードの限度額と現時点での利用可能額は「楽天e-NAVI」で確認が可能です。
クレジットカードの限度額は、毎月1~末日に使える金額ではありません。あらかじめ申請し、審査に通った「利用枠(限度額)」の範囲内での利用となります。利用した金額が支払われるまで、限度額は減っていく仕組みです。
カードの支払い日までに利用可能額を使い切ってしまうと、クレジットカードの利用はできません。高額商品を購入する予定がある場合は、「楽天e-NAVI」から一時的な増枠を申請をすることも可能です。増枠には審査があります。
すでに限度額まで使い切ってしまい、利用可能額を復活させるには楽天カードの問い合わせ窓口に連絡の上、先に利用金額を振り込みましょう。
残額の一括支払いは「自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910・無料)」で24時間年中無休で受け付けています。一部支払いは「チャットサポート」から問い合わせましょう。なお、この自動音声専用ダイヤルは引き落とし日から翌月10日までの入金案内が対象で、期間を過ぎると対象外になります。
途上与信で引っかかった
カード会社は、カード利用の途中でも会員の状況を確認しています。これが「途上与信」です。
楽天カードは公式サイトで、定期的に途上与信を行っており、その結果、会員の利用状況によってカードの一部または全てのサービスが利用できなくなる場合があると案内しています。
公式が説明しているのはここまでで、その先どうなるかや、判断の基準・評価の仕組みは公表されていません。心当たりがないのにカードやサービスが使えなくなった場合は、推測で対応せず楽天カードの問い合わせ窓口に確認しましょう。
規約違反をしている
楽天カード発行時には、会員規約に同意します。会員規約にはさまざまな内容が記載されていますが、「規約違反」をしているとカードが利用停止となる可能性は高いでしょう。
クレジットカードで換金性の高い商品を購入し現金化するのも、規約違反の一つです。業者を利用していない場合でも、換金が疑われると利用停止の対象になり得ます。チケットや金券の大量購入や転売目的での商品購入は避けましょう。
虚偽情報の申告やカード会社に対する暴力的な行為、業務妨害も規約違反です。規約違反かどうかはカード会社が判断するため、事情説明の機会が与えられるとは限りません。
支払い状況が原因となっている場合
クレジットカードは、支払いをしないと利用停止になることがあります。口座の残高不足や金融機関のトラブルで、引き落としができていない可能性も考えましょう。まずは遅延を解消することが先決で、その後の取り扱いは楽天カードの案内に従います。
直ちに再振替や振り込みで支払う
楽天カードの引き落とし日に口座残高が不足していると、支払いができません。カード会社の判断により、カードが利用停止となります。いつから使えなくなるかは状況によって変化しますが、当日中に利用停止となる可能性もあるでしょう。
一部の銀行では「再振替サービス」が設定されています。対象の銀行を引き落とし先に登録している場合は、再振替の日までに引き落とし予定の金額を入金しましょう。
対象銀行以外を登録している場合や、再振替の日程を過ぎてしまっているときは、振り込みで支払います。振り込み先は、「楽天e-navi」または「自動音声ダイヤル」で確認しましょう。
支払い遅延が続くと遅延損害金がかかる
支払いが遅れると、遅れた分の請求金に対して「遅延損害金」がかかります。楽天カードの公式サイトによると、支払日の翌日から支払済に至るまで、当該請求金に対して次の年率(年365日とする日割り計算。うるう年は年366日)を乗じた額が発生します。
・ショッピング利用分:年率14.6%
・キャッシング利用分:年率20%
遅延が長引くほど負担は増えていきます。利用停止の解除や再開を希望する場合も、まずは「遅延の解消」が出発点です。
なお、支払いが遅れた場合にその後どう扱われるかは、会員規約と楽天カードの判断によります。期間や結果を一般論で見積もらず、支払いが難しいと分かった時点で楽天カードの問い合わせ窓口に相談しましょう。
楽天カードが使えないときにすること
クレジットカードは、カード自体の問題や店舗側のトラブルでも使えなくなります。利用停止を疑う前に、他の原因がないか調べてみましょう。原因が分からないときは、問い合わせもできます。
カード自体や有効期限に問題がないか確認
店舗やネットショッピングでカードが使えないときは、まずカード自体の状況を確認しましょう。破損や有効期限切れなど、カード自体の問題で使えないこともあり得ます。
「ICチップ」や「磁気ストライプ」に不具合が出ると、カードが正常に読み込めません。ネットショッピングでは使えるのに店舗で使えないときは、見た目では分からない破損が考えられます。
また、ネットショッピングでは、決済時にカード情報を入力します。「有効期限」や「カード番号」が間違っていないか、再度確認してみましょう。
原因不明の場合チャットや電話で問い合わせ
カードが利用停止になると、楽天e-naviや楽天カードアプリに「エラーメッセージ」や「コード」が表示されます。心当たりのないエラーが起きたときは、チャットサポートや電話で問い合わせましょう。
楽天カード公式によると、「エラーコード2」が表示されているときはいくつかの原因が考えられます。主に、カードの有効期限切れやカードが有効でないときに、表示されるエラーです。そのほか、紛失・盗難により利用停止されたカードにも表示されます。
楽天カードの問い合わせ窓口では、エラーメッセージの内容やカードが使えなかったときの状況を伝えましょう。詳細が分かると、原因の特定につながります。
まとめ
楽天カードは、紛失・盗難時に利用停止手続きが可能です。停止後は新しいカードに切り替えましょう。カードが使えなくなったときは、不正利用対策や何らかのトラブルによる利用停止が考えられます。
支払い遅延や利用可能額の超過など、対応できる原因の場合は支払いを済ませましょう。理由が分からないときは、楽天カード側に問い合わせもできます。