楽天カードの引き落とし日に、口座残高が足りるか不安になっていませんか?
楽天カードは公式FAQで「締め日は毎月月末締め」「お支払い日は翌月27日(金融機関が休業日の場合は、翌営業日)」と案内されています。ただし楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベルの利用分だけは締め日が25日で、ほかの加盟店と1ヶ月ずれることがあります。
本記事では、楽天カードの締め日・確定日・支払い日の関係と、残高不足で引き落としができなかったときの手続き・手数料を公式情報にもとづいて整理します。
- 締め日は毎月月末、支払い日は翌月27日で、いずれも変更できない
- 楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベルの利用分だけ締め日は25日
- 請求金額は毎月12日に確定し、最長24日まで支払い方法を変更できる
- 引き落としできないと再振替手数料220円や回収事務手数料275円がかかる
- 手数料がかからない2回払い・ボーナス1回払いなら請求を先送りできる
楽天カードの請求額の決まり方
楽天カードの請求は、何日に締め切られるのでしょうか?まずは締め日のルールや、利用明細に表示されないケースについて解説します。
月末に利用額が締め切られる
楽天カードは特定の加盟店での利用を除き「月末が締め日」です。毎月末までの利用分が、翌月に引き落とされます。JCB・Visaなど、どの国際ブランドでも同じです。公式FAQも「カード利用締日とご請求日の変更はいたしかねます」と案内しており、締め日も請求日も選べません。
ただし、「顧客が利用した日」と「利用明細に記載される利用日」が同じとは限りません。例えば31日の夜に利用したとしても、その店舗で当日売上の締め切りが過ぎていれば、翌日扱いになる可能性もあります。
そのほか、海外での利用は現地との日にちの違いもあり、前後にずれやすいでしょう。
国内でも、ある程度売上をまとめてからカード会社に連絡する店舗があります。利用明細に記載される時期や、実際の請求月は状況によって変わると考えておきましょう。
楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベルの利用分は25日が締め日
楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベルを利用する場合、楽天カードの締め日は毎月25日に変わります。公式FAQは「26日〜月末までにご利用された分は、翌々月27日のご請求となります」と案内しています。
つまり25日を過ぎてから楽天市場で買い物をすると、支払いは1ヶ月先送りになります。ほかの加盟店と同じように月末締めと考えていると、予定していた金額と請求額がずれてしまうでしょう。
楽天市場などの通販サイトでは、「予約商品」や「取り寄せ商品」も取り扱われています。注文時点で発送が確定しない商品の場合、クレジットの請求も確定とは限りません。商品によっては、利用明細に記載されるまで時間がかかると考えておきましょう。
楽天カードの支払金額の確認方法と支払い
楽天カードの支払金額は「楽天e-NAVI」で確認できます。カード利用後に反映される支払いも多いですが、いつ確定するのでしょうか?確認方法と、引き落とし日を知っておきましょう。
12日に請求金額が確定して支払い方法の変更受付が始まる
楽天カードの公式FAQによると、口座振替を登録している場合は「毎月12日に請求金額が確定し、最長24日までお支払金額変更受付期間になります」。口座を登録せずコンビニ払い・銀行振込で支払っている場合は、「毎月10日に請求金額が確定します」。
確定後も金額が動く余地がある点が、楽天カードの特徴です。確定から支払い方法の変更受付が締め切られるまでの間に、リボ払いや分割払いへ変更すると、その月の請求額が減ります。
なお、変更受付の期限は登録している金融機関によって異なり、最長で24日までです。自分のカードがいつまで変更できるかは、楽天e-NAVIの「ご利用明細」ページで確認しましょう。
支払い日は27日
確定した請求額は、毎月27日に設定している口座から引き落とされます。27日が金融機関の休業日の場合は、翌営業日の引き落としです。
口座を登録するまでは銀行振込・コンビニ払いで支払いますが、公式FAQは「お支払方法を口座振替からコンビニ払いへ変更をすることはできません」「弊社では口座登録を推奨しております」と案内しています。一度口座を登録すると、コンビニ払いには戻せません。口座登録のメリットとして公式が挙げているのは、キャッシングを利用できること、毎月の支払手数料が無料になること(コンビニ払いは手数料が発生する)、あとからリボ払いへの変更期限が毎月最長24日までになることの3点です。
引き落としの時間は金融機関によって変わるため、楽天カードでは前営業日までの入金を推奨しています。引き落とし結果を知りたい場合は、翌日以降に通帳記帳をするかネットバンキングの入出金明細などで確かめましょう。
支払った分の利用可能額が戻るまでにも時間がかかります。公式FAQは「引落日当日〜4営業日ほどのお時間がかかり、金融機関によって異なります」「ご利用可能額への反映は、お引落結果が弊社へ到着してからとなります」と案内しています。引き落とし口座を楽天銀行にしている場合は、口座振替の結果が支払日の当日中に反映されることもあります。
支払いがピンチのときは?
カードの使いすぎや支払い日を忘れていて引き落としができない場合は、どうなるのでしょうか?残高不足のときの対処方法や、延滞を防ぐための対策を紹介します。
残高不足で引き落としできないとどうなる?
27日の引き落とし日に口座残高がなければ、クレジットカードの請求金額は引き落としができません。口座にお金が入っていなかった場合は、一部の対象銀行で「再振替(自動再引落)」が行われます。公式FAQは再振替を「お支払日に引き落としができなかった場合、翌日以降の営業日に再度引き落としを行うもの」と定義しています。
対象金融機関は公式に一覧が掲載されており、楽天銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などが含まれます。再振替の日付は毎月の請求分ごとに公式が具体的な日付で公表しており、ゆうちょ銀行だけは対象日が1日のみです。該当口座に資金を用意しておけば、楽天カードへ連絡する必要はありません。
ここで見落としやすいのが手数料です。再振替を実施した場合、2024年4月ご請求分から手数料220円(税込み)がかかります。公式は「再振替を実施した場合には、引き落としの結果にかかわらず本手数料を請求させていただきます」「再振替の実施回数にかかわらず、再振替を実施した口座ごとに220円(税込み)を頂戴します」と案内しており、請求は支払日の翌々月支払日です。この手数料はポイント進呈の対象外です。
さらに支払日までに支払えなかった場合は回収事務手数料275円(税込み)がかかり、遅延損害金はショッピング利用分が年率14.6%、キャッシング利用分が年率20%です。
なお、「前月分をご延滞されている場合、再振替の対象外となる場合がございます」との注記もあります。再振替の対象外になった場合は、自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910・24時間)で振込先を確認するか、楽天e-NAVIから振込先口座を確認して自分で振り込みます。自動音声専用ダイヤルの受付期間は引落日から翌月10日までです。そのほか、楽天e-NAVIにバーコードを表示してコンビニのレジで支払う方法や、振込依頼書が郵送される場合もあります。
支払いが遅れると信用情報にどう記録されるか
支払いが遅れたときに気になるのが、信用情報への影響でしょう。信用情報を管理しているのは指定信用情報機関で、日本の主な機関は株式会社シー・アイ・シー(CIC)と株式会社日本信用情報機構(JICC)です。
よく「ブラックリストに載る」といわれますが、CICは公式FAQで「当社が保有する信用情報に、ブラックリストという名のリストはありません。保有しているのは、客観的な取引事実を表す信用情報になります。信用情報には、お支払いが遅れた場合に、その内容が事実として反映されます」と説明しています。リストがあるのではなく、取引の事実がそのまま記録される仕組みです。
CICの信用情報開示報告書では、支払状況の「異動」を「返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの」などと定義しています。またクレジット情報の保有期間は「契約期間中および契約終了後5年以内」とされています。
記録される内容は決まっていますが、その情報をどう扱うかは各社の判断です。いずれにせよ、支払いが遅れそうなときは放置せず、次に紹介する支払い方法の変更で早めに手を打ちましょう。
支払い方法の変更等で対処する
楽天カードにはさまざまな支払い方法があるので、設定によって支払いの延滞を防げます。
商品の購入時であれば、手数料がかからない「2回払い」や「ボーナス1回払い」を検討しましょう。すでに決済が終わっている場合は、「3回以上の分割払い」や月ごとの支払いを一定にする「リボ払い」に変更できます。
あとから変更できる支払い方法には手数料がかかりますが、お金が準備できた時点で繰り上げ返済も可能です。分割払いの手数料は、カード利用の際に分割払いを指定した場合が実質年率12.25%〜15.00%、カード利用後に分割払いへ変更した場合が実質年率17.64%です。
支払い方法が変更できる期間は、金融機関によって変わります。最長で毎月24日までですが、個別の状況は会員サイト「楽天e-NAVI」で確認しておきましょう。
まとめ|楽天カードは月末締め・翌月27日払い
楽天カードの締め日は、原則月末です。楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベルでの利用は25日に締め切られ、26日から月末までの利用分は翌々月27日の請求になります。その後、12日に確定した金額は、支払い方法の変更受付が締め切られるまでは動く余地があります。
27日の支払い日に引き落としができないと、再振替手数料220円(税込み)や回収事務手数料275円(税込み)、遅延損害金が発生します。残高が足りないと気づいたら、締め切りまでに支払い方法を変更しておきましょう。