- Q
楽天プレミアムカードは年会費1万1000円の元が取れますか?
- A
楽天カード公式は「年会費11,000円(税込み)で52,750円分の特典」と案内しています。
ただし「年間で一定額のご利用を前提として計算しております」という但し書きが付いています。内訳の中心は海外空港ラウンジ(年1回の旅行で2回利用した場合で年間26,000円相当)と楽天モバイルのギガ割引クーポン(年間13,200円相当)、国内空港ラウンジ(年2回の利用で年間2,640円相当)です。空港ラウンジを実際に使うかどうかが分かれ目になります。
年会費1万1000円(税込み)の楽天プレミアムカードに、本当にそれだけの価値があるのか迷っていませんか?楽天カード公式は「年会費11,000円(税込み)で52,750円分の特典」と案内しており、その大半は空港ラウンジと楽天グループの優待です。
ただし空港ラウンジが無料で使えるのは年間5回までで、6回目以降は1回あたりUS35$がかかります。この記事では、公式サイトで確認できる特典の中身をもとに、海外旅行好きにとって年会費に見合うのかを整理します。
- 公式が示す「年会費1万1000円で5万2750円分」の内訳
- プライオリティ・パスは年間5回まで無料。6回目以降は1回あたりUS35$
- 楽天市場のポイントは最大6倍。特典ごとに月間の上限がある
- これから入会する人が登録できる特典は楽天市場特典のみ
- 一般カードとの旅行保険の違いと、切り替えの手順
- 楽天プレミアムカードの特徴
- 年会費1万1000円、楽天の上位カード
- 楽天市場の買い物は最大6倍
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスで+1倍
- 年会費1万1000円で5万2750円分の特典
- 楽天市場・楽天証券・楽天モバイルの優待
- 海外空港ラウンジは年間2万6000円相当
- 国内空港ラウンジは年間2640円相当
- 特に旅行好きにおすすめのカード
- プライオリティ・パスは年間5回まで無料
- 国内空港ラウンジやハワイのラウンジも無料
- 最高5000万円の旅行保険を付帯
- 楽天プレミアムカードの入会方法
- 必要書類を準備して公式サイトから申し込む
- 引き落とし口座を楽天銀行にするメリット
- 楽天カードから切り替えるには?
- 切り替えにも審査がある
- 切り替えの手続きは楽天e-NAVIから
- 楽天プレミアムカードのよくある質問(Q&A)
- まとめ|楽天プレミアムカードは空港ラウンジを使う人ほど価値が出る
楽天プレミアムカードの特徴
「楽天プレミアムカード」は、多くの特典が付帯した上位カードです。まずはカードの基本情報や、ポイントアップが狙える使い方を見ていきましょう。
年会費1万1000円、楽天の上位カード
楽天カードには「一般カード」「ゴールドカード」よりも上位のランクが設けられています。楽天プレミアムカードは、自分で申し込みできるカードの中では最上位のハイクラスカードです。
年会費は本カード会員1人につき1万1000円(税込み)、家族カード会員は1人につき550円(税込み)です。楽天プレミアムカード会員の場合、楽天カード(一般)では550円(税込み)かかるETCカードの年会費は無料です。
一般カードのご利用可能枠は最高100万円ですが、プレミアムカードは最高300万円と、高額決済をする人にも向いています。ただし公式には「楽天プレミアムカード独自の審査基準によりご利用可能枠を決めさせていただきます」とあり、300万円はあくまで上限の金額です。
国際ブランドはJCB・Visa・Mastercard®・American Express®の4種類です。通常のポイント還元率は1%還元(100円につき1ポイント)で、これは楽天カード・楽天ゴールドカードと共通です。
楽天プレミアムカードの基本スペックは、以下でまとめて確認できます。
楽天市場の買い物は最大6倍
楽天プレミアムカードは、楽天市場でポイントアップが狙えるカードです。公式の基本情報には「街でのお買い物で100円につき1ポイント、楽天市場のお買い物なら最大6倍」と記載されています。
最大6倍の内訳は、公式のポイント進呈条件では次のとおりです。
- ①楽天市場ご利用分:お買い物金額(税抜き・クーポン利用後・送料別)100円につき1ポイント(通常ポイント)
- ②楽天カード通常分:楽天市場でのカードご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)
- ③楽天カード特典分:楽天市場でのカードご利用額(消費税・送料・ラッピング料除く)100円につき1ポイント(期間限定ポイント)
- ④楽天市場特典分:100円につき1ポイント(通常ポイント)。月間1万ポイントが上限で、毎週火曜日・木曜日の利用が対象
- ⑤お誕生月特典分:楽天市場・楽天ブックスで100円につき1ポイント(通常ポイント)。月間1万ポイントが上限
②の楽天カード特典分は2023年12月1日に見直されており、現在は1倍・月間獲得上限5000ポイントです。
なお楽天市場でのふるさと納税は、①楽天市場ご利用分(100円につき1ポイント)の進呈対象外です。
誕生月は楽天市場・楽天ブックスで+1倍
楽天プレミアムカードには「お誕生月特典」があります。カードに登録している生年月日の月に楽天市場・楽天ブックスでカード決済すると、ご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)が上乗せされます。
お誕生月特典で獲得できるポイントには上限があり、楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードは月間1万ポイント、楽天ゴールドカードは月間2000ポイントです。
公式は年間のポイント進呈例として、楽天市場で火・木曜日に月1万円(税抜き)を利用した場合を挙げています。楽天カードが年間3720ポイントのところ、楽天プレミアムカードは年間5150ポイントという内容です。カード選びの目安として、この公式の進呈例を確認しておくとよいでしょう。
年会費1万1000円で5万2750円分の特典
楽天カード公式は、楽天プレミアムカードを「年会費11,000円(税込み)で52,750円分の特典」と案内しています。ただし「年間で一定額のご利用を前提として計算しております」という但し書きが付いており、誰でも自動的にこの金額になるわけではありません。内訳を1つずつ見ていきましょう。
楽天市場・楽天証券・楽天モバイルの優待
楽天プレミアムカードには「楽天カードプレミアムプログラム」として、楽天グループサービスの優待が用意されています。公式が挙げている進呈例は以下のとおりです。
- 楽天市場|火・木曜日に月1万円(税抜き)の利用で、楽天カードの年間3720ポイントに対し年間5150ポイント
- 楽天証券|月3万円のクレカ積立で年間3600ポイント。代行手数料にかかわらず還元率1.0%
- 楽天モバイル|ギガ割引クーポンで月最大1100円(税込み)割引。年間1万3200円相当
- 楽天トラベル|年間6万円(税抜き)の利用で年間2160ポイント。エントリーが必須
新規で入会した場合に登録される特典は楽天市場特典です。公式には「新規で楽天プレミアムカードを作成いただいた場合、楽天市場特典が自動で登録されます」と記載されています。
空港宅配サービスなど楽天トラベル特典を目当てに新規入会を検討している場合は、登録の対象にならない点に注意が必要です。
海外空港ラウンジは年間2万6000円相当
公式が「52,750円分」の内訳として最も大きく挙げているのが海外空港ラウンジです。「年1回の旅行で2回ラウンジをご利用で、楽天カードは対象外のところ、楽天プレミアムカードは年間26,000円相当」と案内されています。
この金額は、公式の注記によると「プライオリティ・パスのスタンダードプラン(年会費US99$、1回利用当たりUS35$)をご利用した場合」「2025年1月19日時点US1$=157.77円換算」という前提で算出されたものです。
国内空港ラウンジは年間2640円相当
国内空港ラウンジについては「年2回のご利用で、楽天カードは対象外のところ、楽天プレミアムカードは年間2,640円相当」と案内されています。公式の注記は「羽田空港ラウンジ(利用料1,320円)を年間2回ご利用した場合」です。
このほか楽天モバイルのギガ割引クーポンが年間1万3200円相当と案内されており、これらを合わせた金額が「5万2750円分」になります。つまり年会費以上の価値が出るかどうかは、空港ラウンジを実際に使うか、楽天モバイルや楽天証券を併用しているかで大きく変わります。
特に旅行好きにおすすめのカード
楽天プレミアムカードの魅力は、ポイント還元の高さだけではありません。旅行や出張の際に使える特典や付帯保険が多く、空港を使う機会が多い人にも適しています。
プライオリティ・パスは年間5回まで無料
楽天プレミアムカードの本会員は、世界各国の空港ラウンジを使える「プライオリティ・パス」に無料で申し込みできます。申し込みは楽天e-NAVIから行い、その後プライオリティ・パス公式サイトで招待コードを入力して手続きします。
注意したいのは利用料金です。公式には「楽天プレミアムカード(本カード)会員ご本人様 無料(年間5回まで)※6回目以降は1回あたりUS35$をご請求いたします」と明記されています。同伴者は「有料(おひとり様1回あたりUS35$)」です。
利用回数のカウントは、デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)の発行日を基準に1年間で行われます。カウント対象になるのはデジタル会員証を提示して利用する全ての施設で、国内・国外どちらの利用も対象です。
また、プライオリティ・パスで無料で使えるのは国内・国外の「ラウンジ」のみで、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」のカテゴリーに分類される施設は利用できません。年に何回空港ラウンジを使うかを基準に考えましょう。
国内空港ラウンジやハワイのラウンジも無料
楽天プレミアムカード自体にも空港ラウンジの特典が付いています。公式には「楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードと当日航空券(もしくは半券)のご提示で空港ラウンジを無料でご利用いただけます(楽天ゴールドカードは年2回まで)」とあり、プレミアムカードには回数の制限がありません。
対象は羽田・成田・関西国際空港など国内の主要空港と、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港 国際線ターミナルです。家族カード会員も本カード会員と同じ条件で無料で利用できますが、同伴者の利用は有料です。なおスマートフォンに表示されるカード画面の提示では利用できず、カード本体の提示が必要です。
このほかハワイには楽天カード会員専用の「楽天カード ワイキキラウンジ」(インターナショナルマーケットプレイス1階)と「楽天カード アラモアナラウンジ」(アラモアナセンター エヴァウィング3階)があり、日本で発行された楽天カードの提示で利用できます。アラモアナラウンジには楽天ブラックカード・楽天プレミアムカードの会員向けに専用スペース「Premium Room」が用意されています(対象カード保有者と13歳以上の同伴者1名が利用可)。
最高5000万円の旅行保険を付帯
楽天プレミアムカードには、海外旅行傷害保険(死亡後遺障害 最高5000万円)と国内旅行傷害保険(最高5000万円)、動産総合保険(年間最高300万円)、カード盗難保険が付帯しています。
海外旅行傷害保険の傷害死亡・後遺障害は自動付帯4000万円と利用条件1000万円の合計で最高5000万円です。全額が自動付帯というわけではない点に注意しましょう。
海外で使う機会が多いのは治療費や携行品損害の補償です。楽天カード(一般)と比べると次のようになります。
《楽天カード(一般)》
・傷害治療費用:1回の事故につき200万円が限度
・疾病治療費用:1疾病につき200万円が限度
・賠償責任(自己負担額なし):3000万円(利用付帯)
・携行品損害:補償無し
《楽天プレミアムカード》
・傷害治療費用:自動付帯300万円
・疾病治療費用:自動付帯300万円
・賠償責任:自動付帯3000万円
・携行品損害:合計最高50万円(自動付帯30万円・利用条件20万円)
賠償責任は一般カードもプレミアムカードも3000万円ですが、携行品損害は楽天カード(一般)では補償されません。スーツケースやカメラの破損・盗難に備えたい人にとっては、ここが実質的な差になります。
楽天プレミアムカードの入会方法
楽天プレミアムカードの新規入会は、どこで受け付けているのでしょうか?基本的な申し込みの手順と、引き落とし口座の設定で変わる点を紹介します。
必要書類を準備して公式サイトから申し込む
楽天プレミアムカードは、公式サイトから申し込みできます。楽天会員になっていない場合は登録用のメールアドレスを準備しておきましょう。
そのほか、引き落とし口座設定に必要な通帳またはキャッシュカード、運転免許証を持っている場合は準備しておくとスムーズに手続きが進みます。
申し込みの条件について、公式には「18歳未満、学生、海外在住の方はカードをお申し込みいただけません」「カード発行には所定の審査がございます」と記載されています。年収の下限などの条件は公表されていません。
新規入会と利用でもらえるポイントは、選ぶ国際ブランドや実施時期によって内容が変わります。金額と条件は公式のキャンペーンページで確認してから申し込みましょう。進呈条件には「口座振替設定期限の時点で口座振替設定が完了されている」といった項目が含まれるため、申し込みの際に引き落とし口座の設定まで終わらせておくと確実です。
引き落とし口座を楽天銀行にするメリット
楽天カードの引き落とし口座を「楽天銀行」に設定すると、楽天市場での楽天カード支払い分がポイント最大+0.5倍になります(SPU)。
楽天銀行公式によると、+0.5倍になる条件は「楽天市場でのお買い物の支払いを楽天カードで行う」「その楽天カードの引落口座が楽天銀行に設定されている」「引落日当日に引落されること」に加えて、「楽天市場での購買月の前月に給与・賞与・年金いずれかを楽天銀行口座で受け取っている」「ハッピープログラムへエントリー(楽天会員リンク登録)する」の5つです。前の3つだけを満たす場合は+0.3倍になります。
進呈されるのは期間限定ポイントで、「楽天銀行+楽天カード」に関する月間の獲得上限は1000ポイントです。
カード申し込み時にインターネットから引き落とし口座設定をするか、後日郵送で手続きしましょう。カードを発行した後に引き落とし口座を楽天銀行に変更したい場合は、楽天e-NAVIから手続きができます。
楽天カードから切り替えるには?
すでに楽天カードを持っているときは、解約せずに切り替えが可能です。なお、カード番号・有効期限・セキュリティコード・楽天ポイントカード番号・Edy番号は切り替えに伴って変更されます。
切り替え先を検討する前に、楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードのスペックを並べて確認しておきましょう。
切り替えにも審査がある
一般カードやゴールドカードを持っている人は、楽天プレミアムカードに切り替えができます。ただし公式には「カード発行には所定の審査がございます」と記載されており、申し込みが必ず通るわけではありません。
申し込みの対象は、公式の記載では「18歳未満、学生、海外在住の方はカードをお申し込みいただけません」です。楽天カード(一般)の公式には「未成年の方はお申し込みできません。18歳以上の方であればお申し込みいただけます」とあり、学生を対象外とするかどうかが違います。
申し込みは公式サイトから行えます。申し込み条件を確認したうえで手続きしましょう。
切り替えの手続きは楽天e-NAVIから
新規入会とは異なり、他の楽天カードからのアップグレードは楽天e-NAVIからの手続きで行います。楽天e-NAVIには、カードと連携している楽天会員のユーザID・パスワードでログインしましょう。
なお入会特典のポイントについて、公式は進呈対象外の条件として「過去お申し込み履歴があり、カードが発行されたことのある方(すでに退会された方・カード切り替えのお申し込みをされた方を含む)」を挙げています。切り替えの場合は新規入会特典と同じ扱いにならないため、条件を公式で確認してから手続きしましょう。
ポイントアップやプライオリティ・パスなどの特典に魅力を感じる人は、プレミアムカードへの切り替えを検討してみましょう。
楽天プレミアムカードのよくある質問(Q&A)
年会費に見合うかどうかで迷いやすい点をまとめました。
まとめ|楽天プレミアムカードは空港ラウンジを使う人ほど価値が出る
楽天カード公式は楽天プレミアムカードを「年会費11,000円(税込み)で52,750円分の特典」と案内しており、その内訳の中心は海外空港ラウンジ(年間2万6000円相当)と楽天モバイルのギガ割引クーポン(年間1万3200円相当)です。
つまり年会費以上の価値になるかどうかは、空港ラウンジを実際に使うか、楽天グループのサービスをまとめて使っているかで決まります。公式も「年間で一定額のご利用を前提として計算しております」と但し書きを付けています。
一方で、無料で使えるプライオリティ・パスは年間5回までで、6回目以降は1回あたりUS35$がかかります。楽天市場の楽天カード特典分は1倍(月間獲得上限5000ポイント)で、これから入会する人が登録できるのは楽天市場特典のみです。
海外旅行の頻度が高く、携行品損害まで補償してほしい人にとっては、楽天カード(一般)との差がはっきり出るカードといえるでしょう。








