- Q
学生から社会人になったらカード情報を変更すべきですか?
- A 就職後は勤務先・職業・住所・電話番号などを最新情報へ変更しましょう。
古い情報のままだと、重要な案内が届かない、適切な利用可能枠が設定されない可能性があります。手続き方法はカード会社やカードの種類によって異なります。
学生から社会人になったら、クレジットカードの勤務先・職業・住所・電話番号などを最新情報へ変更しましょう。カード自体は自動更新される場合と切り替え手続きが必要な場合があり、発行会社によって異なります。本記事では、確認する順番と変更方法、利用可能枠の注意点を解説します。
- 学生カードが卒業後に切り替わるか確認する方法
- 社会人になった後に更新する登録情報
- 利用可能枠は自動的に増えるとは限らないこと
- 会員サイトや書面で変更する際の注意点
- 学生カードは卒業後の切り替え有無を確認する
- 学生専用カードは一般カード切り替えに
- 切り替わらないものもある
- 一般カードは年会費が必要な場合も
- 学生から社会人になったら登録情報を最新にする
- 利用可能枠は個別に設定される
- キャッシング枠は必要性と返済負担を確認する
- 上位カードを目指せる
- カード会社からの信用を損なわないためにも
- 社会人になった後のクレジットカード登録情報の変更方法
- 会員サイトで変更する
- 電話で変更
- 卒業後の進路にかかわらず現在の職業を正確に登録する
- アルバイト・自営業・無職の場合も実態どおりに変更する
- 学生から社会人になるときのクレジットカードに関するよくある質問(Q&A)
- まとめ|学生から社会人になったら登録情報を更新する
学生カードは卒業後の切り替え有無を確認する
学生が発行できるクレジットカードには、「学生専用カード」「若年層向けカード」「学生も対象の一般カード」があります。
それぞれ学校を卒業した後はどのようにカードを切り替えるのか、基本的な方法と具体的なカード例を見てみましょう。
学生専用カードは一般カード切り替えに
クレジットカードには、学生だけが申し込みできる「学生専用カード」があります。収入のない学生でも申し込みやすいメリットはありますが、卒業後はどうなるのでしょうか?
基本的に「一般カードへの切り替え」か「学生限定優待の終了」となり、学生専用カード特有のメリットもなくなります。
たとえば、航空会社「JAL」が発行する「JALカードnavi」は、「普通カード(JALカード 一般)」へ自動切り替えとなります。新しいカードが自動で届くため、卒業後に手続きは不要です。
「ライフカード株式会社」発行の「学生専用ライフカード」は卒業年の3月末で学生向け特典が終了し、カード自体は継続できます。
切り替わらないものもある
「学生でも申し込みできる一般カード」または「若年層向けカード」を発行している場合、卒業によるカードの切り替えや特典の終了はありません。学校を卒業してもカード会社が状況を知ることはなく、自主的に身分の情報変更が必要となります。
若年層向けカードは、学生でも収入要件のない「高校生を除く18歳以上」が条件なら申し込みができます。アルバイトなどで収入があれば、初めから学生専用ではないクレジットカードを申し込んでいることもあるでしょう。
たとえば若年層向けの「JCB カード W」は、申し込み時の年齢が「18〜39歳」まで発行できるJCBカードです。学校を卒業しても、39歳を超えてもそのまま継続して持ち続けられます。
卒業時のカード切り替えが面倒な人や、学生特典に興味がない場合は最初から一般カードを申し込んでおくのもよいでしょう。
一般カードは年会費が必要な場合も
年会費有料の一般カードへの切り替えや学生特典の年会費無料特典がなくなる場合、卒業すると年会費が発生します。年会費無料のまま持ち続けたい場合は、「切り替え先が年会費無料のカード」を選びましょう。
学生専用カードは申し込み時に学生証のコピーとともに「卒業予定年度」を申告するため、卒業後も学生のまま年会費無料で持ち続けられるものではありません。
過去に発行された学生向けカードを保有している場合は、更新時の切り替え先が現在の新規申込商品と異なることがあります。カード券面の名称だけで判断せず、発行会社から届く更新案内や会員サイトで確認してください。
学生から社会人になったら登録情報を最新にする
勤務先・職業・住所・電話番号などが変わった場合は、カード会社へ最新情報を届け出ます。情報を更新しただけで利用可能枠が増えるとは限りませんが、重要な案内を受け取り、適切な与信管理を受けるために必要です。
利用可能枠は個別に設定される
学生から社会人へ登録情報を変更しても、利用可能枠が自動的に増えるとは限りません。利用可能枠は、カード会社が利用状況や申告内容などをもとに個別に設定します。
増枠を希望する場合は、登録情報の変更とは別に手続きや審査が必要か確認してください。
キャッシング枠は必要性と返済負担を確認する
キャッシング枠はショッピング枠とは別に審査され、希望額や収入などによって設定されます。社会人へ情報を変更しただけで利用できるものではありません。
利用を希望する場合は、金利、毎月の返済額、総量規制、勤務先確認の方法を確認してから申し込みましょう。
上位カードを目指せる
登録情報を学生のままにしておくと、「上位カードの申し込み条件」を満たさない可能性があります。ゴールドカード・プラチナカードなどの上位カードには、一般カードよりも厳しい審査があります。
「収入」や「これまでの利用状況」も大切な要素です。一般的に学生は収入が少なく、上位カードの審査に関わる社会的地位も高くはありません。
上位カードの発行を考えるなら、あらかじめ「ゴールドカードへの自動切り替えが見込めるカード」を発行するか、登録情報の変更をした上で積極的に利用しましょう。
上位カードの申し込み時に「学生のままである」と誤解されないためにも、最新の情報は正確に申請が必要です。
カード会社からの信用を損なわないためにも
カード会社は、会員に最新情報を登録するよう求めています。年収や勤務先は会員の「信用」につながる項目でもあり、変更があれば登録が必要です。
特に、会員情報を共有している会社で新しいカードを発行する場合、勤務先や身分が異なると審査の際に違和感を与えます。トラブルを避けるためにも、会員情報は最新のものを登録しておきましょう。
新規カードを作らない場合でも、カードには「途上与信」と呼ばれる定期審査が入ります。情報が誤っている場合、正確な審査ができません。「就職後何日以内に変更が必要」のような決まりはありませんが、勤務確定後の情報更新を心がけましょう。
勤務情報のほかにも、「住所」や「電話番号」は重要な連絡にも使われます。就職に伴い、引っ越した場合は情報変更が必要です。また、就職後に給与振込口座が設定されたときには、引き落としミスを防ぐために「口座変更」も検討しましょう。
社会人になった後のクレジットカード登録情報の変更方法
登録情報は、会員サイトや電話で変更できます。インターネットからの手続きは24時間対応しているところも多く、卒業や就職で慌ただしいときも利用しやすいでしょう。
会員サイトで変更する
カード会社の会員サイトでは、住所・電話番号・勤務先・職業などを変更できます。例えばJCBは、MyJCBでお勤め先・通学先を含む登録情報の照会・変更が可能です。
入力項目や年収の申告方法はカード会社によって異なるため、画面の案内に従い、自己判断で推測した数字を入力しないでください。
電話で変更
会員情報は電話でも変更できます。カード会社の「問い合わせ窓口」を確認し、連絡を入れましょう。電話窓口は受付時間が限られ、混み合っていることもあります。
Webサイトで手続きができる場合は、あえて電話をかける必要はありません。Webサイトでのエラーが起きたときや、ほかの問い合わせを兼ねて変更手続きをする場合は電話が向いているでしょう。
「会員サイトのID・パスワードを忘れてしまったとき」でも、電話なら手続きができます。今後のためにも会員サイトが使えるように、あわせて変更・再発行手続きをしておきましょう。
卒業後の進路にかかわらず現在の職業を正確に登録する
クレジットカードの会員情報には最新情報を登録するよう求められますが、変更が遅れたからといって会員規約や法律で罰則や罰金が設定されているわけではありません。
卒業後の進路が確定していない人や近いうちに状況が変わる可能性のある人は、自己申告をせずに学生のままカードを使うことはできるのでしょうか?
アルバイト・自営業・無職の場合も実態どおりに変更する
卒業後の進路が会社員でない場合も、現在の職業や連絡先を実態どおりに登録します。学生のままにしておくことで審査上有利になると断定できる根拠はありません。
カードの継続利用や利用可能枠はカード会社が個別に判断するため、事実と異なる情報を残さないことが重要です。
学生から社会人になるときのクレジットカードに関するよくある質問(Q&A)
登録情報の変更で迷いやすい点をまとめました。
社会人向けのカードを比較する場合は、診断も参考にしてください。
学生向けカードの基本や申込条件は、関連記事でも確認できます。
まとめ|学生から社会人になったら登録情報を更新する
卒業や就職で勤務先・職業・住所・電話番号が変わったら、カード会社の会員サイトなどで最新情報へ変更してください。
カードの切り替えや利用可能枠の変更は自動とは限りません。更新案内と会員規約を確認し、必要な手続きを分けて行いましょう。