American Express® のポイントは、貯めるより「どう使うか」で価値が大きく変わります。
交換先はマイル・ホテルポイント・商品券・支払い充当と幅広く、有料オプションの「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録するかどうかでレートが変わる仕組みです。
本記事では、公式サイトに掲載されている現行のレートをもとに、ポイントの貯め方・使い道・レートアップの方法を整理して解説します。
- ポイントは100円=1ポイント。一部の加盟店は対象外または200円=1ポイント
- 有効期限は最長3年。一度でも交換するか、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると無期限
- レートアップには年間参加費3,300円(税込)のメンバーシップ・リワード・プラスが必要
- 100円=3ポイントにするには、プラス登録に加えて「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」への別登録が要る
- ANAマイルへの移行には別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年間参加費5,500円・税込)が必要
メンバーシップ・リワードの概要
American Express® が発行するポイントに関し、まずは基礎知識をチェックしておきましょう。有効期限についても解説します。
メンバーシップ・リワードとは
「メンバーシップ・リワード」は、American Express® が運営するポイントプログラムです。公式サイトでは、対象を「アメリカン・エキスプレスのカード13種」「ANAカード3種」「スカイ・トラベラーのカード2種」に分けて案内しています。
発行されるポイントは、旅行をはじめ日常のさまざまなシーンでカードを使うことで増やせます。貯めたポイントは、マイルや提携ポイントに交換したり各種支払いに充当したりすることが可能です。ポイント加算レートは100円=1ポイントですが、一部の加盟店での加算は対象外、または200円=1ポイントになる場合があります。1ポイントあたりの交換レートは、交換先によって異なります。
セゾンのカードは別のプログラム
日本のクレジットカード会社である「クレディセゾン」も、カード名に American Express® の名が入った「セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カード」を発行しています。
このカードは、American Express® のプロパーカードではなく、クレディセゾンが発行する提携カードです。セゾンカードでは「Visa」や「Mastercard®」といった決済ブランドに加え、American Express® も選択できると考えればわかりやすいでしょう。発行会社が異なるため、サービスや補償の内容も異なります。貯まるポイントも「永久不滅ポイント」で、メンバーシップ・リワードではありません。
ポイントの有効期限と残高の確認方法
ポイントには、最長3年間の有効期限が設定されています。ポイントを獲得したプログラム年度(1年目)から起算して3年目のプログラム年度の終了日を過ぎると、1年目に獲得したポイントが失効する仕組みです(プログラム年度の終了日は会員ごとに異なります)。
ただし、ポイントを一度でも交換するか、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると有効期限が無期限になります。また、ゴールド・プリファード・カード、ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド/プレミアム・カード、スカイ・トラベラーの2種は、有効期限が最初から無期限です。なお、カードを解約した場合はポイントが全て失効します。
Webサイトで残高を確認するには、マイアカウント(オンライン・サービス)へのログインが必要です。ログイン後に「ポイント加算履歴」から確認できます。スマホの場合は公式アプリでも確認でき、マイアカウントに登録済みであることが前提です。
「Amex Japan」アプリでは「ポイント・特典」>「ポイント履歴を見る」から確認できます。紙/オンラインの利用代金明細書では「メンバーシップ・リワード・ポイント・インフォメーション」に表示されます。
●アプリ名:Amex Japan
●価格:無料
●Apple:ダウンロード
●Google Play:ダウンロード
ポイントの貯め方
ステータスカードとして選ばれる American Express® のカードは、ポイントをうまく増やす方法を知ることで、実利を備えたカードとしても活用できます。主な貯め方をチェックしておきましょう。
日常のカード支払いで貯める
メンバーシップ・リワードのポイントは、普段の生活で発生する支払いにカードを利用することで貯められます。コンビニ・スーパー・飲食店をはじめ、毎月の携帯電話料金やインターネット料金の決済をカード払いにすれば、より増やしやすくなるでしょう。
ただし、ポイントはご利用代金明細書の合計金額ではなく、ご利用代金明細ごとに加算され、100円未満の明細には加算されません。
また、電力会社・ガス会社・水道局への支払い、国税・地方税・公金、Amazon Pay・d払い(コード決済分)・楽天ペイ(コード払い決済分)、病院やクリニックなど医療関連の利用は200円=1ポイントです。決済サービスへのチャージ、寄付団体への支払い、NHK受信料、カード年会費・月会費などは加算対象外となっています。
家族カードや追加カードで貯める
家族が1人ずつ使える「家族カード」や、ビジネス・カードの従業員向け「追加カード」を発行すれば、よりポイントを貯めやすくなります。家族カードの利用でもポイント・マイルは基本カードと同様に貯まり、基本カード会員にまとめて加算されるため、管理しやすいこともメリットです。
家族カードの対象者は、公式サイトで「原則、配偶者(生計を同一にする別姓・同性パートナー含む)・ご両親・18歳以上のお子様」と案内されています。
家族カードの費用はカードによって異なります。たとえばアメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは月会費550円(税込)、ゴールド・プリファード・カードは2枚まで無料で3枚目以降が19,800円(税込)、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは年会費2,750円(税込)です。申し込む前に、お持ちのカードの条件を確認しましょう。
メンバーシップ・リワード・プラスでさらにお得
ポイント移行の際、有料の「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加すると、よりお得にポイントを利用できます。メリットや登録方法を確認しましょう。
ポイント無期限などのメリット
メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると、ポイントの有効期限が無期限になります。年間参加費は3,300円(税込)で、2年目以降は自動更新されるプログラムです。有効期限は登録完了日から1年間で、毎年同じ日付で自動更新されます。
対象は個人向けのグリーン、ゴールド、ゴールド・プリファード、プラチナと、ビジネス・カード、コーポレート・カードです。個人向けプラチナ・カードなどの会員は無料で登録でき、ゴールド・プリファード・カードの会員は無料かつ自動的に登録されます。
注意したいのは、プラスに登録しただけではポイントの加算レートが上がらない点です。加算レートを上げるには、プラス登録済みの人だけが申し込める無料のオプション「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」に別途登録する必要があります。登録すると、対象加盟店・サービスでの利用が100円=3ポイント(通常1ポイント+ボーナス2ポイント)になります。
対象加盟店・サービスは、Amazon、Yahoo! JAPAN、App StoreやAppleのサービス、Uber Eats、ヨドバシカメラ、JAL公式ウェブサイト、一休.com、HIS公式ウェブサイト、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインです。プログラム年度(9月1日~8月31日)ごとのボーナスポイントの上限は10万ポイントとなっています。
このほか、マイル移行・ポイント交換・カード払いへのポイント充当時にレートがアップします。
登録の方法
メンバーシップ・リワード・プラスに参加するには、事前にマイアカウントへの登録が必要です。マイアカウントへログインし、「ポイントプログラムについて」タブを選択して「メンバーシップ・リワード・プラスへのご登録」を選びます。ポイント加算履歴にある「登録する」からも進めます。
登録フォームの各項目に必要事項を入力すれば、手続きは完了です。登録手続きには通常2週間かかります。
対象加盟店ボーナスポイントプログラムは、プラスの登録後に専用ページから別途申し込みます。登録できるのは基本カード会員のみです。
アメリカン・エキスプレス・ジャパン | アメリカン・エキスプレス オンライン・サービス ログイン
ポイントの使い方
ポイントにさまざまな使い方が用意されていることも、メンバーシップ・リワードの魅力です。以下にあげるものの中から、自分に合った利用方法を探してみましょう。
ANAやデルタのマイル移行
メンバーシップ・リワードのポイントは、ANA(全日本空輸)をはじめとした13社の提携航空会社のマイルへ移行できます。ANAマイルへ移行するためには、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必要です。
年間参加費は5,500円(税込)で2年目以降は自動更新されます。交換レートは、2,000ポイント→1,000マイルです。ただし、メンバーシップ・リワード・プラスへ登録すると、1,000ポイント→1,000マイルにグレードアップできます。年間(1月1日~12月31日)の移行上限は、プラス未登録の場合は80,000ポイント(=40,000マイル)、登録済みの場合は40,000ポイント(=40,000マイル)です。
JALマイレージバンクへは、プラス未登録で3,000ポイント→1,000マイル、登録済みで2,500ポイント→1,000マイルです。デルタ航空などその他の提携航空会社は、未登録で2,000ポイント→1,000マイル、登録済みで1,250ポイント→1,000マイルとなっています。
移行する場合は、あらかじめ会員サイトで「提携先プログラムの会員番号」の登録が必要です。会員番号を持っていない人は、提携先のWebサイトのマイレージに登録して番号を取得しましょう。
楽天ポイントや提携ホテルのポイント交換
その他のポイントへの移行先として公式サイトに掲載されているのは「楽天ポイント」です。移行レートは3,000ポイント→900楽天ポイントで、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合は3,000ポイント→1,400楽天ポイントに上がります。移行には事前に楽天へのID登録と、楽天ポイントの「ポイント口座番号」が必要です。
「ヒルトン・オナーズ」や「Marriott Bonvoy®」など、グループホテル特有のポイントプログラムへ移行することもおすすめです。ヒルトン・オナーズなら2,000ポイント→1,250ヒルトン・オナーズポイント、Marriott Bonvoy®なら2,000ポイント→990 Marriott Bonvoyポイント、ALL Accorなら7,000ポイント→1,000 ALL Accorリワードポイントに交換できます。メンバーシップ・リワード・プラスへ登録済みの場合、それぞれのレートは1,000ポイント→1,250、1,000ポイント→990、3,500ポイント→1,000にアップします。
カード支払いへの充当
ショッピング・食事や公共料金の支払いでカードを利用した後、ポイントを代金に充当することが可能です。請求内容からポイント利用分を減額できます。最少使用可能ポイント数は1,000ポイントです。
交換レートは、メンバーシップ・リワード・プラス未登録の場合は一律1ポイント→0.3円です。登録している場合は、カード年会費・月会費/ポケットコンシェルジュが1ポイント→1円、航空会社/ホテル/旅行代理店の代金が1ポイント→0.8円、旅行関連以外の代金が1ポイント→0.5円になります。
「ヨドバシカメラ」や「髙島屋」で利用できる商品券に、ポイントを交換することも可能です。交換レートは3,000ポイント→1,000円分の商品券で、メンバーシップ・リワード・プラスに登録している人なら2,000ポイントで1,000円分の商品券と交換できます。
なお、カード年会費・月会費の消費税、各種手数料、ボーナス払い、分割払いなど、充当の対象にならない利用代金もあります。
.moneyでポイントをまとめる
ポイントは、貯まっている場所がバラバラだと使いにくくなります。「Ameba」が運営するポイント交換サイト「ドットマネー(.money)」は、さまざまなポイントを効率よくひとまとめにできます。
.moneyの共通仮想通貨「ドットマネー」に移行すれば、手数料無料・高レートで現金や各種ギフト券などに交換できるでしょう。移行したマネーがリアルタイムに反映することも魅力です。交換できるポイントや必要な手続き、レートは公式サイトで確認してください。
ポイント交換サイト│ドットマネーは手数料無料・業界No1交換レート!
まとめ|メンバーシップ・リワードはレートアップの登録で価値が変わる
メンバーシップ・リワードのポイントは、American Express® のカードを利用することで獲得できます。日常生活の中で発生する支払いをカード払いにすることで増やせますが、200円=1ポイントになる支払いや加算対象外の支払いもある点は押さえておきましょう。
貯めたポイントは、13社の提携航空会社のマイルや提携ホテルのポイント、楽天ポイントへ移行できるほか、カード払いの代金に充当したり、商品券に交換したりすることも可能です。
レートを上げたい場合はメンバーシップ・リワード・プラスへの登録が前提になり、ポイントの加算レートを100円=3ポイントにするには「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」への別登録も必要です。2つの登録がセットであることを覚えておきましょう。
ポイントサイトで貯まったポイントはドットマネー経由で様々なポイントに交換できます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。