- Q
キャリア決済は1ヶ月にいくらまで使えますか?
- A
事業者が年齢別に利用可能額を設定しています。ソフトバンク公式は「ソフトバンクまとめて支払い」について、満12歳未満は最大2,000円/月、満20歳未満は最大20,000円/月、満20歳以上は最大100,000円/月と公開しています。
この範囲内で契約内容や利用状況に応じて実際の金額が決まり、利用可能額は予告なく増減する場合があるとされています。使用者情報の登録がない場合は満20歳未満の扱いです。
アプリやゲームの課金をクレジットカードで払うか、キャリア決済やプリペイドカードにするか迷っていませんか?どれを選ぶかで、使える上限額と、使いすぎを止める仕組みの有無が変わります。
たとえばキャリア決済は、公式が年齢別に1ヶ月あたりの利用可能額を決めています。この記事では、アプリ課金の仕組みと決済手段ごとの違いを、各社の公式サイトで確認できる内容にしぼって整理します。
- アプリ内課金は消耗型・非消耗型・サブスクリプションの4タイプに分かれる
- クレジットカードは事前チャージがいらず、高額の課金にも対応しやすい
- キャリア決済は公式が年齢別に1ヶ月の利用可能額を設定している
- 使いすぎを防ぎたいならプリペイドカードやギフトカードという選択肢がある
- 子どものゲーム課金はスクリーンタイムなど端末側の機能で制限できる
- アプリの課金の仕組み
- 課金方法にはいくつか種類がある
- 信頼できる運営会社のアプリを使おう
- クレジットカード決済を選ぶメリット
- 事前チャージなしで支払える
- キャリア決済が使えない場合にも
- キャリア決済を選ぶメリット
- 直接カード情報を入力しなくてよい
- 利用可能額があらかじめ決まっている
- 携帯料金をカード払いにすればポイントも貯まる
- 課金におすすめのクレジットカードは?
- 楽天カード
- American Express®
- 使いすぎを防ぐ場合はプリペイドカード
- AppleとGoogleのギフトカード
- ポイントサイトのポイントから交換できる
- クレジットカード代わりに使えるカードも
- オンラインゲーム通貨にもクレジットカードが使える
- スクウェア・エニックス Crystaなど
- 3Dセキュアの登録を済ませておこう
- クレジットカードを使う際の注意点
- 分割払い、リボ払いはできるだけ使わない
- ゲームの課金は高額になりやすい
- アプリ課金の支払い方法のよくある質問(Q&A)
- まとめ|アプリ課金は使いすぎを止める仕組みで選ぶ
アプリの課金の仕組み
「アプリ課金」とは、ダウンロードしたアプリ内で直接コンテンツが購入できる仕組みのことです。ダウンロード自体は無料ですが、コンテンツを閲覧したり、ゲームで使うアイテムを購入したりする際に「課金」が必要になる場合があります。
課金方法にはいくつか種類がある
かつてのアプリは「無料版(お試し版)」を最初にダウンロードし、気に入ったら「有償版」をダウンロードするのが一般的でした。近年はアプリのダウンロード後に有償のコンテンツを追加購入する「アプリ内課金」が主流です。
アプリ内課金は大きく4タイプに分類されます。
・消耗型
・非消耗型
・自動更新サブスクリプション
・非自動更新サブスクリプション
購入すれば、無期限で利用できる「非消耗型」に対し、購入して使用するとなくなってしまうタイプを「消耗型」と呼びます。
「自動更新サブスクリプション」とは購入後、自動的にコンテンツが更新されるタイプです。「非自動更新サブスクリプション」は期間限定のサービスやコンテンツの提供を目的としているため、自動更新はありません。継続したければ、再購入の必要があります。
信頼できる運営会社のアプリを使おう
アプリ内課金は「ゲームアプリ」「チャットアプリ」「メディアアプリ」など数多くのアプリで導入されています。
有償アプリを使う際は、信頼できる運営会社のものを選びましょう。オンラインゲーム中に有償で購入したアイテムが消えてしまったのにもかかわらず、運営会社からの補償やアイテムの再提供が行われなかった事例があります。
IDやパスワードが盗まれて不正利用された場合、運営側のセキュリティの脆弱さが原因であっても、「ID・パスワードの管理はユーザーの責任」とされる可能性はゼロではありません。
また、無料トライアルだと思っていたのが「サブスクリプション契約(定期購入)」になっており、毎月数百円が請求され続けていたという事例もあります。
利用する前に「継続課金の有無」や「解約方法」を確認しておきましょう。
クレジットカード決済を選ぶメリット
アプリの課金に「クレジットカード決済」を利用する人も多いでしょう。当月の利用分は翌月以降の請求になるため、今手元にお金がなくても自由に課金が行えます。ほかの決済方法との違いや、カードを使うメリットについて考えてみましょう。
事前チャージなしで支払える
クレジットカードのメリットは、事前のチャージがいらないことです。カード会社が利用代金を一時的に立て替え、翌月以降に個人の引き落とし口座に請求をかける仕組みのため、利用者は手元にお金がなくても課金が行えます。
一度登録をすれば、いつでも好きなときに支払いができるのもメリットです。プリペイドタイプの電子マネーの場合、残高が残り少なくなるたびにチャージをしなければなりません。
なお、カードごとに設定される「ショッピング枠(ご利用可能枠)」の金額は、各カード会社が申し込み者ごとに決めています。たとえば楽天カード公式は、楽天カードのご利用可能枠を「最高100万円」と表示したうえで、実際の枠は所定の審査で決まると案内しています。
キャリア決済が使えない場合にも
「キャリア決済」とは、通信事業者と契約している人が使える決済方法です。毎月の通信料金と一緒にネットショッピングやアプリの利用料金を支払う仕組みで、現在の名称はソフトバンクが「ソフトバンクまとめて支払い」、auが「auかんたん決済」、NTTドコモがd払いの支払い方法の1つである「電話料金合算払い」です。
NTTドコモの電話料金合算払いは、公式に「ドコモのケータイ回線をお持ちで、spモード契約されているお客さま、料金プラン『ahamo』および『irumo』をご利用のお客さまがご利用になれます」と条件が示されています。契約している回線やプランによっては使えないことがあるわけです。
アプリの運営会社によっては、使えるキャリア決済を限定しているケースもあります。キャリア決済やそのほかの決済方法が使えないときのために、カードが1枚あると便利でしょう。
キャリア決済を選ぶメリット
クレジットカードの利用者が多い中、オンラインでの支払いで根強い人気を誇るのが「キャリア決済」です。カードを持っていない人でも使える上、使いすぎを防ぐ仕組みも用意されています。
キャリア決済の三つの大きなメリットを見てみましょう。
直接カード情報を入力しなくてよい
クレジットカードの場合、支払い画面でカード情報を入力する必要がありますが、キャリア決済はIDやパスワードの入力だけで決済処理が完了します。ソフトバンクまとめて支払いは公式に「事前審査、登録、アプリダウンロード不要」「月額利用料 無料/お申し込み 不要」と案内されています。
商品やサービスの代金は月々の通信料金と一緒に請求されます。明細書1枚で管理できる上に、引き落としのタイミングがバラバラにならないのもメリットでしょう。
利用可能額があらかじめ決まっている
キャリア決済は、1ヶ月あたりに使える金額が事業者側で決まっています。ソフトバンク公式は「ソフトバンクまとめて支払い」の利用可能額を、満12歳未満は最大2,000円/月、満20歳未満は最大20,000円/月、満20歳以上は最大100,000円/月と公開しています。
公式によると、この範囲内で契約内容や利用状況に応じて実際の金額が設定され、利用可能額は予告なく増減する場合があるとのことです。使用者情報の登録がない場合は満20歳未満の扱いになります。
さらにソフトバンクには「使いすぎ防止機能」があり、任意のパスワードを登録しておくと、利用可能額の変更や利用のロックができます。子どもが携帯電話を使う場合も、保護者があらかじめ設定しておけます。
携帯料金をカード払いにすればポイントも貯まる
キャリア決済で使った分は月々の通信料金と合算して請求されるため、その通信料金の支払い方法をクレジットカードにしておけば、カード会社のポイントを貯められます。
ただし、貯まるかどうかはカード会社が定めるポイント進呈の条件によります。たとえば楽天カード公式のポイント進呈率一覧では、携帯電話料金は「200円ご利用につき1ポイント」と、通常の「100円につき1ポイント」とは別の条件が示されています。
支払い方法を変える前に、自分のカードで携帯料金がポイント進呈の対象になるか、対象なら何円につき何ポイントかを、カード会社の公式サイトで確認しておきましょう。
課金におすすめのクレジットカードは?
数あるクレジットカードの中には「オンライン利用」や「アプリでの課金」に適したカードがあります。ポイントの貯まりやすさ・使いやすさ・年会費のバランスを見ながら、自分に適した1枚を選びましょう。
楽天カード
楽天カードは公式が「1%還元(100円につき1ポイント)」と示している高還元率カードです。貯まった楽天ポイントは、月々のカード請求額に充当することもできます。
「カード情報をネットに流すのが怖い」「使いすぎが心配」という人には、楽天カードから繰り返しチャージができるプリペイドカード「楽天カードプリペ」があります。
楽天カード公式は楽天カードプリペについて「ご自身だけでなく、ご家族用にも発行できるため、出費の管理やお子さまのおこづかいにおすすめです」「ネットショッピングや楽天グループサービスのお支払いに利用できるだけでなく、楽天ペイのお支払い元に登録すると、街のお店でも利用できます」と案内しています。
なお、かつてあった1回使い切りタイプの「楽天バーチャルプリペイドカード」の案内ページは現在は公開されていません。プリペイドを検討する場合は、現行の楽天カードプリペを確認しましょう。
楽天カードの年会費や還元率は、以下で確認できます。
American Express®
American Express®のポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」と呼ばれます。
有料のオプションプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、ポイントの有効期限が無期限になり、ポイントの移行・交換レートも上がります。年間参加費は3,300円(税込)で、2年目以降は自動更新です。
さらに、メンバーシップ・リワード・プラス登録者だけが登録できる無料の「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」に登録すると、対象加盟店・サービスでの利用が100円=3ポイント(通常ポイント1ポイント+ボーナスポイント2ポイント)になります。
公式が挙げる対象には「App StoreやAppleのサービス」として Apple One・App Store・Apple Music・iTunes Store での音楽の購入・Apple Books などが含まれるため、アプリをよく利用するiPhoneユーザーにとっては相性のよい組み合わせです。
なお、アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードの費用は、公式では年会費ではなく月会費1,100円(税込)と表示されています(家族カードは月会費550円(税込))。オプションの年間参加費とは別にかかるため、両方を合わせて負担できるかを考えたうえで検討しましょう。
クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(American Express®)
使いすぎを防ぐ場合はプリペイドカード
残高の範囲内でしか支払いができない「プリペイドカード」は、クレジットカードの使いすぎが心配な人に適した決済手段です。アプリ課金で使える主なプリペイドカードの種類を紹介します。
AppleとGoogleのギフトカード
AppleやGoogleのギフトカードは全国のコンビニ・家電量販店・ドラッグストア・公式オンラインサイトなどで購入ができます。
カードのタイプは「金額が固定されているタイプ」と、自分で自由に金額が選べる「バリアブルタイプ」の2種類です。店頭での支払い方法は販売店によって異なるため、カード払いや電子マネーが使えるかは購入前に店頭で確認しましょう。
ギフトカードは残高内でのみ支払いができます。Google Play ギフトカードの場合、カードの「コード」をGoogle Playアプリ上で入力すると、ギフトカードの金額が Google Playの残高に追加されます。残高が残り少なくなった場合は、新たにギフトカードを購入しましょう。
ポイントサイトのポイントから交換できる
モッピーやハピタスなどの「ポイントサイト」では、貯まったポイントをAppleやGoogleのギフトカードに交換ができます。交換する際は「交換手数料」「交換レート」「最低交換数」を確認しておきましょう。
リアルタイムでポイントが交換されるサイトもあれば、ポイント申請から交換完了まで数日かかるサイトもあるようです。
ポイント交換サイト「.money(ドットマネー)」を利用してギフトカードを入手する手もあります。.moneyは、手持ちのさまざまなポイントを独自の通貨「マネー」に交換し、さらにギフト券や他社ポイント、現金などに交換ができるサービスです。
交換先や交換レートは変わることがあるため、交換の前に公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
クレジットカード代わりに使えるカードも
クレジットカードを持っていない人におすすめなのが、国際ブランドが付いたプリペイドカードです。
「バンドルカード」は公式が「スマホ1つでチャージ・支払い Visaカードとして使えるアプリ」と案内しているVisaのプリペイドカードです。「Kyash」も公式サイトでVisaプリペイドカードの発行を案内しています。
いずれも残高の範囲内での支払いになるため、クレジットカードのように後から請求が膨らむことがありません。App StoreやGoogle Playの支払い方法に登録できるかは、各サービスの対応状況によって変わるため、事前に確認しておきましょう。
オンラインゲーム通貨にもクレジットカードが使える
オンラインゲーム内で使える仮想通貨の購入にも、クレジットカード決済が使えます。自分のカードが「3Dセキュア(本人認証サービス)」に対応しているかどうかを確認しておきましょう。
スクウェア・エニックス Crystaなど
スクウェア・エニックスのコンテンツを利用するには、「Crysta」と呼ばれる共通通貨をチャージします。公式は「Crystaとは、スクウェア・エニックスが提供する様々なサービスでご利用いただける共通通貨です。クレジットカードなどを使って1Crysta(=1円)からチャージが可能です」と案内しています。
公式が挙げる利用できるコンテンツは、ファイナルファンタジー XIV・ドラゴンクエストⅩ・ファイナルファンタジーXIの月額料金や課金アイテム購入、スクウェア・エニックス e-STOREでのダウンロード版ゲームソフトの購入などです。
このように、ゲーム内通貨は運営会社ごとに名称も使えるコンテンツも異なります。対応している決済手段や国際ブランドも運営会社ごとに違うため、チャージの前に各社の公式サイトで確認しましょう。
3Dセキュアの登録を済ませておこう
オンラインゲームの課金でクレジットカードを使う際は「3Dセキュア」の登録を済ませておきましょう。
3Dセキュアとは各国際ブランドが提供する「本人認証サービス」です。カードの国際ブランドごとに名称が異なります。
具体的には、オンライン決済をより安全に行うため、決済前に「ワンタイムパスワード」や「事前に設定したパスワード」を入力し、本人認証を行います。
キャリア決済の側でも3Dセキュアが求められることがあります。NTTドコモのd払いでは、dカード以外のクレジットカードを支払い方法にする場合について、公式が「本人認証サービス(3Dセキュア)の設定されたカードが必要です」と案内しています。3Dセキュアの設定は、各カード会社の会員Webサイトで行えます。
クレジットカードを使う際の注意点
便利なクレジットカードの裏には「歯止めがきかなくなる」という危険性が潜んでいます。プリペイドカードや現金と違い、今自分がいくら使っているのかが分かりにくいのもデメリットでしょう。
分割払いやリボ払いは手数料がかかるため、極力使わないのがベターです。
分割払い、リボ払いはできるだけ使わない
クレジットカードの支払い方法には一括払いのほかに、「分割払い」や「リボ払い」があります。
分割払い:利用額を3回以上に分けて支払う方法
リボ払い:利用額や利用回数に関係なく、毎月の支払い額がほぼ一定になる方法
分割払いやリボ払いを利用すると1回あたりの支払い金額が抑えられ、お金に余裕がないときでも欲しいものが買えるようになります。
ただし、どちらも「手数料」が上乗せされるため、元の金額よりも支払い総額が多くなります。楽天カードの場合、公式が示すリボ払いの手数料は実質年率15.00%〜17.64%です。特にリボ払いは買い物をするたびにリボ残高が増えていき、返済の目途が付きにくくなる可能性が高いでしょう。
ゲームの課金は高額になりやすい
ゲームの課金は1回あたり数百円程度ですが、夢中になるとどんどん課金が増えてしまう可能性があります。単なる暇つぶしで始めたゲームの課金が数万、数十万と増え、生活を圧迫してしまうケースも少なくないのです。
特に、ゲーム内のアイテムがランダムに当たる「ガチャ」にはまり、お気に入りのアイテムが出続けるまで遊んでしまう人も見受けられます。「リボ払いがあるから」と毎月のように課金を続ければ、雪だるま式に借金が膨れ上がってしまうでしょう。
「子どもが課金ゲームを利用して困る」というときはAppleの「スクリーンタイム」という機能が活用できます。スクリーンタイム・パスコードを設定しておくと、パスコードの入力なしでは課金ができなくなる仕組みです。
あらかじめ「ファミリー共有グループ」を利用していれば、親のデバイスから子どものデバイスにスクリーンタイム・パスコードを設定することも可能です。
アプリ課金の支払い方法のよくある質問(Q&A)
決済手段を選ぶときに迷いやすい点をまとめました。
まとめ|アプリ課金は使いすぎを止める仕組みで選ぶ
クレジットカードは事前チャージがいらず、支払い額に応じてポイントが貯まるため、アプリの課金方法として使いやすい手段です。ただし便利な分、次々と課金が増えてしまう恐れがあるため、利用状況を都度確認しましょう。
使いすぎが心配な人は、1ヶ月の利用可能額があらかじめ決まっているキャリア決済や、残高の範囲内でしか使えないプリペイドカード・各種ギフトカードを選ぶという方法があります。
ソフトバンクまとめて支払いのように、事業者側で年齢別の利用可能額と使いすぎ防止のパスワード機能が用意されている決済手段もあります。子どものゲーム課金が心配なときは、あわせてスクリーンタイムなど端末側の機能でも利用を制限しましょう。





