- Q
ANA VISA Suicaカードの年会費はいくらですか?
- A
初年度は年会費無料で、2年目以降は2,200円(税込)です。家族カード年会費の欄は「発行不可」で、家族カードそのものが発行できません。
かつてWEB明細の利用で年会費が550円(税込)割引になる特典がありましたが、2022年10月10日(月)以降に廃止されています。Web明細に切り替えても年会費は下がりません。
ANA VISA Suicaカードは、ANAマイレージクラブ機能・クレジット機能・Suica機能が1枚になったカードです。年会費は2,200円(税込)で初年度は無料、入会時と毎年の継続時に1,000マイルが貯まります。貯まるのは「ANAマイレージ移行可能ポイント」で、通常コースと2倍コースのどちらかでANAマイルへ移行します。この記事では、現行の年会費・保険・マイル移行コース・Suica機能を、三井住友カードとANAの公式情報にもとづいて整理します。
- 年会費は初年度無料、2年目以降2,200円(税込)で家族カードは発行できない
- お買物利用200円(税込)につき1ポイントのANAマイレージ移行可能ポイントが貯まる
- 移行は通常コース(1ポイント=1マイル・手数料無料)と2倍コース(1ポイント=2マイル・年6,600円)の2つ
- Vポイントの他社ポイント・マイレージ移行は2026年3月31日で終了した
- 海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害と救援者費用のみで治療費用などの補償はない
- ANA VISA Suicaカードの基本情報
- Suica機能を付帯した一体型カード
- 年会費は2200円。初年度は無料
- 旅行傷害保険やお買物安心保険を付帯
- 家族カードやゴールドカードはない
- ポイント、マイルの還元率
- 200円で1ポイント、マイルに交換可能
- マイルを効率的に貯める方法
- 移行コースは通常コースと2倍コース
- 2倍コースの移行手数料
- ポイント、マイルの使い道
- 他社ポイントへの移行は2026年3月末で終了した
- ANAマイルは航空券やSuica残高に
- Suica機能の特徴
- 改札で自動入金される便利なオートチャージ
- 手持ちのSuica定期券とリンク可能
- JRE POINTの利用登録でWでポイント獲得
- 電子マネー機能
- Apple Pay、Google Pay対応
- iD専用カードの発行も可能
- 楽天Edyの機能は搭載していない
- ボーナスマイル
- 入会、継続ボーナスは各1000マイル
- フライトマイルに10%のボーナスをプラス
- ANAカードならではの特典
- ANA関連サービスの利用がお得
- ANAカードマイルプラス加盟店でマイルを上乗せ
- JRE POINTを重視するなら|ビューカード スタンダード
- ANA VISA Suicaカードに関するよくある質問(Q&A)
- まとめ|ANA VISA SuicaカードはSuicaチャージでもマイルの元が貯まる
ANA VISA Suicaカードの基本情報
航空会社のマイルはフライト利用で積算されますが、効率よく貯めるには「クレジットカード」が欠かせません。ANA VISA SuicaカードはSuica機能を搭載したANAカードで、お買物利用200円(税込)につき1ポイントの「ANAマイレージ移行可能ポイント」が貯まり、ANAマイルへ移行できます。
Suica機能を付帯した一体型カード
ANA VISA Suicaカードは「クレジット機能」・「ANAマイル」・「Suica機能」の3つの機能が1枚になったカードです。ANAマイレージクラブの会員で、かつJR東日本のSuicaの利用頻度が高い人に適したカードでしょう。
Suica機能が搭載されたクレジットカードは「ビューカード(Viewカード)」と呼ばれ、以下の2種類に大別されます。
JR東日本(株式会社ビューカード)が発行するビューカード
JR東日本と提携している他社が発行するビューカード
本カードは、「三井住友カード」がANA及びJR東日本と提携して発行するビューカードです。ビューカードが発行するビューカードとは、カードのポイントプログラムや付帯サービスが一部異なる点に注意しましょう。
年会費は2200円。初年度は無料
申し込みができるのは、満18歳以上の方(高校生は除く)です。本カードではANAマイルが貯まるため、申し込み者は「ANAマイレージクラブ」の会員になる必要があります。
カードの申し込み時に会員になることも可能ですが、すでに「ANAマイレージクラブカード(クレジット機能なし)」や「ANAカード」各種を持っている人は申し込み時に10桁の「お客様番号」を入力しましょう。
年会費は初年度年会費無料、2年目以降は2,200円(税込)です。かつてはWEB明細の利用で年会費が550円(税込)割引になりましたが、この割引は2022年10月10日(月)以降に廃止されています。Web明細に切り替えても年会費は下がらないため、注意しましょう。
なお、公式の注意事項には「ANA VISAカード、ANAマスターカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードからANA VISA Suicaカードへお切替えはできません」とあります。発行までの目安はらくらく発行の場合2~3週間程度、通常発行の場合3~4週間程度です。お支払日は15日締め翌月10日払い、国際ブランドはVisaです。
ANA VISA Suicaカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
旅行傷害保険やお買物安心保険を付帯
ANA VISA Suicaカードには「ANAカード会員サービス」として、以下の保険が付帯しています。
最高補償額1,000万円の「海外旅行」傷害保険
最高補償額1,000万円の「国内航空」傷害保険
国内旅行傷害保険は「無」
ANAは一般カードの補償について「補償内容は、傷害による死亡・後遺障害と救援者費用のみとなっており、治療費用・賠償責任・携行品損害の補償はありませんのでご注意ください」と明記しています。本カードもこの一般カードに含まれます。海外での治療費が心配な場合は、別途保険への加入を検討しましょう。
三井住友カードは「海外旅行傷害保険・国内航空傷害保険が付帯されます。搭乗ごとの加入手続きは不要で、利用航空会社の制限もございません」と案内しています。
なお、本カードには三井住友カードのサービスとして「年間100万円までのお買物安心保険」が付帯します。対象は「海外でのご利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)のご利用のみ」です。
付帯保険・その他|ANAカード会員サービス|ANAマイレージクラブ
家族カードやゴールドカードはない
「家族カード」とは、本会員カードに付随して発行できる「子カード」を指します。本会員の配偶者や子どもなどに対して発行ができ、本カードとほぼ同等のサービスを手頃な年会費で享受できるのが特徴です。
残念ながら、本カードでは家族カードが発行できません。公式のカード概要でも家族カード年会費の欄は「発行不可」で、注意事項にも「家族カードの発行はできません」と明記されています。
また、本カードには上位カードがなく、同じシリーズ内で上位ランクへ切り替えるという選択肢はありません。ANAカードのボーナスマイルはカードの種類で決まるため、より高い積算率を求める場合は、ワイドカードやゴールドカードなど別のANAカードを検討することになります。
ただし、「ANA VISAカード、ANA マスターカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと重複してお持ちいただくことができます」と案内されているため、付帯サービスやボーナスマイルを充実させたいときは、2枚持ちをするのもありでしょう。
ポイント、マイルの還元率
JR東日本が発行するビューカードは、カード決済でJR東日本の「JRE POINT」が付与されます。ANA VISA Suicaカードの場合、カード決済で貯まるのは三井住友カードの「ANAマイレージ移行可能ポイント」である点に注目しましょう。このポイントはANAマイルへ移行できます。
200円で1ポイント、マイルに交換可能
公式のカード概要には、ポイントサービスとして「ANAマイレージ移行可能ポイント/お買物利用200円(税込)につき1ポイント付与」と記載されています。
有効期限はポイントの種類で異なります。ANAマイレージ移行可能ポイントの有効期限は、ANA一般カード/ANA銀聯カードで2年、ANAプラチナカードで4年です。本カードは一般カードに含まれます。三井住友カードのVポイントの有効期限は、ポイントの最終変動日から1年間で、貯める・使う・交換するたびに延長されます。
ANA VISA Suicaカードの強みは、「ANA VISA Suicaカードによるクレジット決済でのモバイルSuicaや一体型SuicaへのチャージやオートチャージでもANAマイレージ移行可能ポイントが貯まります」と公式が案内している点です。
貯まったポイントはANAマイルへ移行できるほか、Suicaへのチャージにも使えます。ただし「ANAマイレージ移行可能ポイントをSuicaへ移行する場合、一度Vポイントへ交換いただく必要があります」という手順の指定があります。
マイルを効率的に貯める方法
マイルを効率よく貯めるには、生活における支払いをできるだけ1枚のカードに集約するのが基本です。加えて、カード決済のポイントとは別枠でマイルが貯まる仕組みを組み合わせましょう。
1つ目が「ANAカードマイルプラス」です。「ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードでお支払いいただくと、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円(税込み)につき1マイルが貯まるサービスです」と案内されています。
2つ目が「ANAマイレージモール」です。モールを経由して買い物をすると、カード決済のポイントとは別にマイルが付与されます。付与数は掲載店舗によって異なり、たとえば楽天市場は「ご購入200円ごとに1マイル貯まります」です。
なお、三井住友カードの店舗優待サービス「ココイコ!」は2024年11月12日(火)をもちましてサービス終了しています。過去の解説記事で紹介されていることがありますが、現在は利用できません。
移行コースは通常コースと2倍コース
貯まったANAマイレージ移行可能ポイントは、「応募方式」または「自動移行方式」でANAマイルに移行できます。本カードで選べるコースは2種類です。
通常コース:1ポイント=1マイル(1ポイント以上1ポイント単位/移行手数料 無料)
2倍コース:1ポイント=2マイル(1ポイント以上1ポイント単位/移行手数料 6,600円(税込)/年度ごと)
移行上限はなく、移行所要時間は応募方式で約1週間、自動移行方式は登録までに約1~2ヶ月です。なお、Vポイントからマイルへ移行する場合は5ポイント=3マイル(5ポイント以上5ポイント単位・応募方式・移行手数料無料)という別のレートになります。
ANAマイレージ 自動移行サービスのお手続き|三井住友カード
2倍コースの移行手数料
2倍コースは換算レートが高いですが、年度ごと(4月1日~翌年3月31日)に移行手数料が6,600円(税込)かかるのがネックです。
公式は「マイル自動移行登録完了後、マイルの交換がおこなわれた初回移行月の翌月10日に移行手数料6,600円(税込)が引き落としとなります」「ANAマイレージ移行可能ポイント交換期間中は何度マイル移行をしても、初回移行時の手数料(年1回)のみです」と案内しています。複数カードで自動移行を申し込んでいても、手数料の発生は初回自動移行時の一度のみです。
他社発行のANAカードでも同様の仕組みがあり、ANA JCBカードのワイド・一般は「2マイルコース:5,500円(税込)/年間」「1マイルコース:無料」です。
移行可能ポイントの有効期限は一般カードで2年あります。手数料を抑えたいなら、ある程度ポイントが貯まった年度に2倍コースを申し込むという使い方も選択肢になるでしょう。
ポイント、マイルの使い道
ANA VISA Suicaカードで貯まったポイントやマイルにはどんな使い道があるのでしょうか?ポイントの移行サービスは2026年に大きく変わっているため、現行の選択肢を確認しておきましょう。
他社ポイントへの移行は2026年3月末で終了した
以前は、貯まったポイントを楽天ポイントやJoshinのポイント、ビックカメラの「ビックポイント」などに移行できました。しかし三井住友カードは「他社ポイント・マイレージへの移行サービスは、提携カード独自メニューを除き、2026年3月31日(火)23:59をもって終了させていただきました」と告知しています。
終了した移行先には、ジョーシンポイント、「スターバックスカード」ポイント、「タリーズカード」ポイント、ビックポイント、ベルメゾン・ポイント、ヨドバシゴールドポイント、nanacoポイント、PiTaPaショップdeポイント、WAONポイント、フライングブルーマイレージなどが挙げられています。
一方で「提携カード独自メニューは継続となります」とされており、ANAカードのANAマイル移行と、ANA VISA SuicaカードのSuicaチャージは現在も利用できます。
現行の使い道は次のとおりです。クレジットカードのお支払い金額への充当(キャッシュバック)は1ポイント単位で使え、カード請求がなかった場合は「キャッシュバック繰越残高」として繰り越されます。繰越残高の有効期限は3ヶ月です。ほかに、VポイントPayアプリでの支払いやモバイルVカードの提示、三井住友カードVJAギフトカードへの交換ができます。
【重要】Vポイントのポイント移行サービス終了のお知らせ|三井住友カード
ANAマイルは航空券やSuica残高に
カード会員は、貯まったANAマイルをSuicaへのチャージに使えます。ANAは「10,000マイルで10,000円相当のSuicaに交換できます」と案内しており、対象はANA VISA Suicaカード会員限定です。
チャージ先は「ANA VISA SuicaカードのSuica部分、または同カードにリンク設定された記名式のSuica」で、「モバイルSuica等、上記以外のSuicaへのチャージはできません」という制限があります。
交換手続き後は、JR東日本の駅などのATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」で「Suicaチャージ」→「提携ポイントチャージ」と進み、カードを挿入して暗証番号を入力し、金額を選んで受け取ります。チャージが可能になるのは、お申し込み(深夜0時まで)の翌々日午前6時からです。
マイルの価値がもっとも高まる使い道は「特典航空券への交換」です。特典航空券とは、マイルで購入できる航空券のことをいいます。なおANAのマイルは有効期限が口座グループで異なり、フライトやライフソリューションサービスの利用で積算される通常マイルは「商品・サービスを利用した月の36ヶ月後の月末まで」です。キャンペーンで積算されるマイルは有効期限が別に設定されます。
Suica機能の特徴
Suicaは、JR東日本の電子マネー付き交通系ICカードです。事前にチャージをしておけば、券売機できっぷを購入することなく「改札タッチ」でスピーディに乗車ができます。
事前に会員サイトに登録すれば利用のたびにJRE POINTが貯まるため、JRを利用する人にはメリットが大きいでしょう。
改札で自動入金される便利なオートチャージ
Suicaは、事前の残高チャージが必要な「プリペイドタイプ」です。オートチャージ設定ができるカードはビューカードだけ(法人カードは対象外)で、本カードにもオートチャージ機能が付いています。
Suica残高が設定金額以下になると、改札入出場時に自動的に設定金額がチャージされるため、改札前で足止めされることがありません。三井住友カードは「オートチャージした金額は、ANA VISA Suicaカードよりお引き落としとなります」と案内しています。
公式の注意事項には「ご入会後は、JR東日本の駅などに設置のATM『VIEW ALTTE』(ビューアルッテ)で、オートチャージ各種設定変更および、Suicaへのチャージができます」とあります。VIEW ALTTEでの設定手順は「Suica設定」→「Suicaのリンク設定」→「リンク設定/変更」と進み、Suicaとカードを挿入して暗証番号を入力し、「オートチャージ設定する」を選ぶ流れです。
Suica機能付きビューカードでのオートチャージのご利用方法:ビューカード
手持ちのSuica定期券とリンク可能
本カードのSuicaは交通系ICカードや電子マネーとしての機能はありますが、公式の注意事項に「Suica定期券としてはご利用いただけません」とあるとおり、定期券としては使えません。
記名式のSuica定期券が手元にある場合は、ANA VISA Suicaカードと定期券を紐づけ(リンク)ておきましょう。ANAは「ANA VISA SuicaカードとSuica定期券など記名式のSuicaを『リンク』させることにより、Suica定期券などでもオートチャージが利用できます。(サービス利用料:無料)」と案内しています。
さらに、ANA VISA Suicaカードで定期券を購入すると、定期券の利用代金に応じたポイントが貯まります。リンクの手順は、「オートチャージ」で行った方法と同じです。
JRE POINTの利用登録でWでポイント獲得
本カードのSuicaは、JR東日本が発行するビューカードのようにカード利用でJRE POINTが貯まるわけではありません。
ただし「JRE POINT WEBサイト」にSuicaを登録すれば、鉄道利用などでSuicaを使ったときに「乗車ポイント」としてJRE POINTが貯まります。付与率は次のとおりです。
モバイルSuicaを利用:50円につき1ポイント
Suicaカードを利用:200円につき1ポイント
つまり、ANA VISA SuicaカードからチャージしたSuicaで乗車すれば、チャージ分のANAマイレージ移行可能ポイントと、乗車ポイントであるJRE POINTの両方を獲得できます。
電子マネー機能
クレジットカードに「電子マネー機能」が付いていると、決済がスピーディに行えるようになります。「サインや暗証番号なしで、サッと会計を済ませたい」という人には欠かせない機能でしょう。ANA VISA Suicaカードには、どんな電子マネーが搭載されているのでしょうか?
Apple Pay、Google Pay対応
「Apple Pay」や「Google Pay」は、スマホをリーダーにかざすだけで会計が完了する非接触型決済サービスです。本カードは、Apple Pay・Google Payのいずれにも対応しています。
三井住友カードは「スマートフォンにカードを設定することで、Visaのタッチ決済、Mastercard®タッチ決済、『iD』マークのあるお店などで利用できます」と案内しています。カード単体でのVisaのタッチ決済搭載については公式に記載がないため、スマートフォンへの設定を前提に考えるとよいでしょう。
なお、「ANA VISA SuicaカードのSuica機能のみをApple Payに追加することはできません」という制限がANA公式に記載されています。また、リンク設定した記名式のSuicaをApple Payに追加すると、マイルからのチャージができなくなる点にも注意しましょう。
三井住友カードのおすすめサービス|クレジットカードの三井住友VISAカード
iD専用カードの発行も可能
「iD(アイディ)」とは、三井住友カードとNTTドコモが提携して運営する電子決済サービスです。ANAは「『iD』マークのあるお店でカードやスマートフォン(NTTドコモの『おサイフケータイ®』)をかざしてお買物ができる、チャージいらずの電子マネー『三井住友カードiD(専用カード)・(携帯型)』をお申し込みいただけます」と案内しています。
専用カードは、ANA VISAカード/マスターカードに追加して「iD」機能専用のカードを発行するものです。申し込みのタイミングには指定があり、「『専用カード』をご希望の方は、ANA VISAカード/マスターカードご入会後に追加でお申し込みください(ご入会と同時にはお申し込みいただけません)」とされています。
iD専用カードを発行すればクレジットカードを持ち歩く必要がなくなり、対象店舗ではカードをタッチするだけで決済できます。
そのほかのサービス/各クレジットカード会社のサービス詳細(VISA/マスター)|ANAカード
楽天Edyの機能は搭載していない
クレジットカードの中には、楽天の電子マネー「楽天Edy」が搭載されているものがありますが、ANA VISA Suicaカードの公式注意事項には「電子マネー『Edy』の機能はございません」と明記されています。
楽天Edy支払いでANAマイルを貯めたい人は、「Edy機能付きANAカード」を検討しましょう。ANAは「楽天Edy機能付きANAカードなら、お買い物の際に楽天Edyでお支払いただくと、200円(税込み)につき、1マイルが貯まります」と案内しています。
このカードでよりスピーディに決済したい場合は、スマートフォンに設定したうえでのタッチ決済やiD支払いを活用するのが現実的です。
ボーナスマイル
マイルが貯まるカードはたくさんありますが、ANAカードの魅力は「ボーナスマイル」が付与される点です。入会・継続ボーナスは各1,000マイルで、フライトがなくても毎年受け取れます。
入会、継続ボーナスは各1000マイル
三井住友カードは「入会時・毎年のカード継続時に+1,000マイルのボーナスマイルをプレゼント」と案内しています。ANA公式の一覧でも、ANAカード一般はご入会時1,000マイル・ご継続時1,000マイルです(ANAゴールドカードは各2,000マイル、ANAカード プレミアムは各10,000マイル)。
JALの「JALカード」にもボーナスがありますが、「入会搭乗ボーナス」「毎年初回搭乗ボーナス」といったように、「フライト利用」が条件です。
ANAカードの入会・継続ボーナスにはフライト利用の条件がありません。カードの継続さえしていれば毎年1,000マイルが進呈されるため、旅行の機会が少ない陸マイラーにとってもメリットが大きいでしょう。
フライトマイルに10%のボーナスをプラス
ANAグループ便を利用すると、規定の「フライトマイル」が積算されます。カード所持者は通常のフライトマイルに加え、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%」の搭乗ボーナスマイルが上乗せされるのがメリットです。
ANA公式の一覧では、ANA一般カードが10%、ANAワイドカードとANAゴールドカードが25%、ANAカード プレミアムが50%と、ランクが上がるにつれてボーナスマイルの積算率も上がります。
「ボーナスマイルはANAカードがお手元に届いた後のご搭乗分より登録されます」とされているため、到着前にさかのぼって獲得することはできない点に注意しましょう。
フライトで貯める|ANAカードで貯める|ANAマイレージクラブ
ANAカードならではの特典
ANAカードにはANAマイレージクラブ会員に向けた「旅行関連のサービス」が付帯しています。マイルが上乗せされる加盟店やオンラインサイトもあり、利用するのとしないのとではマイルの貯まり具合に大きな差が出るでしょう。
ANA関連サービスの利用がお得
本カードには、フライトを快適にするさまざまなサービスが付帯しています。三井住友カードは特典として次のように案内しています。
空港売店「ANA FESTA」・ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」で5%OFF
国内線ANA Wi-Fiサービスのショッピングコンテンツ「ANA STORE@SKY」・国際線機内免税品販売「ANA SKY SHOP」でのご購入で10%OFF
出国エリアの免税店でも割引が受けられます。ANAは「ANA一般カードのご提示でお買いものをされますと、代金が5%割引になります」と案内しており、本カードは一般カードに含まれます。対象は成田空港・羽田空港・那覇空港の指定店舗です。
このうち免税店での割引は、ANAカードが手元に届く前でもサービスを受けられます。「オンラインで対象のANAカードにお申し込みのうえ、サービス利用登録いただくと、カードがお手元に届く前に5%割引をお受けいただけます」とされているため、公式サイトの「ANAカード事前体験サービス」を確認しましょう。
ANAカードマイルプラス加盟店でマイルを上乗せ
ANAには、マイルが通常よりも多く貯まる「ANAカードマイルプラス」というサービスがあります。加盟店でANAカードで支払うと、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円(税込み)につき1マイルが貯まります。
ANA公式に掲載されている加盟店には、ヤマダデンキ、ベスト電器、IDC OTSUKA、スターバックス、マツモトキヨシ、ココカラファイン、apollostation、高島屋、大丸・松坂屋、阪急百貨店、阪神百貨店などがあります。「本会員様のみ対象になります」「利用後、マイルの積算が確認されるまで、約1~2ヶ月を要します」という条件がある点も押さえておきましょう。
オンラインショッピングやネット予約をする際は、「ANAマイレージモール」を活用しましょう。モールを経由して買い物をすると、カード決済のポイントとは別にマイルが付与されます。付与数は掲載店舗によって異なり、たとえば楽天市場は「ご購入200円ごとに1マイル貯まります」です。
ANAカードマイルプラスでおトクにマイルを貯めよう!|ANAカード
JRE POINTを重視するなら|ビューカード スタンダード
ANA VISA SuicaカードのSuicaでは、JR東日本のサービス利用でJRE POINTが貯まる仕組みが限定的です。マイルより駅まわりの還元を重視するなら、JR東日本グループが発行するビューカードも比較対象になります。
ビューカード スタンダードの年会費は524円(税込)で、家族会員も524円(税込)です。通常のカード利用は1,000円(税込)につきJRE POINTが5ポイント貯まります。
「VIEWプラス」では対象サービスごとに付与率が決まっており、Suicaへのオートチャージ・チャージは1.5%還元、モバイルSuicaでの定期券購入はビューカード ゴールドが4%・ゴールド以外が3%、グリーン券購入はゴールドが8%・ゴールド以外が3%です。定期券やグリーン券をよく買う人ほど差が出ます。
ANA VISA Suicaカードに関するよくある質問(Q&A)
申し込み前につまずきやすい点をまとめました。
まとめ|ANA VISA SuicaカードはSuicaチャージでもマイルの元が貯まる
ANA VISA Suicaカードは「Suicaチャージ」「カード決済」「フライト利用」といったさまざまなシーンで、ANAマイレージ移行可能ポイントやマイルが貯まります。
入会時と毎年の継続時には各1,000マイルが進呈されるため、フライトの機会が少なくても持っている価値はあるでしょう。免税店やANA FESTAでの割引も用意されています。
一方で、家族カードは発行できず上位カードもありません。海外旅行傷害保険の補償は死亡・後遺障害と救援者費用のみです。2倍コースの移行手数料は年度ごとに6,600円(税込)かかり、他社ポイントへの移行は2026年3月31日で終了しています。移行のタイミングと頻度を考えて、貯めたポイントを無駄にしないようにしましょう。




