ETCカードは、クレジットカード付帯が一般的ですが、審査なしで作成する方法は3つあります。
- 保証金(デポジット)を預けて発行するETCパーソナルカード
- 手持ちのクレジットカードに追加申請する方法
- 家族カードに付帯させて発行する方法
ただし、新しくクレジットカードを作る場合は審査が必要になります。重要なのは、自分の状況に応じて「審査を回避するか」「条件の良いカードを選ぶか」を判断することです。
そこでこの記事では、審査なしでETCカードを作る3つの方法と、それぞれの違い・注意点を紹介します。
さらに、年会費や還元率を重視して新規発行する場合のカードの選び方も解説。確実にETCカードを用意したい人や、条件面も含めて最適な方法を選びたい人はぜひ参考にしてください。
- 審査なしでETCカードを作る方法は3つ
- 手持ちのクレカにETCカードを追加発行する
- 家族カードに付帯してETCカードを発行する
- 保証金で発行するETCパーソナルカードを利用する
- ETC利用で得する!審査に不安がある人も選びやすいクレジットカード5選
- JCB CARD W|年会費無料+ETC利用分でも1.0%還元
- エポスカード|即日発行でETCカードもスピード対応
- 三井住友カード(NL)|対象店舗で最大7%還元*+ETCカード無料
- 楽天カード|ETC利用分も楽天ポイントの還元対象
- イオンカードセレクト|イオングループで還元率UP+ETCカード無料
- どうしても審査に通らないなら「ETCパーソナルカード」
- ETCカード共通の割引が利用できる
- 保証金が必要なETCカード
- 利用した分は口座振替で支払う
- ETCパーソナルカードの申し込み方法
- 申込書を入手して必要事項を記入する
- 本人確認書類とあわせて郵送する
- デポジット(保証金)を振り込む
- カード到着後に利用開始する
- ETCパーソナルカードのデメリットと注意点
- 年会費がかかる
- 会員継続の審査による利用停止がある
- ETCカード付帯クレカの審査に落ちないためのコツ
- 1. キャッシング枠を0円にする
- 2. 多重申し込みを避ける
- 3. 虚偽申告をしない
- ETCカードの審査に関するよくある質問
- Q. 無職でもETCカードは作れますか?
- Q. ETCカードが作れない人はどうする?
- Q. レンタカーでETCカードだけ借りられますか?
- Q. 審査なしで発行できるETCカードは?
- まとめ
審査なしでETCカードを作る方法は3つ
審査なしでETCカードを作る方法は、大きく分けて3つあります。すでに持っているクレジットカードを活用する方法、家族カードとして発行する方法、保証金を預けて発行する方法です。
それぞれ発行条件やコスト、利用のしやすさが異なるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。
| 方法 | 審査 | 初期コスト | 年会費 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 手持ちクレカに追加発行 | なし(本体審査済) | なし | カードにより異なる | すでにクレカを持っている人 |
| 家族カード付帯 | なし(本会員の信用) | なし | カードにより異なる | 家族にクレカ保有者がいる人 |
| ETCパーソナルカード | なし(保証金あり) | デポジット必要 | 年会費あり | クレカを作れない・作りたくない人 |
手持ちのクレカにETCカードを追加発行する
すでにクレジットカードを持っている場合は、ETCカードを追加発行することで審査なしで入手できます。ETCカード単体ではなく、クレジットカードの利用枠に紐づく仕組みのため、新たな与信審査は行われません。
年会費や発行手数料はカード会社ごとに異なりますが、無料または条件付き無料のケースも多くあります。最も手間が少なく、すぐに準備を進めたい人に向いている方法です。
家族カードに付帯してETCカードを発行する
家族がクレジットカードを持っている場合は、家族カードを発行し、その付帯としてETCカードを作る方法もあります。
審査は本会員の信用情報をもとに行われるため、家族カード利用者本人に対する新たな審査はありません。費用は本会員カードの条件に準じるため、年会費無料で利用できる場合もあります。
自分名義でクレジットカードを持てない場合や、審査に不安がある人に適した選択肢です。
保証金で発行するETCパーソナルカードを利用する
クレジットカードを使わずにETCカードを持ちたい場合は、保証金(デポジット)を預けて発行するETCパーソナルカードを利用します。利用額の目安に応じた保証金を事前に預ける仕組みのため、与信審査は行われません。
利用料金は後日口座振替で支払いますが、年会費が発生する点には注意が必要です。クレジットカードを作れない場合でも、ETCを継続的に利用したい人に向いています。
ETC利用で得する!審査に不安がある人も選びやすいクレジットカード5選
ETCカードは、すでに持っているクレジットカードに追加発行すれば審査なしで作ることもできます。ただし、年会費や還元率、発行条件はカードごとに異なり、現在のカードのままだとコストやポイント還元で不利になるケースもあります。
ここでは、ETCカードの使いやすさやコスト面を踏まえて、選びやすいクレジットカードを紹介します。
| カード名 | 向いている人 | クレジットカード 年会費 | ETCカード 年会費 | ETCカード 発行手数料 |
|---|---|---|---|---|
| JCB CARD W | 学生・若年層 コストを抑えたい人 | 永年無料 | 無料 | 無料 |
| エポスカード | なるべく早くETCカードを発行したい人 | 永年無料 | 無料 | 無料 |
| 三井住友カード(NL) | コンビニ・外食での還元率を重視する人 | 永年無料 | 550円(税込) ※条件で無料 | 無料 |
| 楽天カード | 楽天ポイントを貯めたい人 | 永年無料 | 550円(税込) ※条件で無料 | 無料 |
| イオンカードセレクト | イオンをよく利用する人 | 永年無料 | 無料 | 無料 |
なお、クレジットカードの審査は、これまでの支払い状況を確認する仕組みです。
クレジットカードや携帯料金で遅延がなければ、申し込み対象になるケースが多くあります。過去の支払い状況から不安がある場合は、CICなどで信用情報を確認しておくと安心です。
JCB CARD W|年会費無料+ETC利用分でも1.0%還元
- 18歳〜39歳限定で学生も申し込み対象
- 通常還元率1.0%でETC利用分もポイント対象
- ETCカード年会費・発行手数料無料
JCB CARD Wは、18歳〜39歳を対象とした若年層向けのクレジットカードで、学生も申し込み対象に含まれています。さらにデジタルカードに対応しており、オンラインで手続きが完結しやすい設計です。
対象条件と発行フローから、これまで大きな延滞がない人であれば、審査もスムーズに通過できるしょう。ETCカードも無料で発行でき、高速道路の利用分もポイント還元の対象になります。
エポスカード|即日発行でETCカードもスピード対応
- 店頭受取なら最短即日発行に対応
- 初めてのカードでも申し込みしやすい設計
- ETCカード年会費・発行手数料無料
エポスカードは、マルイ店舗での店頭受取に対応しており、最短即日でクレジットカード本体を発行できます。申し込み手続きもその場で完了できるため、ETCカードの申請までスムーズに進められるのが特徴です。
若年層や初めてクレジットカードを持つ人の利用が想定された設計のため、これまで大きな延滞がない人であれば審査もスムーズに通過できるでしょう。
なお、ETCカードは後日郵送となりますが、手続きを前倒しできるため、結果的に受け取りまでの時間を短縮しやすい点がメリットです。
三井住友カード(NL)|対象店舗で最大7%還元*+ETCカード無料
- デジタルカード発行で手続きがオンライン完結
- 対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元
- ETCカードは年会費550円(税込)※年1回以上の利用で無料
三井住友カード(NL)は、デジタル発行に対応したクレジットカードで、申し込みから利用開始までオンラインで完結できます。
即時利用に対応するため、申し込み内容をもとに自動化された審査が採用されており、これまで大きな延滞や金融トラブルがない人であれば、スムーズに審査に通る仕組みです。
ETCカードは通常年会費がかかりますが、年1回以上の利用で無料となるため、利用頻度に応じてコストを抑えられます。金融系カードとしての信用を備えつつ、日常利用とあわせて活用したい人に向いています。
楽天カード|ETC利用分も楽天ポイントの還元対象
- 楽天ポイントがETC利用分でも貯まる
- ETCカードは年会費550円(税込)※条件達成で無料
- 日常利用と連動してポイントを貯めやすい
楽天カードは、年会費無料で発行でき、楽天ポイントを軸にしたサービス設計が特徴のクレジットカードです。楽天市場や関連サービスと組み合わせることで還元率が上がり、日常利用から高速道路の利用まで一貫してポイントを貯められます。
申し込みはオンラインで完結しやすく、幅広い利用者層を前提とした設計のため、これまで大きな延滞がない人であれば審査に通りやすいでしょう。
ETCカードは通常年会費がかかりますが、条件を満たすことで無料となるため、使い方に応じてコストを抑えられます。
イオンカードセレクト|イオングループで還元率UP+ETCカード無料
- イオングループでの利用でポイントアップ
- WAONポイントが貯まりやすい
- ETCカード年会費・発行手数料無料
イオンカードセレクトは、イオングループでの利用で得するクレジットカードです。日常の買い物での利用が中心となるため、幅広い利用者層を想定したサービス設計が特徴です。
専業主婦(夫)や扶養枠で働く方もいることから、審査のハードルは高くありません。これまでにクレカの支払いや携帯料金の延滞がない人であればスムーズに発行できるでしょう。
イオン系列店舗での利用時はポイントが貯まりやすく、ETCカードも無料で発行できるため、日常利用とあわせてコストを抑えながら活用できます。
どうしても審査に通らないなら「ETCパーソナルカード」
「ETCパーソナルカード」は、信用情報に基づく与信審査なしで発行できるカードです。クレジットカード付帯のものとは異なり、単体で発行します。まずはカードの概要や利用分の支払いについて、見ていきましょう。
ETCカード共通の割引が利用できる
ETCカードを持っていると、カード特有の割引が受けられます。ETCパーソナルカードも、共通割引の対象です。
「平日朝夕割引」「深夜割引」などは、時間帯によってお得に利用できます。
平日朝夕割引は地方部で平日6~9時、17~20時にETCゲートを通過すると適用される最大50%の割引です。深夜割引は0~4時にETCゲートを通過したとき、30%の割引になります。
その他、休日割引・アクアライン割引・外環道迂回利用割引など、割引の種類は多様です。現金で通過するよりも高速料金がお得になるため、活用しましょう。
保証金が必要なETCカード
ETCパーソナルカードは、与信審査の代わりに保証金(デポジット)を入金します。原則保証金の80%が、ETCカード利用の限度額です。
基本的には、1カ月に使う予定金額を申告し、その4倍を入金します。入金できる保証金は、2万円以上2万円単位です。最低金額の2万円を入金している場合は、利用限度額が70%に制限されます。
また、70%である1万4000円に達すると追加の2万円が登録口座から振替となるため、注意しましょう。利用する金額によっては、最初から4万円以上入金した方が安心です。
なお、ETCパーソナルカードにも、審査はあります。クレジットカードとは審査基準が異なるため、信用情報に傷があっても申し込みは可能です。
利用した分は口座振替で支払う
ETCカードの利用分は、登録口座からの振替で支払います。毎月27日が振替日です。27日が金融機関休業日の場合は、翌営業日の引き落としになります。
金額を間違えないためにも、利用明細を確認しておきましょう。明細は引き落とし月の中旬頃に郵送されるか、会員サイト「My Pasoca」から確認できます。Webサービスに入会すると、利用明細の郵送がなくなるため、注意しましょう。
引き落とし後は、領収書の発行ができます。郵送の場合は引き落とし翌月、会員サイトの場合は「口座引落確認書」が代替です。
引き落としができない場合はコンビニなどで使える払込票が送られてきますが、何度か引き落としができない場合はカード契約の継続が難しくなります。忘れず口座に入金しましょう。
ETCパーソナルカードの申し込み方法
ETCパーソナルカードは、保証金(デポジット)を預けることで審査なしで発行できるETCカードです。
クレジットカードを持っていない場合でも申し込みが可能で、個人・法人を問わず利用できます。手続きは郵送と振り込みが中心となるため、流れを把握して順に進めることが重要です。
- 1)申込書を入手して必要事項を記入する
- 2)本人確認書類とあわせて郵送する
- 3)デポジット(保証金)を振り込む
- 4)カード到着後に利用開始する
申込書を入手して必要事項を記入する
まずは公式サイトや資料請求から申込書を入手し、氏名や住所、利用予定額などの必要事項を記入します。ETCパーソナルカードはクレジットカードと異なり、保証金の金額を利用見込みに応じて設定する必要があります。
今後のETC利用頻度を想定し、無理のない範囲で金額を決めることがポイントです。
本人確認書類とあわせて郵送する
記入した申込書に加えて、本人確認書類のコピーを同封し、指定の宛先へ郵送します。
運転免許証やマイナンバーカードなどが必要となるケースが一般的です。記入漏れや書類不備があると手続きが遅れるため、提出前に内容を確認しておくことが重要です。
デポジット(保証金)を振り込む
申込内容の確認後、指定された口座へデポジットを振り込みます。保証金は利用限度額の目安となり、預けた金額の範囲内でETCを利用する仕組みです。
金額は数万円〜数十万円が目安となるため、利用頻度に応じて設定します。振り込みが確認されると発行手続きが進みます。
カード到着後に利用開始する
すべての手続きが完了すると、ETCパーソナルカードが郵送で届きます。カード到着後は車載器にセットすればすぐに利用可能です。
なお、発行までには一定の期間がかかるため、急ぎで利用したい場合は早めに申し込みを進めておくと安心です。
ETCパーソナルカードのデメリットと注意点
ETCパーソナルカードはクレジットカード付帯のカードより審査が簡単ですが、いくつか注意点があります。デメリットの部分も知った上で、カード発行を検討しましょう。
年会費がかかる
ETCパーソナルカードは、1257円(税込)の年会費がかかります。持っているだけでコストがかかるため、カードをあまり利用しない人にとっては高い維持費です。
さらに、保証金は退会時まで預けたままになります。他のETCカードに比べると、初期費用と年会費が高額なのです。
クレジットカード付帯のETCカードには、年会費無料のものもあります。例えばJCBカードの場合、ETCカードは年会費無料です。クレジットカードにも年会費がかからないものがあり、コスト面で有利です。
パーソナルカードを発行するときは、かかるコストに注意しましょう。
会員継続の審査による利用停止がある
ETCパーソナルカードは、状況によって会員継続の審査があります。主なケースは、入金している保証金が2万円の場合です。利用金額が1万4000円に達すると、自動積増が適用され、登録口座から追加で2万円が引き落とされます。
自動積増ができない場合、利用停止の対象です。6日または23日に自動で引き落としされるため、保証金の金額によっては口座に資金を入金しておきましょう。
また、利用料金の引き落としができないときも継続審査の対象です。一時的な利用停止だけではなく、回数や状況によってはカード継続ができなくなるため、金銭面はしっかり管理しておきましょう。
ETCカード付帯クレカの審査に落ちないためのコツ
ETCカードはクレジットカードに付帯して発行する場合、本体カードの審査に通ることが前提になります。
審査では支払い能力や申し込み状況が確認されるため、事前にポイントを押さえておくことで通過の可能性を高めることができます。ここでは、申し込み前に確認しておきたい基本的な対策を紹介します。
- 1. キャッシング枠を0円にする
- 2. 多重申し込みを避ける
- 3. 虚偽申告をしない
1. キャッシング枠を0円にする
キャッシング枠を設定すると、実際に借りていなくても「借入可能額」として扱われるため、審査時の判断材料に影響する場合があります。
例えば、キャッシング枠を50万円に設定すると、その分の借入余地がある状態として見られることがあります。
クレジットカードの審査は貸金業の総量規制とは異なりますが、返済負担の観点から無関係ではありません。ETCカードの利用が目的であれば、キャッシング枠は0円に設定しておくとシンプルな条件で申し込みやすくなります。
2. 多重申し込みを避ける
短期間に複数のクレジットカードへ申し込むと、信用情報に申し込み履歴が集中し、審査時に慎重に判断される要因になります。
目安としては、1〜2ヶ月に複数申し込みがあると影響が出る可能性があります。1枚ずつ結果を確認しながら進めることで、余計なリスクを避けることができます。
3. 虚偽申告をしない
申込内容に不正確な情報が含まれていると、確認時に不整合が生じ、審査に影響する可能性があります。勤務先や年収などは、事実に基づいて正確に記入することが重要です。
意図的でなくても誤りがあると手続きが止まる原因になるため、入力内容は送信前に確認しておきましょう。
ETCカードの審査に関するよくある質問
ETCカードの発行方法や審査については、事前に知っておきたい疑問も多くあります。ここでは、申し込み前によくある質問をまとめて解説します。状況に応じた選び方も確認しておきましょう。
Q. 無職でもETCカードは作れますか?
クレジットカードに付帯するETCカードは、本体カードの審査に通ることが前提となるため、安定収入がない場合は難しいケースがあります。
ただし、学生や専業主婦(主夫)など、世帯収入を前提に申し込める場合もあります。クレジットカードを利用しない場合は、保証金を預けて発行するETCパーソナルカードを検討しましょう。
Q. ETCカードが作れない人はどうする?
クレジットカードの審査に通らない場合でも、ETCパーソナルカードであれば保証金を預けることで発行できます。
また、家族がクレジットカードを持っていれば、家族カードに付帯してETCカードを利用する方法もあります。まずは自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。
Q. レンタカーでETCカードだけ借りられますか?
レンタカー会社によっては、車両とあわせてETCカードを貸し出している場合があります。ただし、ETCカード単体での貸し出しには対応していないケースが一般的です。
一時的に利用する方法としては有効ですが、継続的に利用する場合は自分名義のETCカードを用意しておくと安心です。
Q. 審査なしで発行できるETCカードは?
審査なしで発行できるETCカードは、保証金を預けて利用するETCパーソナルカードです。
また、すでにクレジットカードを持っている場合は、追加発行でETCカードを作る方法や、家族カードに付帯して利用する方法であれば新たな審査はありません。用途や状況に応じて選択することが重要です。
まとめ
ETCカードを審査なしで作りたい場合は、ETCパーソナルカードが第一候補です。利用規約に基づいた審査はありますが、クレジットカードとは基準が異なります。
クレジットカードの発行ができないときは、家族カードに付帯する方法もあります。まずは、ETCカード発行に対応するクレジットカードを探してみましょう。














