- Q
KyashをPayPayに登録するとPayPayポイントは貯まりますか?
- A
貯まりません。PayPayステップの付与・カウント対象外には「PayPayアプリを介してのクレジットカードでの支払い」「他社カード利用券」が明記されています。
Kyashを含む他社クレジットカードをPayPayに紐付けた支払いは、PayPayポイントの付与対象外です。
KyashのVisaカードは、PayPayに登録して支払いに使えます。ただしPayPayアプリを介した他社カードでの支払いはPayPayポイントの付与対象外で、クレジットカードから入金したKyashの残高(Kyashバリュー)での決済もKyashポイントの付与対象外です。
さらにPayPayは、他社クレジットカードを直接登録する決済方式を2026年8月末(予定)で終了すると案内しています。本記事では、KyashとPayPayを組み合わせたときに今どこまでポイントが貯まるのかを、公式の記載をもとに整理します。
- PayPayアプリを介した他社クレジットカードでの支払いはPayPayポイントの付与対象外
- クレジットカードからKyashに入金した残高(Kyashバリュー)はKyashポイントの付与対象外
- Kyashポイントの還元率は0.5%で、対象はKyashマネー決済のみ
- PayPayは他社カードを直接登録する方式を2026年8月末(予定)で終了予定
- Kyash Card Liteは2025年9月30日18時に利用終了済み
それぞれのポイント制度を確認しよう
「PayPay」と「Kyash(キャッシュ)」は、いずれもポイント還元のあるキャッシュレス決済です。ただしポイントが付くかどうかは、支払い方法と残高の種類によって細かく決められています。
まずは、それぞれの現行ルールを公式の記載で確認しましょう。
PayPayポイントの仕組み
PayPayで決済をすると、1円単位で支払いに充当できる「PayPayポイント」が付与されます。付与率は前月の決済回数や決済金額で変動する「PayPayステップ」に基づきます。
公式サイトに記載されている現在の基本付与率は以下の通りです。
・残高払い:0.5%
・クレジット利用設定済みのPayPayカード:1.0%
これに加えて、前月に「合わせて30回/200円以上お支払い」「合わせて10万円お支払い」の2条件を達成すると、ポイント付与率が+0.5%されます。付与ポイントについては「付与上限はありません」と明記されています。
重要なのは対象外の扱いです。PayPayステップの付与・カウント対象外には「PayPayアプリを介してのクレジットカードでの支払い」と「他社カード利用券」が明記されています。つまりKyashを含む他社カードをPayPayに紐付けて支払っても、PayPayポイントは付きません。
・アプリ名:PayPay
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
Kyashの利用で還元されるポイント
Kyashは、残高に入金して使うプリペイド式のVisaカードです。対象の店舗やオンラインショップで「カード払い」として支払えます。
現在発行できるのは「Kyash Card(リアルカード)」と「Kyash Card Virtual(バーチャルカード)」の2種類です。Kyash Card Liteは2025年9月30日(火)18時に利用終了となっています。
ポイント還元率は、公式のカードラインアップでKyash Card・Kyash Card Virtualとも「ポイント還元率 0.5%」「上限なし」と記載されています。ただし注釈に「ポイント還元はKyashマネーでの決済のみ対象となります」とある点に注意が必要です。
2026年4月1日0時からの改定内容は、公式のお知らせで次のように案内されています。
・Kyashマネー決済のポイント付与が「無制限」になり、月間1,200ポイント(決済額12万円分)までだった付与上限がなくなる
・Kyashバリュー決済のポイント付与が終了
また、スーパー・コンビニ/交通・移動(チャージ・定期券含む)/飲食・カフェ/ドラッグストア/旅行・宿泊予約/公共料金・インフラ・公共サービス/税金・寄付/その他(100円ショップ、チャージ、自動販売機など)は、ポイント付与の対象外ジャンルとされています。
貯まったポイントは「1ポイント = 1円として残高に入金し、Kyash Visaカードによる決済にご利用できます」と案内されています。
・アプリ名:Kyash(キャッシュ)-チャージ式Visaカードアプリ
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
PayPayでもKyashは使える
KyashはVisaのプリペイドカードですが、Kyash公式ヘルプ「カード設定画面について」では、オンライン決済をオフにしていても例外的に決済できるコード決済として、モバイルSuica・PayPay・メルペイ・d払い・楽天Payが挙げられています。KyashとPayPayの組み合わせは、Kyash側でも想定された使い方です。
ただしPayPay公式は、登録できるカードについて「プリペイドカードや海外で発行したクレジットカードは、登録できない場合があります」と注記しています。また後述の通り、他社カードの扱いは2026年に大きく変わる予定です。
他社カードの直接登録は2026年8月末(予定)で終了予定
PayPayは2026年7月1日に、他社クレジットカードで「他社カード利用券」を購入してPayPay加盟店の支払いに使う方式の提供を開始しました。公式のお知らせでは、他社クレジットカードによる従来の決済方式は「2026年8月末(予定)に提供終了」と案内されています。
他社カード利用券の条件は公式ヘルプに次のように記載されています。
・購入は10,000円単位
・購入上限は月間250,000円
・残高は最大100万円まで保有できる
・他社カード利用券に有効期限はない
・購入時・利用時ともに追加での利用料はない
例外として「三井住友カード株式会社が発行する個人向けクレジットカード(ANAカード、Amazon Mastercard等の提携カードを含む)については、三井住友カードとの連携施策により、引き続き従来の決済方式をご利用いただけます」と案内されています。
なお、Kyashで「他社カード利用券」を購入できるかどうかについては、PayPayの告知ページ・ヘルプのいずれにも記載がありません。公式ヘルプには「一部のクレジットカードでは購入ができない場合があります。その場合は他のクレジットカードでお試しください」という一般的な注記があるのみです。従来方式の終了後もKyashを使い続けられるかは、現時点で公式から確認できません。
他社クレジットカードでのお支払い方法の変更について|PayPayからのお知らせ
ホームの「すべて」から進み登録する
PayPayにクレジットカードを登録する手順は、公式ガイドに次のように記載されています。
1. 「おすすめ」エリアを左へスワイプして[すべて]を選択
2. [カード追加]を選択
3. クレジットカード情報をカメラで読み取るか[カード番号を直接入力する]を選択
4. クレジットカード情報を入力し[追加する]を選択
他社カード利用券を購入する場合は、ホーム画面の[すべて]から[他社カード利用券]を選び、金額と購入に使うクレジットカードを選択して[今すぐ支払う]を選びます。
3Dセキュアの設定がないと支払いできない
PayPayでは、クレジットカード決済に本人認証サービス「3Dセキュア」の設定が必要です。公式ヘルプに記載されているクレジットカード利用時の上限金額は以下の通りです。
・本人認証未設定:利用不可
・本人認証設定済み:過去24時間20,000円/過去30日間50,000円
・本人認証設定済み+優良バッジ表示:過去24時間250,000円/過去30日間250,000円
3Dセキュアが未設定のカードは、そもそも支払いができません。他社カード利用券についても、公式のお知らせに「他社クレジットカードの登録および『他社カード利用券』の購入時には、本人認証サービス(3Dセキュア)が必要です」と記載されています。
Kyash側は、2022年11月14日に「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」が3Dセキュア2.0に対応し、Kyashが発行する全てのKyash Visaカードが対応済みとなりました。現在発行できるKyash Card・Kyash Card Virtualはどちらも3Dセキュアに対応しています。
ポイントの重ね取りはできる?
かつてKyashは「チャージ元のカード会社のポイント」と「Kyashポイント」の2重取りができる決済手段として知られていました。現在の公式ルールに当てはめると、どうなるのかを確認します。
PayPayポイントは付与されない
PayPayステップの付与・カウント対象外には「PayPayアプリを介してのクレジットカードでの支払い」と「他社カード利用券」が明記されています。KyashをPayPayに紐付けて支払っても、新方式の他社カード利用券を使っても、PayPayポイントは付与されません。
PayPayステップの付与対象は、PayPay残高・PayPayポイント・PayPayクレジット・クレジット設定済みのPayPayカード/PayPayカード ゴールド・PayPay残高カードなどです。PayPayポイントを狙うのであれば、これらの支払い方法を選ぶことになります。
クレジットカードからの入金分はKyashポイントも付かない
もう一方のKyashポイントにも条件があります。公式ヘルプ「残高の種類について」では、クレジットカード/デビットカードからの入金分は「決済と送金に利用できますが、出金には利用できません」とされ、Kyashバリューに区分されます。
そして2026年4月1日の改定でKyashバリュー決済のポイント付与は終了しました。クレジットカードからKyashに入金して使った分には、Kyashポイントが付きません。
つまり現在のKyash×PayPayの組み合わせで残るのは、Kyashへの入金に使ったカード会社のポイントだけです。カード会社によってはKyashへのチャージをポイント加算の対象外としている場合もあるため、手持ちのカードの規約を確認しておきましょう。
Kyashポイントを貯めるならKyashマネーで決済する
Kyashポイントの付与対象は「Kyashマネーでの決済のみ」です。Kyashマネーは銀行口座からの入金などで貯まる残高で、決済・送金に加えて出金にも使えます。
公式のお知らせでも、付与を希望する場合は引き続き付与対象となるKyashマネー決済(銀行口座等から入金して決済)を利用するよう案内されています。還元率は0.5%で、2026年4月1日から付与上限はありません。
ただし前述の通り、スーパー・コンビニ・飲食・ドラッグストアなど8ジャンルは付与対象外です。日常の買い物の多くが対象外に含まれるため、Kyashポイント目当てで決済手段を切り替える前に、対象ジャンルを確認しておきましょう。
なお、Kyash Cardはリアルカードなので、PayPayを経由せず直接カードで支払えます。Kyash Card Virtualも、Apple Pay/Google ウォレットに登録すれば実店舗で利用できると公式に案内されています。
KyashとPayPayに関するよくある質問(Q&A)
KyashとPayPayの組み合わせについて、迷いやすいポイントをまとめました。
まとめ|KyashとPayPayの組み合わせでポイントは重ならない
PayPayステップは「PayPayアプリを介してのクレジットカードでの支払い」と「他社カード利用券」を付与・カウント対象外と明記しており、KyashをPayPayに紐付けてもPayPayポイントは付きません。
Kyash側も2026年4月1日にKyashバリュー決済のポイント付与を終了したため、クレジットカードから入金した残高で決済してもKyashポイントは付きません。残るのは入金に使ったカード会社のポイントだけです。
さらにPayPayは、他社クレジットカードを直接登録する従来の方式を2026年8月末(予定)で終了すると案内しています。Kyashが「他社カード利用券」の購入に使えるかは公式に記載がないため、続報を確認しましょう。Kyashポイントを貯めたい場合は、銀行口座などから入金したKyashマネーで、Kyash CardやKyash Card Virtualを直接使うほうが確実です。