- Q
暗証番号は何回間違えるとロックされますか?
- A
暗証番号を何回間違えるとロックがかかるかは、どのカード会社も公表していません。
三井住友カードは「暗証番号の間違いによってロックがかかる回数はカード会社によって異なり、どの会社もセキュリティ上の観点から具体的には公表していません」と説明しています。思いつく番号を試し続けるのは避け、先に会員サイトやアプリで照会しましょう。
レジでクレジットカードが急に使えなくなると、原因が分からず焦ってしまいます。ロックがかかる理由は暗証番号の入力ミスや利用可能枠の超過、不正利用検知など複数あり、原因ごとに対処法が違います。本記事では、カードがロックされる主な原因と、それぞれの解除手続き・連絡先・再開までにかかる期間を、カード会社の公式案内をもとに整理します。
- ロックがかかるまでの入力回数は、どのカード会社も公表していない
- 暗証番号の間違いでロックされた場合、多くはカードの再発行が必要になる
- 再発行にかかる期間は会社によって違い、おおむね1週間〜3週間
- 不正利用検知による一時停止は、通知に回答すれば利用を再開できることがある
- 対処法は原因ごとに違うので、まずはカード会社に連絡して原因を確認する
クレジットカードがロックされる主な原因
クレジットカードがロックされる原因は、いくつかあります。特に多いのは、暗証番号の間違いや支払い関係のトラブルです。急にカードが使えなくなった場合は、以下に心当たりがないかチェックしてみましょう。
暗証番号を複数回間違える
発行時に設定した4桁の暗証番号は、店頭での支払いやキャッシングの際に入力を求められます。このとき、入力ミスや記憶違いで複数回間違えると、カードにロックがかかる仕組みです。
三井住友カードは公式で「暗証番号の間違いによってロックがかかる回数はカード会社によって異なり、どの会社もセキュリティ上の観点から具体的には公表していません」と説明しています。何回で止まるかを事前に知る方法はないため、思いつくままに試すのは避けましょう。
イオンカードも同様に「具体的な誤入力制限回数については、セキュリティの観点からご案内しておりません」としています。
また、一度ロックがかかると、そのカードは基本的にそのままでは使えなくなります。三井住友カードは「一般的に、クレジットカードにロックがかかってしまうと、そのカードを再度使用することはできません。クレジットカードの利用を再開するためには、カード会社へ連絡し、新しいカードを再発行してもらう必要があります」と案内しています。サインやタッチ決済なら使えると考えず、早めにカード会社へ連絡しましょう。
利用可能枠を超えている
クレジットカードに設定された利用可能枠(利用限度額)を超えると、カードに利用制限がかかります。三井住友カードも「カードの利用残高が利用可能枠を超えるとカードに利用制限がかかります」と明記しています。
注意したいのは、1ヶ月に使った金額ではなく「支払いが済んでいない利用残高の合計」で判定される点です。たとえば利用可能枠が10万円で、当月の利用が5万円でも、前月までの未払い分が残っていれば枠を使い切ってしまうことがあります。
現在の利用可能額は、各社の会員サイトやアプリで確認できます。カードを使いすぎているときは、支払いが終わって枠が空けば再び使えるようになります。
支払いの引き落としができなかった
支払い日に口座引き落としができないと、カードの利用が止まります。三井住友カードは「お支払い日に口座引き落としができなかった場合、一時的にカードに利用制限がかかります」と案内しています。
まずは引き落とし口座の残高を確認し、実際に引き落としが行われているかを確かめましょう。
特にカードを発行した直後は、口座引き落としの設定が間に合っておらず、初回だけ振り込みで支払う必要があるケースもあります。請求書や会員サイトのお知らせをチェックしておきましょう。
不正利用検知システムのアラート
カード会社の多くは、不正利用の対策として「不正利用検知システム」を導入しています。楽天カードは「不正使用を未然に防止することを目的とし24時間365日の監視体制でモニタリングを行っております。不正使用の疑いを検知した場合、カードのご利用を一時的に停止しご本人による利用か確認をお願いすることがございます」と説明しています。
どのような利用がアラートの対象になるかは、不正を防ぐ目的からカード会社は公表していません。そのため「この使い方をすれば止まらない」と断定できる基準はありません。
検知はあくまでシステムによる自動判定であり、実際に不正利用が起きているとは限りません。この場合はカード会社から確認の連絡が入るのが一般的です。
有効期限切れや再発行後の旧カードを使っている
ロックと見分けがつきにくい原因として、カードそのものが使えない状態になっているケースがあります。三井住友カードは「有効期限が過ぎているカードはご利用いただけません」「カードの再発行を行っている場合は、有効期限内でも以前のカードはご利用いただけません」と案内しています。
更新カードや再発行カードが届いていないか、財布の中のカードが古いものになっていないかを確認しましょう。カードの破損や磁気不良で読み取れていない可能性もあります。
カードをロックされた場合の対処法
カードがロックされたときは、原因によって対処法が異なります。手続きの方法・連絡先・再開までの期間はカード会社ごとに違うため、必ず自分のカード会社の案内を確認してください。ここでは代表的な流れを解説します。
まずはカード会社に連絡し、原因を確認しよう
カードが使えなくなった場合は、まずカード会社に連絡しましょう。原因が分からないまま何度も試すと、状況が悪化することがあります。
連絡先はカード裏面や会員サイトに記載されています。電話窓口には受付時間があるため、時間もあわせて確認しておきましょう。公式が案内している例は次のとおりです。
・イオンカードコールセンター:受付時間9:00〜18:00(年中無休)
・楽天カードが暗証番号相違の案内で示す問い合わせ先(0570-66-6910):営業時間9:30〜17:30
・三井住友カードのチャットボット:受付時間24時間年中無休(電話窓口とは受付時間が異なります)
アプリや会員サイトのチャット・お問い合わせフォームなら時間を気にせず送れる会社もあります。急ぎでなければ、こちらを使うのも一つの方法です。
暗証番号入力ミスの場合
暗証番号の入力間違いでロックがかかった場合、多くのカード会社ではカードの再発行が必要になります。
三菱UFJニコスは、正しい暗証番号が分かる場合は「カードの再発行が必要となります。カード番号や暗証番号は変わりません」、暗証番号が分からない場合は「暗証番号変更届にて、暗証番号をご変更ください。新しい暗証番号が登録されたカードを再発行いたします」と案内しています。どちらの場合もカード自体は作り直しになります。
イオンカードも「ロックがかかってしまった場合、カードの再発行が必要となります」とし、AEON Payアプリまたは暮らしのマネーサイトから手続きできると案内しています。
再発行にかかる期間はカード会社によって差があります。
・三井住友カード:カードの再発行には1週間から10日間ほどかかる場合が多い
・楽天カード:新しいカードのお届けには、通常1週間から10日ほど
・イオンカード:再発行の手続き完了後、2〜3週間程度で簡易書留(転送不要)にてお届け
再発行手続きをすると、基本的に旧カードは使えなくなります。公共料金やサブスクの支払いに登録している場合は、新カード到着後に登録情報の変更が必要かどうかも確認しておきましょう。なお、カードの再発行には手数料がかかる場合があります。
ロックされる前に暗証番号を確認する方法
暗証番号があやふやなときは、連続して入力せずに先に正しい番号を確認しましょう。ロックされる前に確認できれば、再発行の手間を避けられます。
確認方法はカード会社によって異なりますが、主に「会員サイトやアプリでの照会」「電話(自動音声)での照会」「暗証番号通知書の郵送請求」があります。公式が案内している例は次のとおりです。
・三井住友カード:Vpassアプリや電話で照会手続きができ、照会手続き後、約1週間で登録の住所へ「暗証番号通知書」が郵送される
・イオンカード:AEON Payアプリ、暮らしのマネーサイト、テレホンアンサー(自動音声応答サービス)で照会が可能
・楽天カード:楽天e-NAVIにログインして暗証番号を照会できる
入会時にカードとともに送られた「暗証番号通知書」が手元に残っていないかも、あわせて確認してみましょう。
利用可能枠を超えた場合
利用可能枠を超えると、原則としてカードは使えません。三井住友カードは、この場合の対処として「ご利用可能枠の引き上げをお申し込みいただく」「次回引き落とし日をお待ちいただく」「引き落とし金額が確定する前であればお支払い日より前にお振込みいただく」という3つの方法を案内しています。
利用可能枠の引き上げには、一時的に増やす方法と、継続的に増やす方法があります。いずれも申し込みと所定の審査が必要で、審査の基準は公開されていません。希望どおりに引き上げられるとは限らない点に注意しましょう。
急ぎで枠を空けたい場合は、支払い日を待たずに繰り上げて振り込む方法が使えることもあります。締め日や振込先は会社によって異なるため、まずはカード会社に相談しましょう。
引き落としされなかった場合
支払いが確認できるまで、カードの利用は止まったままになります。引き落とし口座への入金を忘れていた場合は、カード会社ごとの対応策を確認しましょう。
基本的には、「再引き落とし日までに口座へ入金する」か「指定の振込先に期日までに振り込む」のが対処法です。
再引き落としの有無や振込先はカード会社・引き落とし口座によって変わります。自己判断で入金先を決めず、カード会社のよくある質問やコールセンターで確認してください。なお、支払いが確認されてから利用が再開されるまでに時間がかかる場合もあります。
不正利用検知システムが作動した場合
不正利用検知による一時停止の場合は、カード会社からの確認に回答することで解決に向かいます。
楽天カードでは、不正検知の連絡がSMS・メール・楽天カードアプリ・楽天e-NAVIで届き、利用内容を確認する流れになっています。公式は「通知より72時間以内にご回答をお願いいたします」と案内しています。三井住友カードも、通知に記載のURLから本人の利用かどうかを回答することで利用を再開できると案内しています。
身に覚えのある利用だと回答すれば、そのまま使えるようになるケースがあります。逆に身に覚えのない利用だった場合は、カード会社が調査を行い、カード番号の変更や再発行が案内されます。
注意したいのは、この連絡を装ったフィッシングです。SMSやメールのリンクを直接開かず、カードアプリや会員サイトにログインして確認する、カード裏面の番号にかけ直すといった方法をとりましょう。
クレジットカードのロックに関してのよくある質問(Q&A)
カードのロックについて、迷いやすいポイントをまとめました。
まとめ|カードのロックは原因の切り分けから始めよう
クレジットカードは、暗証番号の間違い・利用可能枠の超過・支払いの遅延・不正利用検知など、複数の理由でロックがかかります。特に注意したいのは、カードの再発行が必要になりやすい「暗証番号の入力間違い」です。あやふやなときは連続して入力せず、先に会員サイトやアプリで照会しましょう。
利用可能枠の超過や支払い遅延は、支払いを済ませることで解決に向かいます。不正利用検知による一時停止は、届いた通知に回答すれば再開できることもあります。
手続きの方法・連絡先・再開までの期間はカード会社ごとに異なります。自己判断で対処せず、カード裏面の窓口や会員サイトで自分のカードの案内を確認してください。