マイルが貯まるクレジットカードは、選び方を間違えると「思ったより貯まらない」と感じやすいジャンルです。航空系カードで直接マイルを貯める方法と、ポイントを貯めて交換する方法では、貯まり方や使い勝手が大きく異なります。
そこでこの記事では、マイルの基本的な仕組みから、効率よく貯めるための2つの方法と選び方を解説します。さらに、おすすめのクレジットカードも比較しているので、自分に合った1枚を見つけたい方は参考にしてください。
- マイルを貯める方法は2つ
- 航空系クレジットカードでマイルを貯める方法
- 一般カードで貯めたポイントをマイルに交換する方法
- マイルが貯まるクレジットカードを作る手順
- ① マイレージプログラムに加入する
- ② 提携クレジットカードを選んで申し込む
- ③ 審査・カードを受け取る
- ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード
- 一般カードなら「ソラチカ一般カード」
- 付帯保険充実の「ANA JCB ワイドゴールドカード」
- 高還元で優待も魅力的「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」
- JALマイルが貯まるおすすめクレジットカード
- WAONユーザーなら「JALカード TOKYU POINT ClubQ」
- ショッピングでお得 JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
- JALカードの最高位「JALカード プラチナカード」
- ポイント交換でマイルが貯まる年会費無料のカード
- ポイントに特化「JCB CARD W」
- 楽天ユーザーなら「楽天カード」
- 入会後半年はポイント2倍 Orico Card THE POINT
- マイル活用のポイント
- ANA SKYコインは1マイルから交換可能
- e JALポイントは交換するたびに有効期限が延びる
- H2 まとめ|マイルが貯まるクレジットカードは航空系がおすすめ
マイルを貯める方法は2つ
マイルを効率よく貯める方法は、大きく2つに分かれます。それぞれ貯まりやすさや使い勝手が異なるため、利用スタイルに応じて選ぶことが重要です。ここでは、2つの方法の違いと選び方をわかりやすく解説します。
- ① 航空系クレジットカードで直接マイルを貯める
- ② 一般的なクレジットカードで貯めたポイントをマイルに交換する
航空系クレジットカードでマイルを貯める方法
航空系クレジットカードは、利用額に応じてマイルが直接貯まるのが特徴です。代表的なのはANAやJALの提携カードで、日常の支払いに加えて搭乗時にもボーナスマイルが付与されます。
還元率自体は0.5〜1%程度が中心ですが、特典航空券に交換すれば1マイルあたりの価値が大きくなる点が強みです。飛行機の利用頻度が高く、マイルを効率よく使いこなしたい人に向いています。
\代表的な航空系クレジットカード/
一般カードで貯めたポイントをマイルに交換する方法
一般のクレジットカードでポイントを貯め、後からマイルに交換する方法も有効です。
高還元率なクレジットカードであれば、1〜10%以上になるケースもあり、日常の支出を集約することで効率よく貯められます。
貯めたポイントは一定の交換レートでマイルに移行でき、結果的に多くのマイルを確保できる場合もあります。飛行機の利用頻度が少ない人や、まずはポイントを柔軟に使いたい人に適した方法です。
\ポイント還元率が高いおすすめクレジットカード/
マイルが貯まるクレジットカードを作る手順
マイルが貯まるクレジットカードは、マイレージプログラムへの登録とカード申し込みを行うだけで利用を開始できます。
手続き自体はシンプルですが、どの航空会社を選ぶか、どのカードを選ぶかによって貯まりやすさや使い勝手が大きく変わります。ここでは、申し込みから利用開始までの流れを3つのステップで解説します。
- ① マイレージプログラムに加入する
- ② 提携クレジットカードを選んで申し込む
- ③ 審査・カードを受け取る
① マイレージプログラムに加入する
マイルを貯めるには、まず航空会社のマイレージプログラムに登録する必要があります。日本では ANAマイレージクラブとJALマイレージバンクが代表的で、どちらも年会費無料で簡単に登録できます。
選ぶ際は、よく利用する航空会社や就航路線、特典航空券の取りやすさを基準にすると失敗しにくいです。ここで決めたプログラムが、今後貯めるマイルの軸になります。
② 提携クレジットカードを選んで申し込む
次に、選んだマイレージプログラムに対応したクレジットカードを申し込みます。航空系カードを選べば利用額に応じて直接マイルが貯まり、高還元率カードを選べばポイントを経由してマイルに交換できます。
年会費や還元率だけでなく、マイル移行の手数料や交換レートも確認することが重要です。自分の利用スタイルに合ったカードを選ぶことで、無理なく効率的にマイルを貯められます。
③ 審査・カードを受け取る
クレジットカードの申し込み後は所定の審査が行われ、問題がなければ1〜2週間程度でカードが発行されます。最近はオンライン申し込みが主流で、早ければ即日で番号が発行されるケースもあります。
カードが届いたら、マイレージ番号との紐づけや初期設定を済ませて利用開始となります。公共料金や日常の支払いを集約することで、効率よくマイルを積み上げていくことが可能です。
ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード
ANAカードは、マイルではなく各カード会社のポイントが貯まります。ポイントからANAマイルに移行する手続きが必要なため、カードを選ぶ際は手数料や交換レートもチェックしておきましょう。
一般カードなら「ソラチカ一般カード」
ソラチカカードのソラは「空」、チカは「地下」を意味します。交通ICカードの「PASMO」と航空会社のANA、カード会社のJCBが提携したクレジットカードで、この1枚でメトロポイント・ANAマイル・J-POINT(※)の三つが付与されるのが特徴です。
ショッピングでは1000円(税込)で1ポイントの「J-POINT」が貯まります。「1ポイント=10マイル」で移行する場合は「マイル自動移行コース」か「マルチポイントコース」への入会が必要です。
それぞれ年間5500円(税込)の手数料がかかる点に注意しましょう。ANAの搭乗ボーナスマイル積算率は10%で、入会時と毎年継続時に1000ポイントのボーナスマイルが付与されるのにも注目です。
付帯保険充実の「ANA JCB ワイドゴールドカード」
ANAマイレージカード・「楽天Edy」・JCBクレジットカードの三つの機能を備えたクレジットカードです。
ショッピングポイントは1000円(税込)につき1ポイントで「普通カード」と変わりませんが、ANAへのマイル移行料(年間5500円)が無料になります。
さらに、搭乗時のボーナスマイル積算率はフライトマイル+25%で、入会時は5000・毎年初回搭乗時に継続ボーナスとして2000マイルが付与される特典付きです。 自動付帯保険の補償も手厚く、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内航空傷害保険と国内旅行傷害保険はそれぞれ最高5000万円です。
高還元で優待も魅力的「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」
「ANA VISAカード」の中では最上位にあたるカードで、年会費は8万8000円(税込)です。通常のANA VISAカードでは、1ポイントあたり5~10マイルに交換できます。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は「1ポイント=15マイル」と業界最高水準です。手数料がかからないため、好きなとき好きなだけマイルの移行ができるでしょう。
搭乗時のボーナスマイル積算率は「区間基本マイレージ×運賃倍率×50%」と高く、入会時・継続時にそれぞれ1万マイルが付与されます。
航空券購入や機内販売でカード決済すると、通常100円につき1マイルのところ、100円につき2マイルが自動積算されるのもうれしいポイントでしょう。同条件の家族カードがわずか4400円(税込)で発行できるのも見逃せません。
JALマイルが貯まるおすすめクレジットカード
JALカードは、クレジット決済するたびにポイントではなくマイルが貯まります。ポイントからマイルに移行する手間がかかりません。電子マネーや交通系ICカードが付帯したカードなら、さらに利便性が高まります。
WAONユーザーなら「JALカード TOKYU POINT ClubQ」
年会費無料の「JMB WAONカード」と本カードを2枚一緒に登録すると、クレジットカードから電子マネーWAONへのチャージが可能になり、チャージによるポイントが貯まります。
さらに、ショッピングマイルが200円で1マイル貯まるため、WAONユーザーにはメリットが大きいでしょう。また、全国の「TOKYU POINT加盟店」ではショッピングマイルのほかに「TOKYU POINT」が付与されます。
PASMOへのオートチャージサービス機能が付いており、チャージ金額に応じたTOKYU POINTが貯まるのも魅力です。 ポイントは「2000ポイント=1000マイル」のレートでJALマイルに交換できます。飛行機に乗らなくてもマイルがザクザク貯まるため、陸マイラーにぴったりでしょう。
ショッピングでお得 JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
JALカードと「JR東日本」の「Suica」の一体型で、マイルとJRE POINTの両方を貯められるのが特徴です。通常のカード利用ではマイル、JR東日本のチャージやショッピングではJRE POINTが貯まります。
ポイントは 1500ポイント=1000マイルとして、Suicaへのオートチャージが可能です。CLUB-Aゴールドカードの特典として、入会搭乗ボーナスが5000マイル・毎年初回搭乗ボーナスが2000マイル付与されます。
年会費3300円の「ショッピングマイル・プレミアム」に無料で自動入会となり、100円の買い物で1マイルが貯まるのもうれしいポイントでしょう。
JALカードの最高位「JALカード プラチナカード」
搭乗時のボーナスマイル積算率とショッピングマイルはCLUB-Aゴールドカードと同じですが、世界中にある提携会社の会員専用空港ラウンジが無料で利用できる特典が付帯しています。
レストランの予約や緊急時の支援をサポートする「プラチナ・コンシェルジュサービス」も利用可能です。海外渡航が多い人にとっては心強いでしょう。
JALグループ国内線・国際線航空券などの対象商品を購入すると、通常のショッピングマイルのほかに100円につき2マイルが貯まる「アドオンマイル」という特典もあります。
ポイント交換でマイルが貯まる年会費無料のカード
クレジットカードは、ステイタスや特典によって年会費がさまざまです。「年会費無料のカードはメリットが少ない」と感じる人もいますが、なかには高還元率でサービスが充実したカードも存在します。
ポイントに特化「JCB CARD W」
「ジェーシービー(JCB)」が発行する年会費無料のクレジットカードで、18~39歳までの入会制限があります。
通常のJCBカードは、1000円(税込)ごとに1ポイントが付与されますが、「JCB CARD W」は1000円ごとに2ポイント貯まるのが特徴です。
さらに「JCBオリジナルシリーズパートナー」の加盟店で利用すればポイントが2倍以上にアップします。 セブン-イレブンでは3倍、スターバックスのオンライン入金では10倍にもなるため、普段の生活でもポイントがザクザク貯まるでしょう。
貯まったポイントは500ポイント以上から、1マイル単位でANAマイルに交換ができます。交換率は「1ポイント=3マイル」で手数料は無料です。
楽天ユーザーなら「楽天カード」
「楽天(Rakuten)」には、グループサービスを追加するごとに「楽天市場」でのポイントの付与率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」が用意されています。
楽天市場で楽天カード決済をするとポイントが「+2倍」、「楽天モバイル」の契約者は「+1倍」、「楽天証券」の利用者は「+1倍」と段階的に増えていき、人によっては最大16倍までアップする可能性があるでしょう。
街中でのショッピングでも100円につき1ポイントが貯まります。貯まった楽天ポイントは50ポイント以上2ポイント単位でANAマイルとの交換が可能です。交換比率は「2ポイント=1マイル」で、交換まで約1週間を要します。
入会後半年はポイント2倍 Orico Card THE POINT
通常のポイント還元率は1%ですが、入会後6カ月間は還元率が2%にアップします。 ポイントアップサイト「オリコモール」を経由してショッピングをすると、さらに0.5%のポイントが特別加算されるのが魅力です。
ネットショッピングをする人にはメリットが大きいでしょう。 「iD」と「QUICPay」の2種類の電子マネーが搭載されており、コンビニでのちょっとした買い物でもポイントが貯められます。
ポイントは、ANAとJALのマイルに交換が可能です。 ANAでは「1000ポイント=600マイル」、JALは「1000ポイント=500マイル」の換算で、手数料はかかりません。
マイル活用のポイント
デルタ航空やユナイテッド航空のマイルは無期限ですが、ANAやJALのマイルには36カ月の有効期限があります。
1マイルも無駄にせず、有効期限内に使い切るにはどうすればよいのでしょうか?マイル活用のヒントを紹介します。
ANA SKYコインは1マイルから交換可能
ANAマイルは「ANA SKYコイン」という電子クーポンに、1マイル~交換できます。航空券の支払いや旅行商品の購入に10コイン(10円)単位で充当でき、貯めたマイルを無駄なく使えるのがメリットです。
1万マイル以上の交換では、会員のステイタスやカードの種類によって、1マイルあたりの価値が最大1.7倍にもアップします。コインの有効期限は「積算月から起算して12カ月後の月末」までです。必要に応じて、その都度交換するのがよいでしょう。
特典航空券は繁忙期の予約が制限されていますが、コインには利用制限期間が設定されていません。マイルからの特典航空券では取りにくい人気路線や大型連休時のチケット予約時に活用しましょう。対象は「ANA便」または「コードシェア便のANA便名」です。
e JALポイントは交換するたびに有効期限が延びる
「e JALポイント」は、航空券やツアーの支払いなどに利用できるJAL独自のポイントです。「5000マイル=5000ポイント」または「1万マイル=1万5000ポイント」で交換ができ「1ポイント=1円」として利用できます。
有効期限は1年間ですが、マイルからe JALポイントに交換するたびに残高の有効期限が更新されます。定期的にポイントを交換し続ければ実質無期限になるため、有効期限が間近なマイルの交換先としてもぴったりでしょう。
ただし、一度交換したe JALポイントは未使用であっても、マイル口座には戻せません。
H2 まとめ|マイルが貯まるクレジットカードは航空系がおすすめ
飛行機をよく利用する人にとって、マイルが貯まりやすいクレジットカードは不可欠です。クレジットカードごとに特典や年会費が異なるため、自分のライフスタイルに合った1枚を選びましょう。
海外旅行や出張が多い人はフライトマイル積算率が高く、かつコンシェルジュサービスが付帯したものが理想です。日常のなかでポイントやマイルを貯めたい人は、電子マネーやSuicaとの一体型を選ぶのがよいでしょう。























