クレジットカードは1人で何枚まで持てるのか、5枚以上あると何か不都合があるのか。気になるところですが、枚数の上限を公表しているカード会社はありません。一方で、年会費や管理の手間、紛失時のリスクといった「持ち続けるコスト」は枚数に比例して増えます。この記事では、公式情報で確認できる事実をもとに、複数枚持ちのメリットと注意点、整理のしかたを解説します。
- クレジットカードの保有枚数に上限を公表しているカード会社はない
- 同じ会社のカードを複数枚持っても、枠は合計されないことがある
- 電子マネーによってはチャージに使えるカードが限られている
- 年会費と管理コストが、枚数を決めるときの現実的な判断材料になる
- メイン1枚とサブ数枚に絞ると、ポイントも支払日も管理しやすくなる
- クレカを複数保有する理由
- 万が一のときに困らない
- お得な特典や便利なサービスが利用できる
- 電子マネーへのチャージでポイントGET
- クレカの発行可能枚数と注意点
- 何枚まで持てるかは公表されていない
- 何枚も持つデメリットはある?
- 使わないカードはそのままでよい?
- 複数保有で起こりがちな失敗
- 引落日の入金を忘れてしまう
- せっかく貯めたポイントが使えない
- リスクを減らす使い方を意識しよう
- キャッシングやリボ払いは避ける
- 利用頻度が高いクレカを持ち歩く
- これからクレカ新規発行を考える場合
- クレカを増やす目的を明確に
- クレカ発行を機に整理しよう
- メインカード、サブカードを決める
- メインカードにしたいクレカ3例
- 迷ったら Orico Card THE POINT
- 移動や買い物が多い人に ビックカメラSuicaカード
- マイルを貯めるなら Marriott Bonvoy American Express®・プレミアム・カード
- まとめ
クレカを複数保有する理由
クレカは店舗での支払いだけでなく、ネットでも使える便利なカードです。1枚あると困らない気もしますが、5・6枚と複数保有している人がいるのは何故なのでしょうか?主に、それぞれのクレカに付帯した国際ブランドや特典が関係しています。
万が一のときに困らない
クレカを複数枚持つと、利用の幅が広がります。システムトラブルやICチップの故障など、何かあったときでも予備のカードで支払えるため慌てることがありません。
また、カードの国際ブランドも、重要なポイントです。Visa・JCB・Mastercard®・American Express®など、カード1枚につき選べる国際ブランドは一つと決まっています。
店舗によって使える国際ブランドは異なり、どの店舗でも全てのクレカが使えるとは限りません。複数持っているだけで、多くの店舗で使えます。
なお、複数枚を申し込む際は、同じカード会社の中でも制限がかかることがあります。イオンカードは入会時の注意事項としてイオンマークのカードを複数枚申し込んだ場合、審査によりカード発行枚数を制限することがあると明記しています。
お得な特典や便利なサービスが利用できる
カードによって、特典や付帯サービスは異なります。カードを複数枚持つことで、それぞれの特典を活用できるでしょう。
「入会特典」が用意されているカードもありますが、内容は時期によって入れ替わるため、申し込む前に必ず公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
映画鑑賞の料金を抑えたい場合は、イオンカード(ミニオンズ)に映画館の優待があります。「暮らしのマネーサイト」の専用販売サイトで、イオンシネマで使えるシネマチケット(前売券)を優待料金で購入できる特典です(※)。
- 特別鑑賞シネマチケット 1,100円(税込)/年間購入可能枚数10枚
- 「ドリンク(Sサイズ)引換券付きシネマチケット」 1,300円(税込)/年間購入可能枚数10枚
- 「ドリンク(Sサイズ)・ポップコーン(Sサイズ)セット引換券付きシネマチケット」 1,600円(税込)/年間購入可能枚数10枚
スーパーでの買い物が多いなら、流通系のカードに割引の日が設けられていることがあります。「セブンカード・プラス」は、毎月8日・18日・28日の「ハッピーデー」にイトーヨーカドーで食料品・衣料品・住まいの品がほとんど全品5%引きになります(ネット通販は対象外)。ただし、セブン・カードサービスは2026年4月21日に「セブンカード・プラス」新規入会申込停止のお知らせを公表しているため、これから申し込むことはできません。
「楽天カード」や「PayPayカード」は、系列の通販サイトでの利用が優遇されます。還元の条件は変更されることがあるので、こちらも公式サイトで確認しましょう。
そのほか、各社のゴールドカードやプラチナカードには、空港ラウンジ利用権や充実した旅行保険など一般のカードにはない特典も付帯しています。
(※)イオンシネマ優待の注意事項より抜粋。対象カード会員が「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット(前売券)を優待料金で購入できる特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引」が適用されます。お一人あたりの購入枚数には上限があります。シネマチケットの購入は「本人認証(3Dセキュア)」登録済みのイオンカード(ミニオンズ)・TGC CARDのクレジット払いに限られます。最新の条件はイオンカード公式サイトでご確認ください。
電子マネーへのチャージでポイントGET
電子マネーを複数使っているなら、クレカも複数持ちが便利です。電子マネーの中には、チャージに使えるクレジットカードが公式に限定されているものがあります。
nanacoの場合、クレジットチャージ・オートチャージに登録できるのは「セブンカード・プラス(一体型・紐付型)」「セブンカード・プラス(ゴールド)」「セブンカード」「セブンカード(ゴールド)」に限られます(nanaco公式)。セブンカード・プラスなら、クレジットチャージでも200円で1nanacoポイントが貯まります。
WAONも同様で、クレジットチャージができるのは「WAONカードプラス」「イオンカード(WAON一体型)」「JMB WAONカード(JALカードのクレジットカード登録が必要)」「三井住友カードWAON」「JP BANK カード WAON」など、イオンが公式に列挙したカードに限られます。
Suicaの場合は、ビューカードからのチャージが優遇されます。ビューカードは「モバイルSuicaへのチャージは、オートチャージを使っても、手動でチャージした場合も1.5%還元となります」と案内しています(JR東日本の券売機・ビューアルッテでのチャージは0.5%)。
このように、よく使う電子マネーに合わせてカードを選ぶと、チャージの分と支払いの分でポイントが二重に貯まる場合があります。普段の支払いを手軽に済ませたい人ほど、クレカの発行枚数が多くなるでしょう。
クレカの発行可能枚数と注意点
クレカは一体何枚まで発行できるのでしょうか?「1人〇枚まで」という上限を公表しているカード会社はありませんが、大量に発行するとメリットばかりではありません。たくさんクレカを発行した場合、使わないカードも出てきます。不要なカードは解約するべきなのでしょうか?
何枚まで持てるかは公表されていない
クレジットカードは1枚ごとに申し込みと入会審査があり、複数枚を持つこと自体は禁じられていません。ただし、保有枚数の上限を公表しているカード会社はなく、審査の基準も各カード会社が独自に定めており公開されていません。指定信用情報機関のCICも「各クレジット会社では、独自の審査基準に基づいて審査を行っております」「CICでは否決された理由はわかりません」としています。
発行枚数の全体像は統計で確認できます。日本クレジット協会の「クレジットカード発行枚数調査」によると、2025年3月末のクレジットカード発行枚数は3億2,057万枚(調査回答社数243社)で、前年比2.2%の増加でした。同協会は参考値として「20歳以上の人口比では、1人当たり3.1枚保有」としています。複数枚を持っている人は珍しくない、というのが統計から読み取れる事実です。
通常、クレジットカードは1枚ごとにカード利用の「ショッピング枠」と引き出し用の「キャッシング枠」があり、それぞれに利用上限額が決められています。
注意したいのは、同じカード会社のカードを複数枚持っても、枠が単純に合計されるわけではない点です。クレディセゾンは、ご利用可能枠は各カードごとに設定されており、全てのカードで利用している金額の合計が、持っているカードのうち「1番高いご利用可能枠」を超えない範囲まで利用できる、と説明しています。同社は「全てのカードのご利用可能枠の合計が、ご利用できる金額の上限ではありません」としています。それぞれのカードの特典を受けながらも、使いすぎは抑えられる仕組みです。
何枚も持つデメリットはある?
クレカを何枚も持つと、管理に手間がかかります。不審な引き落としのチェックや、会員サイトのID・パスワードの管理だけでも時間がかかるものです。
年会費が有料のカードは、枚数を増やすごとにコストが上がります。年会費の引き落としができなかった場合も支払いの遅れとして扱われるため、使っていないカードほど注意が必要です。
支払いの状況は信用情報機関に記録されます。CICが保有する「クレジット情報」には契約内容のほか「入金履歴」「異動(延滞・保証履行・破産)の有無」などが含まれ、保有期間は「契約期間中および契約終了後5年以内」と定められています。なお、CICは「当社が保有する信用情報に、ブラックリストという名のリストはありません」としており、「ブラックリスト」という実在のリストがあるわけではありません。
キャッシング枠については、貸金業法のルールが関わります。クレディセゾンは「貸金業者からのお借入総額(他社ご利用分含む)は年収の3分の1以内とさせていただきます」「収入がないとご利用可能枠を設定することができません」「ご利用状況を定期的に確認させていただきます」と案内しています。
使わないカードはそのままでよい?
紛失・盗難・不正利用のリスクを考えると、使わないカードは解約するほうが安全です。暗証番号やサイン無しでクレカを使える店舗も数多くあり、カード本体が盗難に遭うと不正利用のリスクが高まります。
1〜2枚のカードなら失くしたときもすぐに気づけますが、5枚以上となると長期間使っていないカードも出てくるでしょう。クレカには不正利用の際に補償が付いているものもありますが、補償には申し出の期限が設けられています。例えばオリコは「お届けいただいた60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された損害をオリコが負担いたします」としています。期限や条件はカード会社ごとに異なるため、会員規約で確認しておきましょう。
使っていないカードは、枠そのものを下げるという選択もあります。クレディセゾンは会員の希望による減枠を受け付けており、「ショッピングご利用可能枠の下限は5万円です」としています。ただし同社は「ご利用可能枠を元に戻したい(増枠したい)場合は、改めて審査が伴うためご希望に添えない可能性もございます」とも案内しているため、下げる前に本当に使わないかを考えましょう。
年会費のあるカードを複数所有している場合は、「維持コスト」がメリットを上回ることも考えられます。使う予定がないカードは、年会費の請求が来る前に扱いを決めておくのが現実的です。
複数保有で起こりがちな失敗
自分で把握できないほどのカードを発行してしまうと、問題も出てきます。お得だと思って発行したカードで、逆に損をしてしまうこともあるかもしれません。主なケースと対処法を見ていきましょう。
引落日の入金を忘れてしまう
カード会社によって、引き落とし日は異なります。契約しやすい口座も異なり、「何日にどこの口座で引き落としがあるのか」を忘れてしまうこともあるでしょう。
口座を複数所有し、どれか一つでも残高が少ない場合は要注意です。月の利用料金が多い場合も、引き落としミスが起きやすいでしょう。
支払いが遅れた事実は、後から入金しても記録として残ります。CICは「信用情報には、お支払いが遅れた場合に、その内容が事実として反映されます」としており、「登録内容が事実であれば、訂正・削除することはできません」とも案内しています。
引き落とし日を選べるカードもありますが、全てのカード会社が対応しているわけではありません。常に残高に余裕がある口座を引き落とし口座として登録するか、定期的なチェックが必要です。
カードの引き落とし日を管理するには、アプリも使えます。「毎月の支払日を設定できるカレンダーアプリやメモ帳」などを活用しましょう。
せっかく貯めたポイントが使えない
全てのカードの特典を生かそうとして、バラバラにクレカを使うとポイントが貯まりにくくなります。
1ポイント単位でお店で使えるポイントなら問題はありませんが、クレカによっては特典交換の「最低交換ポイント数」が決まっており、期限までに貯めなければ交換はできない仕組みです。
最低交換単位が200ポイントのカードで毎年50ポイントしか貯まらず、消滅させてしまうのでは効率が悪いでしょう。カードをまとめると貯めるポイントも種類が減って集約され、使い勝手がよくなります。
複数のカードを持つなら、ポイントの「失効日」や「使い方」を確認しておきましょう。現金のように端数でも使えるポイントなら、無駄なく使い切れます。
リスクを減らす使い方を意識しよう
クレカは、人によって使い方が異なります。キャッシング枠やリボ払いなど、必須ではない機能も多いのです。申込時に自動で設定されないよう、内容はしっかり確認しておきましょう。カードの管理も大切です。
キャッシングやリボ払いは避ける
キャッシング枠はいざというときに役立ちますが、必要がない場合はあえて設定しないのも一つの選択です。オリコは「お手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されていない場合はeオリコから申請が可能です」としており、後から追加することもできます(設定には所定の審査があります)。
リボ払いも、キャッシングと同様に借入をしている状態です。カード会社に「金利」を払って、一定額を返済していきます。オリコも「リボ払いには所定の手数料がかかります」と注意を促しています。
また、キャッシングの利用残高は貸金業法の総量規制の対象になります。クレディセゾンは「貸金業者からのお借入総額(他社ご利用分含む)は年収の3分の1以内とさせていただきます」としており、他社での借り入れも合算される点に注意しましょう。
一括払いのみ利用し、延滞をしなければ現金と同じでカード利用者の負担はありません。特に、住宅ローンの申請や発行したいカードがあるときは、金利が発生する取引は控えるほうがよいでしょう。
利用頻度が高いクレカを持ち歩く
5枚以上のクレカを持っているなら、持ち歩くカードは厳選しましょう。紛失などのリスクが軽減します。
2〜3枚あれば、国際ブランドが限られている店舗や特定のカードで還元率が上がる店舗など、ほとんどのケースに対応できるでしょう。
特定の店舗でしか使わないクレカや利用シーンが限られる場合は、家に置いておくのがベターです。使いたいときに忘れてしまう場合は、「Google Pay」や「Apple Pay」に登録する方法もあります。
対象カードは限られますが、カードを持ち歩かずに済むため登録しておいて損はありません。スマホに登録したほうが有利になる場合もあります。三井住友カードは「対象のコンビニ・飲食店で、スマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと、ご利用金額200円(税込)につき7%ポイント還元」としており、Oliveフレキシブルペイ クレジットモードでの支払いなら8%ポイント還元となります(※)。支払い方法によって対象外になるため、注意が必要です。
(※)カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。スマホのタッチ決済での利用対象店舗とモバイルオーダーの対象店舗は異なる場合があります。通常のポイント分を含んだ還元率です。詳しい条件は三井住友カードの公式サイトでご確認ください。
これからクレカ新規発行を考える場合
クレカを発行したいと考えているときは、同時に持っているカードを見直すチャンスです。増やす際は「どうして増やしたいのか」を明確にしたうえで、長期的に見て利用シーンがあるのかもじっくり考えましょう。
クレカを増やす目的を明確に
使わないカードを増やしてしまうと、解約の手間や不正利用のリスクが倍増します。クレカを発行する前に「利用目的」をはっきりさせましょう。
入会特典がお得でも、近所に特典を使える店舗がなくポイントを貯めても使い道がないとなると発行した意味がありません。
たとえば、いつも「利用しているスーパーでポイントアップが狙えるカード」なら、毎月の食費がお得になるはずです。出張が多い人には、ホテルや「空港で特典が使えるカード」が合います。
いつもコンビニATMでお金を下ろすなら、「ATM手数料が無料になるカード」がぴったりです。月に数回手数料をかけているなら、年会費がかかってもお得になります。
クレカ発行を機に整理しよう
新しくカードを発行するときは、すでに持っているカードが本当に必要なのか再度検討しましょう。発行したときとはライフスタイルや状況が変わっていて、使わなくなっているものもあるかもしれません。
年会費有料のカードは、「保有しているメリット」と「コスト」を比較します。利用頻度が高く、無料のカードよりもメリットが多ければ解約する必要はありません。
比較のしかたはシンプルです。1年間にそのカードで支払う金額と、公式サイトに書かれた付与条件から、1年間で受け取れるポイント数を見積もり、年会費と比べます。付与率は公式サイトの表記(「100円につき1ポイント」など)をそのまま使い、自分で還元率を計算し直さないほうが正確です。
その他、付帯サービスの見直しも重要です。ルールが変わっていて、特典やポイント還元キャンペーンが終わっていることもあります。
メインカード、サブカードを決める
クレカを効率よく使うには、「メイン1枚」と「サブの1~3枚」を決めてしまいましょう。その名の通り、基本的に支払いを集約するカードと、状況に応じて使い分けるカードのことです。
基本の買い物や固定費の支払いは、メインのカードで済ませます。還元率だけでなく、「無駄なく使えるポイント」かも重要です。
Vポイント・楽天ポイント・dポイント・Pontaポイントのいわゆる「共通ポイント」は加盟店も多く、交換先が豊富なため初心者にも向いています。
サブカードは、「交通機関や特定の店舗で還元率」が上がるものや「特別な付帯サービス」があるものを選びましょう。自分が普段の生活で、何を重視しているかによってサブカードの選び方は変わります。
定期券をお得に購入したいなら、利用している鉄道会社が連携しているクレカが最適です。いつもアウトレットでまとめ買いをするなら、アウトレットパークでお得に買い物できるカードが役立つでしょう。
サブカードはつい増やしたくなりますが数枚に厳選し、ほとんど使わないものは整理するのが賢明です。
メインカードにしたいクレカ3例
日々の生活の中で利用しているサービスは多く、メインカードを決めるのは難しい作業です。ポイント還元率や特典などを総合的にチェックして、使いやすいカードを選びましょう。以下では、タイプの違う3枚を例に、公式サイトで確認できる条件を紹介します。
迷ったら Orico Card THE POINT
自分にどんなカードが向いているか分からないときは、条件がわかりやすいカードをメインカードとして選びましょう。「Orico Card THE POINT」は年会費無料で、オリコは還元率は常に1.0%以上で、100円で1オリコポイントが貯まると案内しています。申込資格は満18歳以上、国際ブランドはMastercard®とJCBから選べます。
入会後6ヶ月間はポイント還元率が2.0%にアップします。ただし「期間中のご利用金額50万円(5,000オリコポイント)が上限です」という条件が付く点は押さえておきましょう。
オリコカードの専用ポイントモール「オリコモール」を経由してネットショッピングをすると、0.5%の特別加算が付きます。オリコは「カードご利用分(1.0%)+オリコモールご利用分(+0.5%以上)+特別加算(0.5%)で2%以上のオリコポイントがたまります」としています。加算の対象外となるショップもあるため、利用前に確認しましょう。
電子マネーは「iD」と「QUICPay」を搭載し、Apple Pay・Google Payにも登録できます。付帯サービスは紛失・盗難保障とトラベルサポートで、旅行傷害保険は付帯しません(旅行傷害保険が付くのは上位の「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」です)。
ポイント高還元率のクレジットカード Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)|クレジットカ
移動や買い物が多い人に ビックカメラSuicaカード
交通系ICカードの「Suica」とビックカメラのポイントカードが1枚になった同カードは、鉄道での移動や買い物に役立つカードです。
ビューカードによると、モバイルSuicaへのチャージまたはオートチャージを利用すると「1.5%」が還元されます(JR東日本の券売機・ビューアルッテでのチャージは0.5%)。
さらに、ビックカメラ店舗でのクレジット払いなら基本「11%」のビックポイントが付与されます。チャージしたSuicaで支払う場合は、基本10%のビックポイントにJRE POINTが最大1.5%加わり、最大11.5%のポイントサービスとなります。
ビックカメラ・コジマ・ソフマップ以外の買い物や利用でも、ビックポイントとJRE POINTが0.5%ずつ貯まり、実質1%相当の還元です。
貯まったポイントはSuicaにチャージできます。ビューカードは「ビックポイントの場合は、ビックポイント1,500ポイント=Suicaチャージ1,000円相当、JRE POINTの場合は1ポイント=1円相当としてチャージ可能です」「JRE POINT1,000ポイントをビックポイント1,000ポイントに交換することも可能です」と案内しています。
年会費は初年度無料で、2年目以降も524円(税込)の年会費が年1回以上のクレジット利用で無料になります。
マイルを貯めるなら Marriott Bonvoy American Express®・プレミアム・カード
大手ホテルグループの会員プログラム「Marriott Bonvoy」とAmerican Express®が提携したカードです。かつて「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」と呼ばれていたカードの現行商品にあたり、旧カードの案内ページは現在このカードのページに転送されます。
年会費は82,500円(税込)で、家族カードは1枚無料、2枚目以降は41,250円(税込)です。American Express®は、このカードについて2025年8月21日に特典・サービスを拡充し年会費を改定したと告知しています。申し込みには事前にMarriott Bonvoy会員番号が必要です。
航空会社が発行するカードではありませんが、貯まったMarriott Bonvoyポイントは航空会社のマイレージプログラムに移行できます。Marriottによると提携航空会社は38社で、日系ではANAマイレージクラブとJALマイレージバンクの両方が対象です。
移行のレートは「ほとんどのプログラムで、3対1の比率でポイントをマイルに移行できます」とされ、さらに「ポイントを航空会社のマイレージに移行すると、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルを進呈します」という特典があります(ユナイテッド航空マイレージプラスは60,000ポイントごとに10,000ボーナスマイル)。
American Express®は、このカードについて「ご入会時にゴールドエリート会員資格を自動的に付与。さらに、ご利用金額に応じてプラチナエリート会員資格へのアップグレードが可能に」としています。年会費は高額なので、ホテルの宿泊や航空券の購入がどれだけあるかを踏まえて判断しましょう。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|アメリカン・エキスプレス
まとめ
クレカは複数枚所有すると、特典などのサービスを受けやすくなります。ただし、「1人〇枚まで」という上限を公表しているカード会社はなく、審査の基準も公開されていません。枚数を決める判断材料になるのは、年会費と管理の手間という現実的なコストのほうです。
同じカード会社のカードを複数枚持っても枠が合計されるとは限らない点や、電子マネーによってチャージできるカードが限られる点も、公式サイトで確認しておきましょう。
5枚以上のカードを持っているなら、メインカードとサブカード数枚を残して不要なカードを整理するのもクレカを活用するコツです。特に、年会費有料のカードは、定期的に利用頻度とコストを計算してみましょう。