- Q
国際ブランドはVisaとMastercard®のどちらを選べばよいですか?
- A
1枚目ならどちらでも大きな差はありません。Visa公式によると、VisaNetは「200以上の国や地域で、36億のアカウントと8,000万以上の加盟店」を結んでいます。Mastercard®も加盟店が多く、海外旅行ではどちらか1枚あれば買い物に困る場面は少ないでしょう。
2枚目を作るときは、1枚目と違うブランドにすると使える店舗が広がります。
クレジットカードを作ろうとして、種類の多さに手が止まっていませんか。カードは「国際ブランド」「カード発行会社」「カードのランク」の組み合わせで決まり、この3つを押さえるだけで候補はぐっと絞れます。この記事では、7つの国際ブランドの違い、銀行系・信販系・流通系などの発行会社の特徴、一般からブラックまでのランクを整理し、自分に合う1枚の選び方を公式情報にもとづいて解説します。
- クレジットカードは「国際ブランド」「発行会社」「ランク」の3軸で決まる
- 迷ったら加盟店の多いVisaかMastercard®を選ぶと使える店が広い
- 発行会社は銀行系・信販系・流通系・メーカー系の4種類が基本
- カードのランクは一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの4段階が基本
- 国際ブランドは発行後に切り替えられないため申し込み時に決める
- 発行前に知りたいクレジットカードの種類
- 国際ブランドは主に7種類
- カードのランクは原則4段階
- カード発行会社は大きく分けて4種類
- 世界的に使いやすい国際ブランド2種類
- 1枚目に選びたい「Visa」
- 世界中の加盟店で使える「Mastercard®」
- カード発行会社に申し込んでカードを作る
- 特別な体験を提供する国際ブランド3種類
- 純国産のカードブランド「JCB」
- かっこよさに定評「American Express®」
- グルメサービスに強い「Diners Club」
- プロパーカードや提携カードなどがある
- カードランクを詳しく解説
- 一般カード、スタンダードカード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード、プレミアムカード
- カード発行会社の種類
- 三井住友カードなどの銀行系
- オリコカードなどの信販系
- エポスカードなどの流通系
- ビューカードなどの航空・交通系
- dカードなどのIT・通信系
- ENEOSカードなどの石油系
- 国際ブランド選びで気を付けることは?
- 国際ブランドの変更は基本的に不可
- JCBは海外で使いにくいって本当?
- カード発行会社によって何が異なるの?
- ポイント制度や特典
- 締め日、引き落とし日
- ナンバーレスカードって?
- 番号が書いていないクレジットカード
- 通常は表、裏面に番号が記載されている
- クレジットカードの種類に関するよくある質問(Q&A)
- まとめ|国際ブランド・発行会社・ランクの3軸で1枚に絞る
発行前に知りたいクレジットカードの種類
クレジットカードは「国際ブランド」「カード発行会社」「カードのランク」によって、使い勝手や付帯サービスなどが変わります。カードを選ぶ際は、それぞれの特徴を把握し、どの組み合わせが自分に適しているかを判断する必要があります。
国際ブランドは主に7種類
国際ブランドは、世界中のカード発行会社に「カードの決済機能」を提供している組織です。VisaはVisa加盟店、JCBはJCB加盟店といったように、カードに付与された国際ブランドの加盟店でのみカード決済ができます。
主要な国際ブランドは世界に七つありますが、日本で広く認知されているのは、Discoverと銀聯を除く五つのブランドです。
・Visa
・Mastercard®
・JCB
・American Express®
・Diners Club
・銀聯
・Discover
国際ブランドは世界中に決済ネットワークを敷いており、国内・海外のどこに行ってもスムーズに買い物ができるのがメリットです。海外での決済時は、各国際ブランドが決める基準レートに基づいて決済が行われます。
カードのランクは原則4段階
「ランク」は、そのクレジットカードに付与されている「ステータス(地位)」のことです。上位ランクになるほど年会費が高くなる一方、付帯する保険やサービスも手厚くなります。
・一般
・ゴールド
・プラチナ
・ブラック
ブラックはカードランクにおける最高峰ですが、ブラックを設けていないカード発行会社もあります。「プレミアム」など独自の名称で呼ぶ会社もあるため、内容や年会費、申し込み条件などでカードの価値を判断しましょう。
ランク外には「学生向けカード」というラインナップがあります。18歳以上の大学生や専門学校生などが持てるカードで、一般ランクよりも年会費やポイント還元率が優遇されているのが特徴です。
カード発行会社は大きく分けて4種類
国際ブランドから決済機能のライセンスを取得し、消費者にカードを発行する会社は「カード発行会社」と呼ばれます。
・銀行系:銀行や銀行のグループ会社が発行
・信販系:信販会社が発行
・流通系:百貨店やスーパー、コンビニなどの流通業者が発行
・メーカー系:自動車・石油・電気機器・交通などの各メーカーが発行
カード発行会社の種類はさらに細分化されますが、大きく分類すると四つです。系統ごとに「付帯するサービス」「使いやすさ」「ポイントの貯まり方」などが異なるため、カードを選ぶ際の重要なポイントの一つです。
世界的に使いやすい国際ブランド2種類
大抵のクレジットカードは、カード申し込み時に自分の好きな国際ブランドを選択できます。中でも、多くの人に選ばれているのが「Visa」と「Mastercard®」です。
1枚目に選びたい「Visa」
「Visa」は、国際ブランドの中で最も発行枚数が多く、世界にある加盟店舗数もMastercard®と並んでトップです。
1958年、「バンク・オブ・アメリカ」が中流階級の消費者に「BankAmericard」と呼ばれる消費者向けクレジットカードを発行したのが始まりで、1976年に「Visa」に名称を変更しました。
知名度・シェア率・加盟店数共に世界トップクラスですが、とりわけアメリカ方面に強いカードといわれています。
決済ネットワークには「VisaNet」が採用されています。Visa公式によると、VisaNetは「1日2,300万件の取引を、確実、安全かつスムーズに処理」しており、「200以上の国や地域で、36億のアカウントと8,000万以上の加盟店」を結んでいます。可用性は99.9999%以上とされ、24時間年中無休で処理が行われています。
端末にカードをタッチするだけで決済が完了する「Visaのタッチ決済(非接触決済)」が使える店舗も増えており、決済の利便性が一層向上しています。
世界中の加盟店で使える「Mastercard®」
Mastercard®はVisaと並んで加盟店が多い国際ブランドです。海外旅行では、VisaかMastercard®のどちらかがあれば、買い物には困りません。提携ATMのネットワークも広く、海外で現地通貨を引き出す手段としても使えます。
各カード発行会社でMastercard®のブランドが付いたカードを発行すると、カードランクに応じた「Mastercard®の特典」が付帯する点も見逃せません。
例えば三井住友トラストクラブの「TRUST CLUB ワールドカード」では、公式に「Mastercard®提供の「Taste of Premium®」も利用できる」と案内されています。
カード発行会社に申し込んでカードを作る
VisaとMastercard®は決済機能の提供のみで、カードの発行業務は行っていません。
VisaやMastercard®のカードを発行したい場合は、「カード発行会社」に申し込む必要があります。カードの年会費や付帯サービスについては、各カード発行会社のウェブサイトを確認しましょう。
なお「JCB」「American Express®」「Diners Club」は、国際ブランドでありながら、自社でカード発行業務も行っています。
特別な体験を提供する国際ブランド3種類
国際ブランドの中には、トラベルやエンターテインメント、グルメなどの「特別な体験」を提供する会社もあります。JCBやAmerican Express®、Diners Clubが自社で発行する「プロパーカード」についても理解を深めましょう。
純国産のカードブランド「JCB」
「JCB」は日本発祥の国際ブランドで、カード発行業務から加盟店の開拓まで全て自社で行っているのが特徴です。独自に発行するカードは「JCBオリジナルシリーズ」と呼ばれ、年会費無料の「JCB カード S」「JCBカード W」「JCBカード W plus L」から、「JCBゴールド」「JCBプラチナ」まで用意されています。
JCBカードが使える加盟店は国内外に約7,100万店あります。JCB公式は「JCB加盟店に加えて、American Express®、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)が利用できる店舗であれば支払い可能」としており、JCBが使える店舗は世界中に広がっています。
JCBカードは「海外旅行関連」のサービスが充実しているのが魅力です。主要観光地には会員向けラウンジ「JCBプラザ」「JCBプラザラウンジ」があり、日本語のできるスタッフが旅をサポートしてくれます。
かっこよさに定評「American Express®」
American Express®が独自に発行するカードには古代ローマ軍を統率した百人隊長が描かれており、一目でそれと識別できます。
個人向けのプロパーカードは、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(月会費1,100円(税込))、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(年会費39,600円(税込))、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(年会費165,000円(税込))が中心です。「富裕層向けのカード」というイメージが世界中で定着しています。
American Express®は「旅行」や「エンターテインメント」に関する特典が多いカードとして有名です。ポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」は100円で1ポイント貯まり、提携航空会社13社のマイルやポイントへ移行できます。
グルメサービスに強い「Diners Club」
Diners Clubは1950年にアメリカで誕生した、世界で初めてのクレジットカードブランドです。日本で発行が開始された当時は、医師や弁護士など社会的信用の高い人のみが対象でした。
Diners Club自体が「ステータスの高さ」の証明であるため、Diners Clubが発行するカードには、基本的にゴールドやプラチナなどの細かいランク分けがありません。
基本となる「ダイナースクラブカード」の年会費は本会員29,700円(税込)・家族会員5,500円(税込)です。ワンランク上のサービスを望む人に対しては、年会費165,000円(税込)の「ダイナースクラブ プレミアムカード」が用意されています。
Diners Clubのカードは、名前の通り「食」に強いカードといわれています。「エグゼクティブ ダイニング」は、会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分のコース料金が無料になる優待です(グループ特別プラン対象店では6名以上で2名分が無料)。
プロパーカードや提携カードなどがある
クレジットカードは、「プロパーカード」と「提携カード」に大きく分けられます。プロパーカードとは、カードの国際ブランドやカード発行会社が他社と提携せずに独自発行するカードのことです。
JCBでは「JCBオリジナルシリーズ」がプロパーカードにあたります。カード発行業務を行っていないVisaとMastercard®にはプロパーカードはありません。
提携カードとは、国際ブランドやカード発行会社が「他社」と提携して発行するカードを指します。Diners Clubを例に挙げると、「ダイナースクラブカード」がプロパーカード、「ANAダイナースカード」が提携カードです。
カードの「ステータス性」は、提携カードよりもプロパーカードの方が高いとされています。ただ、提携カードには、割引やポイント優待店といった「提携会社のサービス・特典」が付くため、お得さでは提携カードが上です。
カードランクを詳しく解説
カードのランクは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラック(プレミアム)の4種類が基本です。プラチナ以上になると、カード発行会社からの「インビテーション(招待)」が必要になる場合があります。
一般カード、スタンダードカード
カードランクの中で最もランクが低いのが「一般カード」です。カード発行会社によっては、「スタンダード」や「クラシック」と呼ばれる場合もあります。
一般カードの年会費は「無料」「条件付き無料」「有料」の3パターンです。有料でもそれほど高額にはなりません。例外として、American Express®の「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」は年会費ではなく月会費1,100円(税込)という料金体系です(家族カードは月会費550円(税込))。
上位カードには、自分で申し込めるものと、カード会社からの招待が必要なものがあります。招待の基準は公開されていないため、外部から判断することはできません。
ゴールドカード
「ゴールドカード」は一般カードのワンランク上のカードです。年会費の相場は1500円~3万円前後ですが、条件をクリアすると年会費が無料になったり、割引されたりするケースもあります。
旅行傷害保険やショッピング保険の補償額は一般カードよりも高めです。ほとんどのゴールドカードには「空港ラウンジサービス」が付帯するため、旅行が多い人に有利でしょう。
なお「ラグジュアリーカード」には、独自のカードランクが付与されています。Mastercard® Titanium Card™(年会費55,000円(税込))、Mastercard® Black Card™(年会費110,000円(税込))、Mastercard® Gold Card™(年会費220,000円(税込))の3ランク制で、ゴールドが最上ランクです。公式には「カードの発行は、株式会社アプラス(SBI新生銀行グループ)を通じて行われます」と記載があります。
プラチナカード
プラチナカードは「申込制」と「招待制」の2パターンに大別されます。招待制の場合、カード発行会社のインビテーションがなければ申し込みができません。招待の基準は各社とも公開していないため、届く条件を外部から知ることはできません。
年会費の相場は5~10万円前後で、ゴールドカードのように条件付きで無料になるものはないと考えましょう。
多くのプラチナカードには「コンシェルジュサービス」が付帯します。カード会員の要望に24時間体制で対応してくれるため、世界中を忙しく飛び回るビジネスパーソンにはぴったりです。
ブラックカード、プレミアムカード
ブラックカードやプレミアムカードはクレジットカードの最高峰です。基本的にインビテーションがなければ申し込みはできません。
JCBカードの場合、一般カードからプラチナカードまでは「申込制」ですが、ブラックカードに相当する「JCB・ザ・クラス」は「招待制」です。楽天が発行する「楽天ブラックカード」も、公式サイトに商品ページが用意されておらず、詳細は公開されていません。
ブラックカードは「カードの利用可能枠」が大きく設定され、付帯する特典やサービスも豪華です。そのぶん年会費は数万円から数十万円と高額になります。
カード発行会社の種類
カード発行会社は、銀行系・信販系・流通系・メーカー系の4種類が基本です。メーカー系は発行元によって、さらに「交通系」「航空系」「石油系」などに細分化されます。
三井住友カードなどの銀行系
「銀行系」は、銀行や銀行のグループ会社が発行するカードです。
・三井住友カード
・三菱UFJカード
・みずほマイレージクラブカード
銀行系カードは、ATMや振込の手数料が優遇されるなど「銀行関連のサービス」が多く付帯しているのが特徴です。ポイント還元率は流通系ほど高くない代わりに、口座と一体で管理しやすいのが利点といえます。
なお、住信SBIネット銀行(2026年8月3日付で「株式会社ドコモSMTBネット銀行」に商号変更)の「ミライノカード(Mastercard®・Travelers Gold)」は、2026年8月3日をもって新規受付を終了しています。
銀行系カードには、「クレジットカードのみ(単体型)」と「キャッシュカード付き(一体型)」の2パターンがあります。
オリコカードなどの信販系
「信販会社」とは、割賦販売法に基づき分割払いやリースなどの信用販売を行う会社のことです。代表的な信販会社として、「株式会社ジャックス」や「株式会社オリエントコーポレーション」などが挙げられます。
信販会社は古くからクレジットカードを取り扱ってきたこともあり、サポート体制がしっかりしているのが特徴です。トラブルが生じた際も迅速に対応してくれるため、初めてカードを持つ人にもおすすめできます。
・オリコカード
・ジャックスカード
・ライフカード
・セゾンカード
以上が代表的な信販系カードです。なお、セディナカードを発行していたSMBCファイナンスサービス株式会社は、2024年4月1日に三井住友カード株式会社と合併しており、ホームページも三井住友カードに統合されています。
エポスカードなどの流通系
「流通系」とは、コンビニやスーパー、百貨店など流通業界に属する企業が発行するカードです。
主婦(夫)や学生を含むあらゆる層をターゲットにしており、家計の負担にならない「リーズナブルな年会費」が魅力の一つです。なお、申し込み条件や審査の基準は各社とも公表していないため、公式サイトの申し込み対象欄を必ず確認してください。
流通系の多くは、「割引」や「ポイントアップ」などによって「特定の店舗で買い物をする顧客」を優遇する仕組みになっています。
イオンで買い物をする人は「イオンカード」、マルイをよく使う人は「エポスカード」といったように、よく行くお店と関連性のあるカードを選びましょう。代表的なカードは下記の通りです。
・イオンカード
・エポスカード
・エムアイカード
なお、流通系の代表格だった「セブンカード・プラス」は2026年6月30日で新規入会の申し込み受付を停止しており、「ファミマTカード」も2025年8月31日にファミリーマート店頭でのTカード(Vポイントカード)読み取りが終了しています。カード名で検索して出てくる情報が最新とは限らないため、申し込む前に必ず公式サイトで受付状況を確認しましょう。
ビューカードなどの航空・交通系
航空会社や交通機関と提携のあるカードは「航空系カード」または「交通系カード」と呼ばれます。
・ANAカード
・JALカード
・MileagePlusセゾンカード
・ビューカード スタンダード
航空系カードの多くは、航空会社の「マイレージカード」との一体型で、フライトでもショッピングでも「マイル」が貯まりやすいのがメリットです。
「ANA To Me CARD PASMO JCB」のように、マイレージカード機能と交通ICカード機能が搭載された便利な1枚もあります。
交通系カードの代表格には、JR東日本の子会社が発行する「ビューカード」が挙げられます。Suicaとの一体型カードのため、「買い物も移動も1枚で済ませたい」という人には最適でしょう。中にはSuica定期券が搭載できるカードもあります。
なお「ビュー・スイカ」カードは、2024年11月15日から「ビューカード スタンダード」へ名称が変わりました。旧名称で紹介している情報を見かけたら、現行の「ビューカード スタンダード」に読み替えてください。
dカードなどのIT・通信系
「IT・通信系」は、ネット関連や通信系の会社が発行するクレジットカードのことです。通信系カードの代表としては、NTTドコモの「dカード」や、KDDIの「au PAY カード」が挙げられます。
通信会社がカードを発行するのは、「自社サービスを利用する会員を囲い込むこと」が目的であるため、「通信料金の割引」「ケータイ補償」「通信料金に応じたキャッシュバック」など、自社サービスに関連した特典が多いのが特徴です。
IT系カードは、ネット関連会社が発行するクレジットカードで、主に「ネットショッピング」で真価を発揮します。代表的なカードとして「楽天カード」や「PayPayカード」があります。なお「旧ヤフーカード」は2021年12月に「PayPayカード」へ切り替わっており、現在この名称のカードは申し込めません。
「楽天カード」は流通系や信販系という見方もされますが、楽天市場で優遇されることを考えると、IT系にも分類できます。
ENEOSカードなどの石油系
石油系カードは、ガソリンスタンドで給油の割引サービスやキャッシュバックが受けられるのが特徴です。ガソリン価格が値上がりする昨今、毎日車を運転する人にとっては手放せない1枚になるでしょう。
・ENEOSカード(C・P・S)
・apollostation card
・apollostation starlexカード
・コスモ・ザ・カード・オーパス
代表的なカードは上記の通りです。ENEOSカード Cの場合、毎月のカード利用額に応じて、ガソリン・軽油が最大7円/L引きになります(値引き単価の適用は本人・家族カードの合算で毎月150Lまで)。
なお、旧昭和シェル石油系のカードは「apollostation」へのSSブランド統合に伴い名称・券面が変更されており、出光興産公式は「2024年より、下記の旧昭和シェル石油のカードの新規申込はできませんが、既存会員様につきましては引き続きapollostationなどでもご利用可能です」と案内しています。「シェル スターレックス カード」を探している場合は、現行の「apollostation starlexカード」を確認しましょう。
クレジットカードによっては「ロードサービス」や「レンタカー優待」「メンテナンス割引」などのサービスが付帯します。
国際ブランド選びで気を付けることは?
カード選びでは付帯特典や年会費に目が行きがちですが、より重要なのは、決済に直接関わる「国際ブランドの選定」です。選び方を間違えると、「海外旅行でカードが使えない」という困った事態に陥るかもしれません。
国際ブランドの変更は基本的に不可
カードの国際ブランドは「カードの新規申し込み時」に選択します。ほとんどのカード発行会社では、「カード発行後の国際ブランドの切り替え」は受け付けていません。
「Mastercard®からVisaに切り替えたい」というときは、既存のカードを解約したのち、Visaの国際ブランドでカードを再発行する必要があります。
クレジットカードを2枚持ちする場合は、1枚目と2枚目で異なる国際ブランドを選びましょう。例えば1枚目のクレジットカードがJCBの場合、2枚目のカードをVisaにすることで、カードが利用できる店舗がグンと多くなります。
JCBは海外で使いにくいって本当?
JCBカードが使える加盟店は国内外に約7,100万店ありますが、Visaの8,000万以上(VisaNetが結ぶ加盟店数)と比べると、地域によっては使える店が限られます。
海外ではJCBに対応していない店舗も多いため、日本人旅行者が少ないエリアに行く場合は、JCBのカード1枚では心もとないかもしれません。JCBのほかに、VisaかMastercard®があると安心でしょう。
ただしJCB公式は「JCB加盟店に加えて、American Express®、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)が利用できる店舗であれば支払い可能」としており、提携ブランドの加盟店であれば使える場面もあります。
カード発行会社によって何が異なるの?
「ポイント制度」「付帯特典」「カードの締め日・引き落とし日」はカード発行会社のルールに基づきます。多くのカードを比較することで、系統ごとの特徴やメリット・デメリットが見えてくるでしょう。
ポイント制度や特典
クレジットカード決済をすると、カード発行会社のポイントプログラムに基づいた「ポイント」が付与されます。還元率はカードごとに異なるため、「何円の利用で何ポイント貯まるか」を公式サイトで確認しましょう。
ポイントの付き方は「1ヶ月の合計金額に対して」と「1回ごとの利用金額に対して」の2パターンがあります。「使い道」「有効期限」「付与時期」なども忘れずにチェックしましょう。
カードに付帯する「特典・サービス」は、カード発行会社によって千差万別です。旅行系に強いカードもあれば、ショッピングに有利なカードもあるため、自分のライフスタイルに合うかどうかを見極めましょう。
締め日、引き落とし日
どのカードにも「締め日」と「引き落とし日」があります。締め日とは、クレジットカード利用額が集計される日です。この日までに利用した約1ヶ月分の利用額が「引き落とし日」に利用者の口座から引き落とされます。
例えば、「毎月末締め、翌月27日払い」は、毎月1日から月末までのカード利用額が27日に引き落とされるという意味です。給料日が毎月25日の人は引き落とし日が26日以降のカードを選ぶと、余裕を持って支払いができます。
ナンバーレスカードって?
キャッシュレス化が進む中、第三者にカード番号を盗まれることによる「不正利用」の被害が増えています。「ナンバーレスカード」は、不正利用を未然に防ぐためのセキュリティ対策の一つです。
番号が書いていないクレジットカード
ナンバーレスカードとは、券面にカード番号やセキュリティコードなどが印字されていないカードを指します。現状では、「三井住友カード(NL)」や「セゾンカードインターナショナル」「エポスカード」などがナンバーレスを採用しています。
ナンバーレスカードのメリットは、大切なカード情報を他人に盗み見られる心配がないことです。オンラインショッピングでは、カード番号やセキュリティコードなどの「カード情報」を画面に入力するだけで決済ができてしまいます。
悪意のある他人に情報を盗み取られた場合、カード自体を盗まれていなくても、決済に利用される恐れがあるのです。
上で挙げた3枚のスペックを並べて確認してみましょう。
通常は表、裏面に番号が記載されている
クレジットカードは、表面に「カード番号」「有効期限」「登録者名」、裏面に「セキュリティコード」「署名欄」があるのが通常です。三井住友カードのように、裏面にカード情報が集約されているカードもあります。
ナンバーレスカードは署名欄があるのみで、重要なカード情報は一切記載されていません。カードを紛失しても、ネットで不正利用される可能性は極めて少ないといえるでしょう。
カード情報を確認したいときは、「カード会員ウェブサイト」や「アプリ」を使用します。
クレジットカードの種類に関するよくある質問(Q&A)
カードの種類選びで迷いやすい点をまとめました。
まとめ|国際ブランド・発行会社・ランクの3軸で1枚に絞る
クレジットカードは、国際ブランドやカード発行会社、カードランクの組み合わせによりおびただしい数の種類に分かれます。
特に国際ブランドは、カードの最も重要な「決済機能」に関わるうえ、発行後の切り替えは基本的にできません。いつ・どこで使うかをイメージして選ぶ必要があり、迷ったときは加盟店の多いVisaかMastercard®を選ぶと使える店が広がります。
発行会社は銀行系・信販系・流通系・メーカー系の4種類が基本で、よく使う店やサービスと関連の深い系統を選ぶとポイントが貯まりやすくなります。ランクは一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの4段階が基本です。
なお、カード名は改称や新規受付終了が起きます。この記事で触れたヤフーカード・セディナカード・ミライノカード・シェル スターレックス カードのように、名称が変わったり申し込めなくなったりしているものもあるため、申し込む前に必ず公式サイトで最新の状況を確認しましょう。







